Re.(5) ペットボトル風洞実験

  • 投稿No.947 元投稿No.944 人見徹さんへの返信
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2022-01-29 18:12:42

> 「風」というよりは「圧力差均一化の気体移動」といったところでしょうか。

人見徹さん、風のたよりさんへ

横から失礼。

 機内を吹き抜けた二つ目の風には気付きにくいが、もしも本当に垂直尾翼を吹き飛ばす程の急減圧が起きていたら一つ目の風についても「圧力差均一化の気体移動」によって客室内にも相当な風が吹いていなければならないと考える。(客室内だけが平穏なわけがない)

”Naokiman Show” 動画のご紹介

  • 投稿No.946
  • 投稿者:AOSAN
  • 投稿日:2022-01-29 18:02:11

なんと、ついに、若者から多くの支持を得ている、あのナオキマンさんが、この話を取り上げてくれ、風化防止に乗り出しました!
とても、有難いことと感じました。 すでに1万7000人がイイね!
https://www.youtube.com/watch?v=AMsX9UCWHuU

Re.(5) ペットボトル風洞実験

  • 投稿No.945 元投稿No.944 人見徹さんへの返信
  • 投稿者:風のたより
  • 投稿日:2022-01-29 13:34:03

人見様、そして本掲示板をご覧の皆様へ、
人見様ご返信ありがとうございます。

以下はおっしゃるとうりでございます。
> 「風」というよりは「圧力差均一化の気体移動」といったところでしょうか。
当方はNo.228の投稿で、事故調査報告書にある圧力隔壁の破れに端を発する「膨張による風」の描写に間違いがある。と問題提起いたしました。
また同時に、機体後部が破壊したのちに機内に吹く風が存在することをお話ししました。そのうえで123便の機内には2種類の風が存在したはずだ。と申し上げました。

そこで「事故調調査報告書」にある客室内の2つの風への描写をみてみると、圧力隔壁破壊による急減圧と生存者証言との間に齟齬に苦しんだ表現がされております。
当然、調査報告書を書かれた大先生たちは隔壁に2㎡もの大きさの穴が一瞬に空いた後、生じる2つの風の存在はご存じだったはずです。
しかし、それでは証言と合わない。そのため両方の風をごっちゃにしたあいまいな表現で書くことになってしまいしました。
それが次に続く機内温の矛盾に続きます。1つ目の風による断熱膨張による機内温低下と、それに続く2つ目の風が引き起こす外気循環による機内温度低下です。
当然、2つの風による気温低下についても専門家ならわかっていたはずです。
そこで、機内温度についても証言と齟齬が生じます。しかし「B747エアコンは強力なので直ぐに気温は回復したはずだ」との苦しい言い訳を使いました。
そこで、断念膨張による気温低下の回復はエアコンで行えるとの説明はされました。ですが、2つ目の風の外気循環による気温低下の件は見当りません。
なぜなら、外気循環があると半袖短パンでは耐えられない機内温になるため、無視するしか方法が無かったのだと考えます。
上記の2つの風に関し、事故調査報告書の様々な「推論」には無理があることはハッキリしたと思います。再調査を求める要件の一つに成り得ると考えます。
以上です。

以下は、おまけです。
当初、当方のNo.228の投げかけに対し、事故調査報告書肯定論の始祖のような方から冒頭より猛烈な反発をいただいていたのはご存じのとうりです。肯定論者なら当然の反応だと思います。
なぜなら異なる種類の2つの風の存在は、隔壁破壊説の根底を揺るがす可能性があるからです。
反発されていたAさんは、当初から2つの風の正体を知ったうえで短期にNo.228潰しに出られたと想像します。しかし無理と悟るや、Bさんを置き去りにしてフェードアウトされて静かになりました。
ですが、もう一人のBさんは物理現象が理解できず最近まで2つ目の風に猛反発されておいででした。
しかし、人見様のペットボトル実験レポートによりご自分の間違いに気が付かざる負えなくなったと想像します。それほど、人見さんの実験レポートはインパクトがあったのだと思います。
そうすれば、静かにならざる負えないでしょう。一連のやり取りの後、もし私が反対の立場だったら同じく静かにするか本掲示板を離れると思います。
なぜなら、掲示板で議論をする際、論じる技術的な中身の正誤なんかよりはるかに重要な「読者の信頼」を損ねた可能性があると考えるからです。
以上です。
> ところで、妙に静かになったような......
> 新たな「ステージ」に突入したのでしょうか ?

Re.(4) ペットボトル風洞実験

  • 投稿No.944 元投稿No.943 風のたよりさんへの返信
  • 投稿者:人見徹
  • 投稿日:2022-01-29 04:00:52

風のたより様

解りやすく解説頂き有り難うございます。

「風」というよりは「圧力差均一化の気体移動」といったところでしょうか。

ところで、妙に静かになったような......

新たな「ステージ」に突入したのでしょうか ?

> 人見様へ
> ペットボトルによる更に詳しい実験レポートありがとうございました。
> これにより、本掲示板読者が、隔壁破壊後に客室内に吹いていた風が存在していたことをご理解されたと思います。

> 人見様がレポートにも書かれておられるように風下の開口穴内壁近傍の空気流速は、外気すなわち扇風機の風速とほぼ同じ速度で吸い出されます。
> 一方、開口穴の中央部では吸い込み流れが生じます。再度申し上げますが、これらの空気の動きはペットボトル開口部に発生する負圧によって生じます。
> そして、こうした圧力情報はペットボトル内を音速で伝わる特性があります。
> こうした圧力情報の伝達を123便に当てはめると、垂直尾翼破壊後の1秒以内にコックピットにまで機体後部に生じる負圧が伝わります。
> そして、空気を動かすのは内外気圧差になるので途中に隔壁穴や構造物があっても機内の圧力分布には変化は起きません。
> そのため、123便のように障害物で空気の通過面積が絞られる状況になるほどその場所の流速は高まります。
> ですので、123便の生存者のいた隔壁直前ほど風速は増します。
> 多くの人は、風と言ってしまうと、扇風機の風を想像され、勘違いを起こします。
> こうした風はプロペラにより空気に慣性力が与えられることで生じています。
> ですので、B747のように細長い形状の場合、その先端まで風が行き渡らないとか、障害物があるとエネルギー損失が起きて風速が低下すると考えてしまいます。が、123便の場合逆の事が起きます。
> すみません。長々と駄文を書いてしまいました。
> 以上です。

Re.(3) ペットボトル風洞実験

  • 投稿No.943 元投稿No.942 人見徹さんへの返信
  • 投稿者:風のたより
  • 投稿日:2022-01-28 11:47:13

人見様へ
ペットボトルによる更に詳しい実験レポートありがとうございました。
これにより、本掲示板読者が、隔壁破壊後に客室内に吹いていた風が存在していたことをご理解されたと思います。

人見様がレポートにも書かれておられるように風下の開口穴内壁近傍の空気流速は、外気すなわち扇風機の風速とほぼ同じ速度で吸い出されます。
一方、開口穴の中央部では吸い込み流れが生じます。再度申し上げますが、これらの空気の動きはペットボトル開口部に発生する負圧によって生じます。
そして、こうした圧力情報はペットボトル内を音速で伝わる特性があります。
こうした圧力情報の伝達を123便に当てはめると、垂直尾翼破壊後の1秒以内にコックピットにまで機体後部に生じる負圧が伝わります。
そして、空気を動かすのは内外気圧差になるので途中に隔壁穴や構造物があっても機内の圧力分布には変化は起きません。
そのため、123便のように障害物で空気の通過面積が絞られる状況になるほどその場所の流速は高まります。
ですので、123便の生存者のいた隔壁直前ほど風速は増します。
多くの人は、風と言ってしまうと、扇風機の風を想像され、勘違いを起こします。
こうした風はプロペラにより空気に慣性力が与えられることで生じています。
ですので、B747のように細長い形状の場合、その先端まで風が行き渡らないとか、障害物があるとエネルギー損失が起きて風速が低下すると考えてしまいます。が、123便の場合逆の事が起きます。
すみません。長々と駄文を書いてしまいました。
以上です。

Re.(2) ペットボトル風洞実験

  • 投稿No.942 元投稿No.941 風のたよりさんへの返信
  • 投稿者:人見徹
  • 投稿日:2022-01-28 08:00:13

風のたより様

どうも初めまして。コメント有り難うございます。

> 設定された実験条件などから、人見様ご自身が実験をする前から実験結果を知った上で行われたものと想像します。

昔、配達の仕事で焦るあまり、バンのハッチを開けたまま発進してしまった事があって、すぐに気付いて停車しましたが、あのとき後方から吹き込んで来た風の感触を覚えておりましたので。

> ですので、既にお解りと存じますがペットボトル内の空気の出入りは、ペットボトルの風下にできる負圧が駆動力になって起きます。(ペットボトルの開口穴から空気が吹き付けられる訳ではありません。)
> そのため、実験中のペットボトル内の圧力は、大気圧より低い値を示します。これを123便に当てはめると、隔壁破壊後は上空の0.3気圧よりも低い気圧に曝されたことになります。

実は1昨日の実験で、大きなあやまちというか、大ボケをかましておりました。使用した線香のブランドを見ましたら、晴明堂の「極」(きわみ)という物で「煙の出ないお線香」とありました。(!)

そもそも煙の動きを見ようと思い立って始めたので、アホでした。
やけに煙薄いなー、と思ってたら、。

それで、玉初堂の「香樹林」という銘柄に変更しました。
口をカットした「広口ビン」(高さ170m)を例の方法で扇風機にかざしましたが、ボトル内部の風の動きが丸見えでした。これは凄かったです。

口近くの煙は、奥(底側)へと流れる傾向があり、つまり奥が煙の溜まり場となり、それと逆に、壁添いに口から出る流れがあり、双方乱れつつ、一定の規則性がありました。

やはり口近くで風が強く、煙は晴れ、線香の減りが早く、奥に行くほど風弱く、煙の色は濃く、線香の減りは遅い。

もちろん最後には全ての煙が排出されます。

> 追加実験をお考えでB747胴体の縦横比で実験をされる場合の注意点を以下に書いておきます。
> ペットボトル内の空気の入れ替わり時間(すなわち線香が燃え尽きるまでの時間に相当する)は、その「体積」と開口穴の「周長」に影響されます。
> 当然、体積が大きいと時間が掛かり、開口穴の周長が長いと時間は短くなります。穴の面積ではなく周長に比例します。(穴の形状が真円どうしなら面積に比例するとも言えますが。)
> そのため、ペットボトルの体積が同じなら、それの形状すなわち縦横比によって空気の入れ替わり時間に変化は生じません。

有り難うございます。
B747模型の方は、時間的体力的に余裕が無いのですが、「同じ周長」の実験は試させていただきました。

「広口ビン」の口(直径およそ43mm)と同径の「針金の輪」を作り、それを変形(不規則な花弁というかアメーバ状、内側の面積は元のボトルの口、直径22mmに近い)させ、それをボール紙にトレース。
ボール紙の穴の部分を切り抜き、「広口ビン」の口に装着する。

「広口ビン」より「口面積」は小さいが、「口の周長」は同じビンが出来る。(仮に「花弁口ビン」と名付ける)

扇風機にかざすと、口の内側にたまる煙は、広口ビンよりやや濃いが、口から出入する風速は「ビュッ」と速くなった感じ。

ビン内の風の動きと、線香の減り時間はほぼ同じ位でした。
という事は「風の速度」も。

こんなところです。

Re. ペットボトル風洞実験

  • 投稿No.941 元投稿No.934 人見徹さんへの返信
  • 投稿者:風のたより
  • 投稿日:2022-01-28 01:12:52

人見 徹様へ
風のたよりと申します。
この度は、非常に解り易い実験レポートを書いていただきありがとうございました。
設定された実験条件などから、人見様ご自身が実験をする前から実験結果を知った上で行われたものと想像します。
ですので、既にお解りと存じますがペットボトル内の空気の出入りは、ペットボトルの風下にできる負圧が駆動力になって起きます。(ペットボトルの開口穴から空気が吹き付けられる訳ではありません。)
そのため、実験中のペットボトル内の圧力は、大気圧より低い値を示します。これを123便に当てはめると、隔壁破壊後は上空の0.3気圧よりも低い気圧に曝されたことになります。

追加実験をお考えでB747胴体の縦横比で実験をされる場合の注意点を以下に書いておきます。
ペットボトル内の空気の入れ替わり時間(すなわち線香が燃え尽きるまでの時間に相当する)は、その「体積」と開口穴の「周長」に影響されます。
当然、体積が大きいと時間が掛かり、開口穴の周長が長いと時間は短くなります。穴の面積ではなく周長に比例します。(穴の形状が真円どうしなら面積に比例するとも言えますが。)
そのため、ペットボトルの体積が同じなら、それの形状すなわち縦横比によって空気の入れ替わり時間に変化は生じません。

以上になります。ありがとうございました。

Re.(31) 断熱膨張に伴う温度低下の関連性

  • 投稿No.940 元投稿No.936 Aさんへの返信
  • 投稿者:風のたより
  • 投稿日:2022-01-28 00:45:29

Aさんへ
返信ありがとうございます。
いろんなご意見があるのは承知していますが、どうしても隔壁損壊時の事象で理解できない点がいくつかあります。
お時間がありましたら、以下に関しご意見をいただけるとありがたいと思います。

まず、ご返事いただいたように鎌倉で見つかった台形の部品についてですが、与圧側に存在しており、かつ機体本体を形成するアルミ合金とリベット留めされていることから機体に恒久的に取り付けられた部品だと思います。
そのため「天井の内装樹脂パネルや吊られた荷物入れ」なんかと「機体本体の同枠」の間のスペーサーであったと推察します。
圧力隔壁の穴によって生じた負圧で約60×70cmの大きさものがリベット留めされた機体構造物を引きちぎって放出されたということですね。
鎌倉で見つかった本部品は天井にあったとすると隔壁に空いたリベット列亀裂のL18線から最低でも2mくらいの距離があると思います。
一方、隔壁の直前にある内装パネルは、断熱材を挟んで0.2mと先の2mよりはるかに近い位置に存在すると思います。
しかも、内装パネルは樹脂製で一枚が200×100cmくらい面積を持ちそれらの嵌め合わせ・組み合わせ構造です。
鎌倉で見つかった部品に比べ内装パネルは極めて大面積(負圧により、より大きな力を受ける)であり、かつ脆弱な固定方法になっていると思います。
よって、鎌倉で見つかった部品の脱落なんかよりも内装パネルにもっと激しい損壊があってもよさそうに思えます。
生存者の証言で「あたりを見回して天井パネルがなくなっていた」とありますが、機内の側壁パネルへの言及がありません。
以上についてAさんはどのように考えられますか?ご意見があればお教えください。

つぎに与圧側のあった断熱材が「水平尾翼にたくさん詰まっていた」という話です。これに関し2つ疑問があります。
一つは、断熱材が水平尾翼に入り込んでいたが「極少量」であったという話と「たくさん詰まっていた」と2つの話が出ます。どちらが正しいのでしょうか?
疑問のもう一つですが、隔壁の穴から噴出した気流に乗って断熱材が水平尾翼内に「たくさん」入り込むメカニズムを考えると以下の条件が必要になります。
(1)水平尾翼の先端が大気解放する穴が空いていること。または、(2)水平尾翼内が真空であること。のどちらかが必要です。
さらに垂直尾翼やAPU防火壁以降が脱落した以降に水平尾翼内は機体速度による吸出し負圧を水平尾翼の根元側から受けます。そうなると水平尾翼内に断熱材が留まるのは困難と考えます。
Aさんは如何お考えでしょうか?もしよろしければお考えをお聞かせください。
以上になります。

> お答えします。
> 1.新聞を見る限り、客室側(与圧室側)です。
> それが後部圧力隔壁を通って外に出ました。断熱材が水平尾翼にたくさん詰まっていたことと同じ現象です。
> 2.飛行機の天井というのは「内装で使われている物」に区分されます。
> そこの与圧室側に穴が空いたと生存者が証言しています。
> これは決して「飛行機の外壁に穴が空いた」わけではありません。
> もし空いていたら、そこから後部座席の人や物が吸い出されるでしょう。
> 飛行機に乗った時、平らな天井がありますよね。天井が無かったら、飛行機の丸い外板が見えてしまうことになります。

ワタナベケンタロウYoutube【日航機墜落事故52】

  • 投稿No.939
  • 投稿者:AOSAN
  • 投稿日:2022-01-27 18:40:39

”あの出来事が確信に”がUPされています。
”自衛隊員射殺テロップの件”、当時、私も見たように記憶していますが。

https://www.youtube.com/watch?v=joSky2lJHKA

Re.(2) ペットボトル風洞実験

  • 投稿No.938 元投稿No.937 佐伯さんへの返信
  • 投稿者:人見徹
  • 投稿日:2022-01-27 17:51:54

佐伯様

乱暴な実験にご丁寧に対応頂き恐縮です。

実験は本当に思い付きで無計画なもので、ありあわせのもので1時間くらいで実行しました。

最初に線香の火が消えたことも全く想定外でした。思いがけず、酸欠事故の恐ろしさを教えられたようで、「なにごともやってみなければわからない」と反省しました。

冬場の台所で扇風機をつけて、はたから見たら「やばいジジイ」でしたでしょう。

どなたにでも真似出来ますが、くれぐれも火災にはお気をつけ下さい。

747のキットも検討しましたが、かえって条件がシビアになりそうで、実行出来る余裕がありません。

これをご覧の若くてエネルギーあるどなたかがやっていただければ、と思います。

分野が違うのですが、国土交通相さんといえば、

https://youtu.be/0WtO5CzbFWQ

こういう実験が私は好きです。

オモチャじみた実験ですが決して「子供だまし」ではないと思うのです。

またよろしくおねがいします