断熱膨張に伴う温度低下の関連性

  • 投稿No.845
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2022-01-19 21:05:53

「風のたより」 さんへ

『隠された証言』(藤田日出男 著)108ページに次のようなことが記されていた。
 断熱膨張に伴う温度低下の関連性について、述べられていることは合っているだろうか?
 ここは風のたよりさんに教えていただきたい。

「気体は熱を加えてエネルギーを与えると、膨張する。
 逆に熱を与えないで機械的に膨張させると、温度が低下する。これを「断熱膨張」と呼んでいる。
 飛行機の胴体に穴が開いて発生する減圧は、この「熱の加えられない」断熱膨張である。そのため必ず気温は低下する。
 事故調査委員会の計算でも65度気温が低下したはずだと試算されている。
 お盆のさなか、誰もが夏服を着ている時季に、数秒間で65度も気温が下がり、氷点下40度まで室温は低下したと報告書には書かれている。
 このような温度低下は急減圧では必ず起こる現象である・・・」