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御巣鷹山の悲劇
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> > せきたにさん、そして本掲示板をご覧の皆様へ > > 風のたよりです。 > > 話を始める前に以下の内容をご理解ください。 > > つぎに123便の隔壁直前に置かれた客室内の内装パネルについて考えてみます。これはおおよそ円形の形をしており面積は150000㎠になります。 > > この内装パネルと隔壁の間隔は10cm程度と近く、その間には断熱材が存在すると思われます。 > > 隔壁破壊前の与圧室の圧力は9.8psiで6秒を掛けて機外の4.4psiまで下がったと事故調査報告書に書かれています。その差圧は9.8-4.4=5.4psiになります。単位を変換すると5.4psi=0.378kg/c㎡になります。 > > すると隔壁前の内装パネルに加わる力は150000×0.378=5670kgになります。 > > これはとてつもなく大きな荷重です。内装パネルなどひとたまりもありません。バラバラになって隔壁の破口から機外放出されることは必至です。 > いい機会なので隔壁にかかる力を推定してみましょう。 > 隔壁面積約2.5m×2.5×π≒約20㎡ > 差圧約8.6psi≒0.6kg/c㎡ > 荷重にすると、おおよそ12トンです。 > これだけの重さが与圧空気を介して隔壁に圧し掛かっているわけですね。 > 隔壁が破断した瞬間、音速を超える衝撃波が後部に押し寄せるわけです。一方、客室側は膨大な空気を抱えていますので10秒弱かけて比較的ゆっくり空気が抜けていく。 > 隔壁の前方と後方とで空気の流れ方が違うのはまともな人なら分かるかと思います。
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