Re.(15) ボーイング747

  • 投稿No.756 元投稿No.753 さんへの返信
  • 投稿者:佐伯
  • 投稿日:2022-01-15 12:23:58

> 記録されているロール角は、エルロンの動きの結果をそのまま示すものではないと考えております。

みなさん知ってると思いますよ。そしてエルロンの動きは記録項目対象外なので、エルロンの動き自体はだれも確かめることができない。
だから、エルロンの応答に基づくロール変化を推定しているのです。推定結果は、エルロンが応答したとするなら、ああいうロール変化にはならない、です。

> 機体自身のダッチロール運動と、それを抑制しようとするエルロンの作用の差引の結果だと自分は思っております。
> 仮に数値に置き換えてダッチロールを10、打ち消しのエルロン作用を2とすると演算結果の8だけをみてエルロンの作用をなかったものと扱うのはナンセンスというものではないでしょうか?

面白いことおっしゃいますね。

多少なりとも、たとえわずかでも、ロールを打ち消すエルロンの作用が「存在」するなら、
ダッチロールは必ず「減衰」して収まっていくはずです。その減衰が認められず、操縦輪の操作が一定の調子で加えられ続けたのはどうしてですか? CWPが揃っている旨を説明されていたのは文系ちゃんご自身です(「COPさんの5〜6秒おきに左右切り返す操作」)。
「差引の結果」としてロールの周期が変化していくならまだ分かりますが、実際はそうなっていないです。

エルロンによる反ロールの力が作用しているにもかかわらず、ダッチロールが減衰していない事実をどう説明するのか教えてください。
いまその作業をやるべきではないとのことですが、後回しにするにせよ、必ずこの問題は解決しないといけないものですよ。
(まあ目論見はだいたい分かりますけど。この矛盾を解決するためにあらかじめ用意している答えは、「データは捏造されたもの」ですよね)

> > >旋回できなかったとか考える事の合理性が私には見いだせません。
> > 最終的には、旋回「できた」としたいわけですか。
> これはまさに言葉の切り取りですね。前提としての「エルロンの動きがこうだったろうの推測もできないまま」を外してしまうと、文章の意味がまるっきり変わってしまいます。

ぶれますね。なるほど、では旋回できなかった方向へもっていきたいわけですね。
となると、旋回できなかったにもかかわらず旋回の軌跡が航跡図上にあるのはおかしい、だから航跡図が捏造されている、ということを証明したいわけですね。

実にまわりくどいですね。本音を隠しているから分かりにくいのです。
目撃情報についてなにやら議論されていたのはそういうわけだったのですね。

> 度々表明しておりますが、COPさんの5〜6秒おきに左右切り返す操作は旋回を目論んだものではないと思っております。
> その時間ではジャンボが旋回運動に入って旋回していくには流石に短すぎでしょう。

機体の大きさ重さゆえ、旋回運動が直ちに始まらないのは理解できますが、それなら、エルロンが生んだ反ロールの力はどこに消えたのでしょう。ダッチロール減衰に使われるはずでは?
不思議なこともあるものです。

> DFDRにしろ、事故調報告書にしろ、正しい部分とそうでない部分が混在しているものと推測しております。そのうちの正しくないのでは?と怪しんでいるところの一つとして大月旋回があります。
> 検証の結果が怪しくはない/怪しい いずれになるかはわかりません。例え私が怪しいの結論を出したとしてもそれが証明となるかはこれまたわかりません。

それでいいですよ。
データ捏造を証明したいということをはっきり口にした方が見ている方にとっては分かりやすいです。

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