Re.(33) エルロン動いたヘの道

  • 投稿No.3187 元投稿No.3181 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:風のたより
  • 投稿日:2024-04-27 19:09:56

文系ちゃん様
風のたよりです。
ご丁寧な訂正文ありがとうございます。
たまたま、掲示板を覗いて当方への呼びかけがあり驚いておりました。
今、話題にされているDFDR操舵記録は(1)舵輪の動きなのか?(2)可動翼の動きなのか?(3)中央の人口反力装置での動きなのか?というのを以前各所で問いました。が、何方からも確からしい答えは得られませんでした。当方としては(3)だと考えます。
また、インシデント時の舵輪、ペダル類の押込みはrainboさんチャンネルでも語られています。なるほどと思わせる仮説です。見返して見て下さい。

Re.(35) エルロン動いたヘの道

  • 投稿No.3184 元投稿No.3183 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:鷹富士
  • 投稿日:2024-04-26 21:36:09

文系さんへ

衝撃を受けて咄嗟に操縦かんを押したら、その時油圧が残っていたら、機首が下がりその時点で急降下します。そんな馬鹿げた反応はあり得ません。
事故調は、DFDRに記録されている昇降舵角をCCPと誤解しています。

あなたのイメピク図の中の、米田著が紹介した図はアメリカ側が考えた破壊プロセスで、これに事故調は影響を受けています。
No.2607の後半で紹介した詳細なスケッチは、実物を忠実に描いています。

尾翼残骸の写真を見直すと、上端ではなく下端のようです。

DFDRに関して、FAA(連邦航空局)のレポートから抜粋して、下記の図に紹介します。

https://imepic.jp/20240426/487990

HSTBとヒンジについて、改めて下記の図に示します。

https://imepic.jp/20240426/488930

NASAのレポートからも確認できます。

https://imepic.jp/20240428/323360

Re.(34) エルロン動いたヘの道

  • 投稿No.3183 元投稿No.3182 鷹富士さんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2024-04-24 17:59:32

鷹富士さまへ

当方としましては、CCPは操縦桿の角度そのものであると捉えております。
来週半ばまでには と考えておりますが、追加で資料を貼らせて頂くべく準備を進めております。
詰め込み過ぎで見にくいものですが、とり急ぎこの書き込みをさせて頂きます。

<CCP>
https://imepic.jp/20240424/643940

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> 一般的には操縦かんの動きがCCPに記録されると理解されていますが、123便のDFDRでは昇降舵角がCCPに記録されています。
> 37秒から38秒にCCPが急落していますが、何が起きたのかわからないのに、操縦かんを押すことはあり得ません。

> HSTBセンサーの反応、および、HSTBとCCPの動きは、No.3177につけた図をベースに考えられます。HSTBは跳ね上がったままです。24分35.6秒に垂直尾翼が脱落してそれにつながる油圧管が破断し、36秒台には昇降舵のPCUの油圧が消失し、以降、CCPはPCHと同期して(逆位相で)動き、昇降舵は機体重量を支えていません。

> ギア下げ後は、下降モードであり、水平飛行ではありません。

> 視力は、認識できる視野角を分で表した時の逆数で、視野角1分を識別できるのが視力1.0です。
> 飛翔体の見かけの長さを5m、視力1.5として計算すると、距離は約25kmになります。

> 垂直尾翼の付け根に生じた衝撃の根拠は、No.2607の後半も参考にしてください。

> 回収された垂直尾翼残骸の写真は上端からと思いますが、この部分の詳細なスケッチが「米田憲司著」に載っています。

Re.(33) エルロン動いたヘの道

  • 投稿No.3182 元投稿No.3181 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:鷹富士
  • 投稿日:2024-04-23 21:35:24

文系さんへ

一般的には操縦かんの動きがCCPに記録されると理解されていますが、123便のDFDRでは昇降舵角がCCPに記録されています。
37秒から38秒にCCPが急落していますが、何が起きたのかわからないのに、操縦かんを押すことはあり得ません。

HSTBセンサーの反応、および、HSTBとCCPの動きは、No.3177につけた図をベースに考えられます。HSTBは跳ね上がったままです。24分35.6秒に垂直尾翼が脱落してそれにつながる油圧管が破断し、36秒台には昇降舵のPCUの油圧が消失し、以降、CCPはPCHと同期して(逆位相で)動き、昇降舵は機体重量を支えていません。

ギア下げ後は、下降モードであり、水平飛行ではありません。

視力は、認識できる視野角を分で表した時の逆数で、視野角1分を識別できるのが視力1.0です。
飛翔体の見かけの長さを5m、視力1.5として計算すると、距離は約25kmになります。

垂直尾翼の付け根に生じた衝撃の根拠は、No.2607の後半も参考にしてください。

回収された垂直尾翼残骸の写真は上端からと思いますが、この部分の詳細なスケッチが「米田憲司著」に載っています。

Re.(32) エルロン動いたヘの道

  • 投稿No.3181 元投稿No.3180 鷹富士さんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2024-04-21 17:26:09

風のたよりさまへ
もうこちらをご覧になることもないのかもしれませんが、書かせて頂きます。
かつて、操縦桿ポジションに対するチャートの読みが、プラスとマイナスで逆ではないか と指摘させて頂きましたが、こちらの見解の方が間違っていたようです。
訂正しまして、謹んでお詫び申し上げます。
どうやら離陸時は、風を考慮してか、浮き上がりのためのテクニックか 相当に操縦桿が押し込みポジションとなっていたようです。そういった操作は行うことがあるという認識はありましたが、ここまでというイメージができておらず、CCPチャートのみをみて誤解をしておりました。
この度PCHおよびALTのチャートと合わせることで、このことに気づきました。

鷹富士さまへ
センサにつきましては、もう少し調べたい と考えております。ただ、瞬時に大きく数値が飛び、その状態が継続しており、本当にその数値なりのスタビライザ角であった場合、飛行継続は困難だったのではないかと考えます。
操縦桿等のポジションと角度について確認しました。
<CCP入力/出力>
https://imepic.jp/20240421/602270

スタビライザ後端が上がり、CCPチャートは基本押し込み傾向の数値はマイナス領域中心となったことが推測されます。
このことは、機首下げへ働く というものではなく、スタビライザ後端が上がることでの機首上げ傾向に対し、エレベータがスタビライザとの相対角で下を向くことで、力を打ち消し、双方の作用の合算で水平飛行へのバランスが取れていたものと考えます。

角度的にスタビライザ後端が上がるには、その原因を上からの力であるとすれば、上から押されることでヒンジ側が動いたのではなく、ジャッキ側が位置を下げる方が起こりやすそうに思いますがどうでしょう?

これまでの考察から、スタビライザに対するエレベータの角度は一定ではなく飛行による姿勢変化などで角度を変えるものと判断はしましたが、スタビライザにおいても変位があったとすれば、今後操縦桿の操作に対する機体への影響を考える際には、CCPを見てそれを判断したのではダメということに気づきました。
今後はスタビライザ角とエレベータポジションとの双方を考慮し、水平尾翼全体での実効的作用でもって機体の動きを考えないといけないように思いました。

タイトルにも絡む話ですと、エレベータ側が動こうとする力と、操縦桿の操作によりエレベータを動かそうとする力の合算もしくは差し引きがエレベータの角度を決め、その際に必要となる力を考える際には、PCHやAOAも影響することも考慮する必要がありそうである と。
(動きたい方向と動かしたい方向が合致→動きやすい?)
さらにこのことに関して複雑な話があり、配管内の作動油の存在も、エレベータ角がどうなるかに関係するであろうとも考えております。

>ギア下げは、ブレーキにはなるけれど、CCPには影響しません。
特にノーズギアの抵抗は、機首下げに働き、操縦桿をいくらか引かないと、水平飛行はできないように思うのですがどうでしょう?

標的機 当時の運用は2種類だけであったとすれば、重量1トンに合致するのは、ファイアービーの方となるでしょう。ただ、これは747との全長比で1/10ほど 面積比で仮に1/100 くらいともなれば、早々に発見するというのは困難なようにも思います。
30秒~1分前くらいの発見であったのではないかと想像はします。

事故調では言うまでもなく隔壁破損からの垂直尾翼脱落との見解なのでしょうが。垂直尾翼の付け根 B2412の箇所で強靭な骨組みが折れていたということであれば、何かが衝突することでその力が及んで折れたと考えるのは自然であると思います。

<衝突状況2>
https://imepic.jp/20240421/602280

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> 変位を検出するセンサーは簡単な構造なので、尾翼からの衝撃で損傷を生ずることも、取り付け位置がずれることも、想像できません。

> 事故調報告書別冊P117から118にある付図ー3と4は、「下向き」を、図で「正」の方向に描いていて、惑わされました。

> 操縦かんを押す、昇降舵が下がる、CCPが下がる、尾翼の揚力が増す、機首が下がる。
> これが正常な関係です。

> ギア下げは、ブレーキにはなるけれど、CCPには影響しません。

> 重量を1トンと仮定して計算すると、AOAやVRTGやLNGGがDFDRのデータに近いという意味です。DFDRのデータから逆算することは可能だが、それだと因果関係が分かりにくい。
> 飛翔体の正体については、No.2605をご覧ください。
> 機長の視力が1.2あれば、飛翔体を20km先から見えたと推定されます。動く物体だから30km前から気づいたかもしれません。