Re.(17) 天井裏の風?
- 投稿No.291 元投稿No.290 あの時助けていただいたカレーですさんへの返信
- 投稿者:西
- 投稿日:2021-12-15 20:20:08
カレーさん
大変詳しくありがとうございます。氷解しました。
> ただし、くどいようですが「垂直尾翼等が壊れないほど小さい穴が開いたという想定」をする必要は無いはずです。
> もし壊れないという想定であれば、客室空気の移動が後部区画へ流れた段階で大体止まるから、客室の減圧の程度も緩やかだったという事になりますが、それでは尾翼が壊れません。
私が求めていたのはまさにこの点です。垂直尾翼が壊れないなら減圧はそこで止まり、それ以上の大きな減圧に移行しないということですね。
解説書の絵をみて後ろ側の小部屋がとても狭いものですから、隔壁の先がどこも壊れていないならどこから空気が出て減圧が進むのだろうと疑問に思っていたわけです。
ありがとうございました。感謝申し上げます。
Re.(16) 天井裏の風?
- 投稿No.290 元投稿No.286 西さんへの返信
- 投稿者:あの時助けていただいたカレーです
- 投稿日:2021-12-15 18:28:30
>これほどまでにみなさんのおっしゃることが違うということは急減圧という現象の実態が定まっていないからでしょうか?
言葉で表現するにあたって違いが出ているだけで、基本的には同じ事を言っていると思いますが、私の場合、言うまでもないと思い端折っていた部分はありました。
例えば、垂直尾翼内を含む後部区画に空気が充填される僅かな時間については、最初の説明では省略していました。
我々の日常的感覚で「タメ」が感じられるほどの時間ではないから、空気の流出経路だけ示しておけばいいだろうと考えたのです。
>とすると、「急減圧」とはどれを指した現象なのですか?
段階を分けてお聞きになっているのは分かりますが、この事故の場合、分けて考える事にあまり意味は無いと思います。
「尾翼等が壊れない想定」をする必要がないからです。
その前にまず、「急減圧も程度問題だ」という事を改めて確認しておいた方がよいかもしれませんね。
専門用語においては、急減圧の様態を3つに分類する定義があるそうです。
爆発型減圧 ・ 突然型減圧 ・ 段階型減圧。
3つとも急減圧の中の区分けです。
この、どれもが急減圧です。
123便は、その3つの中でいえば、突然型減圧に分類されるといえます(機内の減圧が一段落するまで数秒かかっているので)。
一方で、急減圧と、そうでない減圧の明確なボーダーは不明確です。
しかしたとえばパイロットが与圧のスイッチを操作して、8.9psiから6.9psiに切り替えた場合など「急減圧でない減圧」と言えるかもしれませんね。
あるいはドアシールから空気が漏れる音がしてていて、近づけた紙等が吸い寄せられたとしても、気圧計が下がっていく程でなければ、「急減圧」とは言わないでしょう。
ただし、急減圧の中では一番弱い「段階型減圧」でも、定義のうえでは急減圧に含まれるのですから、我々の感覚では思ったより緩やかな減圧であっても、専門用語的にはそれを急減圧と呼ぶのが正しいようです。
たまに「123便は、急減圧ではなく、緩やかな減圧だったのではないか」と言っている人が居ますが、専門用語的にはその喋り方じたいが間違っています。(その人が何を言いたいか、ニュアンスは分りますが)
もしその人が専門家なのであれば「突然型減圧ではなく、段階型減圧だったのではないか」などと言うべきでしょう。
当該事故の場合、減圧の激しさを決定しているのは、結局「隔壁に開いた穴の大きさ」です。
ただし、くどいようですが「垂直尾翼等が壊れないほど小さい穴が開いたという想定」をする必要は無いはずです。
もし壊れないという想定であれば、客室空気の移動が後部区画へ流れた段階で大体止まるから、客室の減圧の程度も緩やかだったという事になりますが、それでは尾翼が壊れません。
その想定では、奥多摩で撮られた「垂直尾翼が欠けた写真」と辻褄が合いません。
なので、ありえないケースとして、除外していいはずです。
尾翼が壊れたということは、自動的に「隔壁の穴はそれ相応の大きさだった」という事になります。
穴がその大きさだからこそ、尾翼等は壊れ、空気は機外にまで流出した。
そうして空気が抜けていった訳なので、客室の減圧の具合も、穴の大きさで決まっていたという事です。
しかし、ここで注意していただきたいのは、「客室は機外と全く同じ環境になった」とか「猛烈な風が吹いた」という事を意味しないという事です。
「尾翼等が壊れるに値する隔壁の穴の大きさ」というのは下限の話です。
想定される穴の大きさには、上限もあります。
生存者の記憶や言葉には揺らぎもあるでしょうが、証言とほぼ一致する環境が再現される必要があります。
すなわち、無制限に穴を大きくしていい訳ではありません。
後部圧力隔壁が全部けしとんだとか、飛行機のボディが一瞬で消滅したかのような極端な環境条件を言ったら、さすがに生存者の証言と乖離が激しすぎます。
ちなみに、車の窓を開けて走ったところを想像しろとかは、まったく誤解の元です。
それで入ってくる風はラム圧によるものであって、減圧によるものとは全く意味が違います。
Re. 初めての投稿ありがとうございます。
- 投稿No.289 元投稿No.284 管理人さんへの返信
- 投稿者:あの時助けていただいたカレーです
- 投稿日:2021-12-15 17:50:03
挨拶が後になりました。不躾で申し訳ありません。
通りすがりに1回だけ書き込んで、すぐに退散するつもりだったのですが、
それにしても挨拶をすべきでした。失礼をお詫びします。
ハンドルネームも1回かぎりのつもりで適当につけました。
後悔しています。
Re.(5) 落合証言
- 投稿No.288 元投稿No.285 せきたにさんへの返信
- 投稿者:無名
- 投稿日:2021-12-15 13:58:43
せきたにさま
>> 富士山の東側を通過してから大月上空に向かったのなら、公開された航跡図は捏造されたものだったということになるじゃないか。
しかも落合証言からその可能性が高いことが読み取れる。
せきたにさま、その他の方が落合証言に焦点を当て、富士山右側通過説を主張されていますよね。
落合証言を確認すると、25分のマスクドロップから酸素が出なくなり、マスクを外してライフベスト着用から安全姿勢の際に窓を見ると富士山視認の流れ。
酸素マスクは通常15分程度で薬剤が切れてしまうらしい。(落合証言では18分)25分のマスクドロップから使い切り15分で時刻は「18:40」
(実際はライフベスト着用の手伝い等でプラス数分は考慮するべき)
そうすると、富士山通過時刻に大きな齟齬が出ませんか?
駿河湾から素直に北上すると富士山手間の静岡上空で数分の飛行が必要になる。それこそ、富士山の手前で大月旋回以上の時間潰しの辻褄合わせ飛行が必要になりますよ。
更に言えば、右側通過はショートカットになり、富士山通過時刻はもっと早まり、辻褄合わせ飛行の時間も長くなる。
事故調通りの経路であれば、大月旋回中に富士山視認の時間に合致すると思いますが、落合証言を元に右側通過を検証すると、通過時刻に相当な無理がありませんか?
Re.(5) 落合証言
- 投稿No.287 元投稿No.285 せきたにさんへの返信
- 投稿者:浦河
- 投稿日:2021-12-15 12:59:33
> しかも落合証言からその可能性が高いことが読み取れる。
落合さんの話の順番で言えば
1.富士山を見た
2.直後に安全姿勢
3.すぐに急降下から接地
とありこの間がごく短いことがわかります。
ということで落合さんが富士山を見たのは墜落現場手前付近であって、富士山東側通過を証明できるものではありませんね。
Re.(15) 天井裏の風?
- 投稿No.286 元投稿No.278 あの時助けていただいたカレーですさんへの返信
- 投稿者:西
- 投稿日:2021-12-15 11:59:42
カレーさんありがとうございます。
> > 急減圧が起こったのは、必ず、垂直尾翼破壊の前なのですか?
> 隔壁に穴が開いて後部区画に流出したところで、客室内の減圧は起こり始めているはずです。
> 垂直尾翼等が壊れて開口部ができると、そこからさらに機外へ流出します。
幾度もすみません。
これほどまでにみなさんのおっしゃることが違うということは急減圧という現象の実態が定まっていないからでしょうか?
隔壁に穴が開いてから垂直尾翼が壊れるまでの減圧:減圧(1)
垂直尾翼等が壊れて開口部ができた後のさらなる減圧:減圧(2)
とすると、「急減圧」とはどれを指した現象なのですか?
減圧(1)ですか?
それとも減圧(2)ですか?
はたまた減圧(1)+減圧(2)のことですか?
あるいはいずれでもないということですか?
私は理科系が不得意なのでもっぱら論理の力だけに頼っています。
減圧(1)が急減圧なら、どうして減圧(1)で客室内に突風が起こるのか? 分かりません。
減圧(2)が急減圧なら、どうして減圧(2)で垂直尾翼が壊れるのか? 分かりません。
減圧(1)+減圧(2)が急減圧なら、急減圧で垂直尾翼が壊れたとするのは著しく不明瞭です。
どれでもないなら、急減圧はまったく意味不明の未知の現象です。
条件文
>A 圧力隔壁が破れて急減圧が起きたことによって客室内に空気の流れが生じた。
がまさしく真であるのか確かめたいだけなのです。だから、しつこいようで大変すみませんが、ずっとお聞きしています。
急減圧が起こったのは、垂直尾翼が前なのですか? 後なのですか?
急減圧とは、(1)、(2)のどれですか?
Re.(4) 落合証言
- 投稿No.285 元投稿No.279 無名さんへの返信
- 投稿者:せきたに
- 投稿日:2021-12-15 06:55:07
> 反事故調査派の皆さんは飛行経路に拘っていますが、何か理由があるのでしょうか?
無名さんへ
富士山の東側を通過してから大月上空に向かったのなら、事故調発表の航跡図は捏造されたものだったということになるじゃないか。
しかもその可能性が高いと考える。
初めての投稿ありがとうございます。
- 投稿No.284 元投稿No.278 あの時助けていただいたカレーですさんへの返信
- 投稿者:管理人[ 管理者 ]
- 投稿日:2021-12-15 06:28:42
> > 急減圧が起こったのは、必ず、垂直尾翼破壊の前なのですか?
> 隔壁に穴が開いて後部区画に流出したところで、客室内の減圧は起こり始めているはずです。
> 垂直尾翼等が壊れて開口部ができると、そこからさらに機外へ流出します。
> もし後部区画がどこも壊れなければ、そこに空気がとどまるという事なので
> 客室の減圧の程度は実際より相当緩やかになるはずです。(気密が甘いところから漏れる分は流出がある)
> ですが、それは圧力隔壁の開口部が小さい事を意味します。
> すると「垂直尾翼等が壊れる」という事象まで無くなってしまいます。
> 「圧力隔壁は壊れていない」と主張する人は過去に居ましたが、
> 「尾翼は壊れていない」と主張する人は殆ど居ません。
> 尾翼が欠けてる写真もあるので「尾翼等が破損しないケース」は想定しなくていいでしょう。
> 後部区画に空気が充填されてから損壊に至るまでの時間は、空気の流量(穴の大きさ)に依ります。
> 長くても半秒ほどと書かれていたと思います。
> ただ、減圧がそれなりに激しかったとしても、客室気圧が10000ftを上回って
> 警報装置がそれを検知するまでに1、2秒はかかるはずです。
あの時助けていただいたカレーです さんへ
管理人です。
少し遅れてしまいましたが、初めての投稿ありがとうございます。
「あの時助けていただいたカレーです」というのはユニークなハンドルネームですね。
今回は技術的で興味深いお話であったと思います。
次の投稿をお待ちしております。
Re.(10) 天井裏の風?
- 投稿No.283 元投稿No.282 無名さんへの返信
- 投稿者:風のたより
- 投稿日:2021-12-14 23:53:36
名無しさん。おっと、無名さん。
確認内容に対する返事が無いが、後から「蒸し返し無し」でいいんだね。
Re.(9) 天井裏の風?
- 投稿No.282 元投稿No.280 風のたよりさんへの返信
- 投稿者:無名
- 投稿日:2021-12-14 23:28:07
風のたよりさま
>>> 最初に確認しておく。たくさん集まるのは結構だが妨害とおぼしき書き込みで邪魔したらこのやり取りは即刻中止だ。
承知しました。
因みに、浦賀さまは私ではありません。中身のない煽りは意味がありませんからね。
※妨害目的でコメント入れる人がいないとは限りませんから、即刻中止ではなく何回か警告の上、打ち切り希望です。
そもそも気分害して、打ち切るという条件自体が謎ですけどね。そんなもの無視して議論すればいいだけですが....。
ルールは風のたよりで決めてください。なるべく緩くお願いします笑
また議論中、多少強めの反論は許してくださいね♪
それでは、風のたよりさま
事故調査派を唸らせる考察楽しみにしています♪