Re.(12) DFDR解析による航跡

  • 投稿No.2323 元投稿No.2320 さんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2022-11-02 02:18:17

鷹富士さまへ

>A,「日原に落下物はない」は私の誤解でした。撤回します。

承知いたしました。

>B,出所不明の初期の報道は信頼できません。私は考慮に値しないと思います。

最初期の航跡の新聞報道となりますと出所は羽田か所沢からで運輸省の会見が情報源かと思われますが、それが出所不明と判断されるのなら一体何であれば信頼に足るものなのか想像できませんね。

>C,音速と飛行速度から計算すると、近距離過ぎると河津町の目撃情報と合いません。あなたが別の計算をされるならご自由です。

異常発生時の飛行速度を210m/sで検討しましたが、6km離れれば通過前の視認が可能と考えましたが、高度の状況により更に近距離でも成立しますので、可能性として排除はしません。

>D,河津町の住人というのは、あなたの推測で、記事自体にそのように書かれていたのではない、と了解しました。
結局、角田著に紹介されている3人の目撃情報を超えるものではない、ということです。

新聞の記事自体が河津の住人であの時の音を録音していた人がいて~ というものですので、目撃証言として信頼性があるものの一つとして加えて差支えないように思われます。

>E,「別冊」ページ129の「付図-12」に示す経路、「別冊」ページ206の「「付図-6-2」に示すレーダ経路および影像分析による経路、これら三つの経路の違いに、あなたが違和感を感じないなら、それで結構です。「付図-12」には経度・緯度が、「付図-6-2」には経度・緯度および国土地理院地形図として道路や山も描かれていますから、相互に厳密な対照は可能です。
結局、TASを知らず、従って、HDGとTASから旋回半径と飛行経路を計算できることを知らなかったあなたが、旋回や経路について論ずること自体が無茶です。

風速の設定や目撃証言等による補正の具合で結果に違いが出るDFDRからの航跡推定のごく細かい部分にこだわっても仕方がない と判断しております。更に申しますと風速設定は止む無いものとしても目撃証言による補正はチート的なもので、純粋な出発地点からの計算のみで墜落地点が一致するようであればそれはお見事と申しあげます。

>結局、TASを知らず と言われてしまっておりますが、当方としては報告書(特DFDRチャート部)にTASの項目もあることに気づいておらず、CASしか載っていないものと思い込んでいたということでお尋ねさせて頂きました。航跡の出し方については、シミュレータに各種データを入力し、幾つかパラメータを設定することで行っているものと捉えておりましたので、表計算ソフトで簡単に計算できるような単純なものだとの考えには至ることはありませんでした。
墜落地点一致でお見事というようなことを書きはしましたが、事故調としてはシミュレータに掛けて墜落地点に至らないようなデータを出すようではお粗末に過ぎるというもので、流石にそれはあり得ないでしょう。
ただ、大月旋回部では本来逆三角形の航跡となるデータとしたかったところ、技量及ばず楕円の航跡になってしまったのではなかろうかと想像しております。

> > 日原に落下物はない に関するコメントを頂けますでしょうか?

> A,「日原に落下物はない」は私の誤解でした。撤回します。

> >>ものとなるはずだったでしょうから、最初期であればあるほど正しいとは申しませんが、重視するに値するものと捉えております。

> B,出所不明の初期の報道は信頼できません。私は考慮に値しないと思います。何らかの理由で取り上げるなら、その信頼性を吟味することが前提です。

> > 異常発生後に高度を下げていたのであれば、その分水平距離はより近くなっても通り過ぎる前に見ることはできそうに思いますので、一応は近距離での異常発生も可能性としては残しておこうと思っております。

> C,音速と飛行速度から計算すると、近距離過ぎると河津町の目撃情報と合いません。あなたが別の計算をされるならご自由です。

> > 記事を読んでの感覚にはなりますが、河津町の住人という内容で書かれたものであるように推測します。

> D,河津町の住人というのは、あなたの推測で、記事自体にそのように書かれていたのではない、と了解しました。
> 結局、角田著に紹介されている3人の目撃情報を超えるものではない、ということです。

> > あとは日原付近での航跡についてですが、報告書の付図-12は事故調によるDFDR解析による航跡、付録P206の2万5千分の一の図はレーダー航跡航跡であり、一致しないというのは止むを得ないと言いますか、寧ろ当然のことであるように思います。
> > ただ、日原においてはレーダー航跡の方が本仁田山の通過位置が写真撮影時の状況と合致しているようで、寧ろ付図-12の方がズレが大きいように感じます。
> > 鷹富士さまのDFDR航跡との比較においてもP206のレーダー航跡の方が近く、推定2kmほどの違いではないかと思います。
> > レーダーの精度がどうなのか といった問題があるのでしょうが、その箇所ではですが2km程度であれば結構悪くはないように思いますし、事故調の経路略図程度の縮尺であれば誤差の範疇でしょう。

> E,「別冊」ページ129の「付図-12」に示す経路、「別冊」ページ206の「「付図-6-2」に示すレーダ経路および影像分析による経路、これら三つの経路の違いに、あなたが違和感を感じないなら、それで結構です。「付図-12」には経度・緯度が、「付図-6-2」には経度・緯度および国土地理院地形図として道路や山も描かれていますから、相互に厳密な対照は可能です。
> 結局、TASを知らず、従って、HDGとTASから旋回半径と飛行経路を計算できることを知らなかったあなたが、旋回や経路について論ずること自体が無茶です。

> > 不思議に思いますのは鷹富士さまのDFDR航跡と事故調経路略図の46分のところまでを重ねた際、ズレが目立つ区間がある反面、要所々々では(日原もですが)ピンポイントでほぼ合致しているというところです。

> F,私は「経路略図」と重ねることは無意味だと繰り返し述べてきたので、あなたがどのように重ねたのか知りませんから、コメントのしようがありません。
> 双方の縮尺と要所の位置を合わせることは極めて困難ゆえ、重ねることは無意味です。

> > また、航跡のフォルムも部分部分では似すぎていると言ってよいほどにそっくりになっているというのも腑に落ちないところです。

> G, ページ129の「付図ー12」は、図に記載されているように、DFDRから10秒毎にデータを取って真面目に計算していますから、形としては私の算定結果と同じになるのが当然です。 「付図ー12」が、私の図と異なるのは補正条件です。事故調報告書に記載されている補正条件を確認してください。

> > そうであるのに、大月旋回の箇所に限っては線形が全く異なり、何か不自然さを感じずにはいられません。

> H,「経路略図」の大月旋回部分については、事故調がどのようにDFGDRのデータを参照したのか、全く不明です。
> 以前に述べたことを繰り返しますが、大月旋回部分は円定規を使っていい加減に描画したと思います。実質的にDFDRを参照していないと思います。

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