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御巣鷹山の悲劇
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> 鷹富士さまへ > 書き込みしようとしていたところ、先に鷹富士さまよりNo.2190の投稿がありました。下記の文章はその内容を反映していないものとなりますが、一旦書かせて頂きます。ご了承下さい。 > >エルロンの件ですが、 > >投稿No.2179の「464871」の図によると、油圧が失われると、エルロンを作動させる油圧アクチュエーターの油圧も失われるのですから、補助翼はブラブラになると思います。 > その油圧アクチュエータですが、タンデムタイプ、複動式と呼ばれるものかと思われます。シリンダー内のピストンの両サイドに作動油が入る部屋があり、片側は油が流入、逆側は油が排出されることでピストンが移動しロッドが動きます。 > 操縦輪の操作がなければシリンダーへの油路の切替バルブは閉じられた状態になります。シリンダー左右の部屋の作動油はバルブが閉じられているために流入/排出はおこりません。結果ロッドは動きませんのでエルロンがブラブラと動くようなことはありません。 > これは油圧が正常であっても、およそゼロまで低下しても変わりません。輪の操作により油路が形成されている間だけ輪を回している方向にのみロッドは動くことができますが、逆の向きへは逆止弁があるために動きません。(図A) > >投稿No.2131の「839930」の図の最下部に「position transmitter 4 pieces」とあるのが、補助翼の位置をどこかへ伝達する素子で、これがDFDRのCWPとして記録されていると思われます。 > CWPは (機体中央にある)AILERON QUADRANTに装着したトランスミッタのシンクロ信号をFDAUに入力し、デジタル信号にて記録する。 と報告書に記載がありますので、補助翼のところにあるトランスミッタの信号がCWPとして記録されるというのは違うのではないかと思います。 > >正常状態なら操舵輪と補助翼は機械システムおよび油圧システムを介してつながっていますから、CWP≒操舵輪の位置ですが、油圧が切れるとCWPは補助翼の位置を示すことになります。 > 油圧の有無に関わらずリンケージアッセンブリーと称されるリンク機構で輪とエルロン舵面との縁は繋がっているものと思われます。正常時油圧失って後も大筋では CWP≒操舵輪の位置≒補助翼の位置 と考えていいように思います。(図B) > ただ、詳細をみますと輪の位置と補助翼の位置関係はタンデムバルブの作動の仕組み上、若干乖離が生じます。それも油圧正常時に通常運行程度の操作であれば無視できる程度のものかと思います。以前の考察では油圧がなくなって後の輪のアソビ的に回る範囲(補助翼位置との乖離)は片側で8度(+-2度)くらいではないかとの見立てをしております。 > エルロン関連 以上になります。 > <エルロンアクチュエータ資料> > http://imepic.jp/20220929/625450
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