Re.(12) 富士山目撃にかかる検証

  • 投稿No.603 元投稿No.602 さんへの返信
  • 投稿者:見学者
  • 投稿日:2022-01-07 09:44:23

> 確かに単に左に見えるという条件だけなら、特にA席にいたKさんは48分を過ぎてくれば見えたのでしょうが、落合さんは目線だと真横はKさんですので斜め前に見る必要があるかと思い外しました。見え方としても機体の機首方向が変わって行くのに合わせて窓枠後方から現れるようになるなってしまうかな と。

重要なことをお忘れかと。
それ以外の時間帯は、確かにKさんがいますが、身体を少し前に傾斜すれば、Kさんは窓にかかりません。
そうではなく、重要なことは、「Kさんが安全姿勢をとっていること」です。
直接、その描写の証言はありません。
ただし、”私は「56C」にもどりました。L5のスチュワーデスは通路をはさんでふたつうしろの空席に座りました。安全姿勢は、頭を下げ、膝の中に入れて、足首をつかむんです。うしろのスチュワーデスも私も、席に座って大声で何度も言いました。「足首をつかんで、頭を膝の中に入れる!」「全身緊張!」。”とあるように、隣でその指示を出されて、従っていないと考えることは、あまり合理的ではありません。
然るに、Kさんは安全姿勢をとっていたと考え、もってその視界は一時的にクリアになっていたと考えられます。
よって、前後(窓に対しては左右)の視野角は制限されないことになります。
ということは、富士山の目撃は、”正確には覚えていませんが、「急に着陸することが考えられますから」というような内容です。”のとおり、時系列として一切矛盾しないのは、該当するアナウンス以降の、18:47以降であると結論付けられます。

> それに対して操縦桿は最期まで操作をやめなかったかと。この違いは一体どこからきたものなのか?大きな疑問です。

いや、ヨー軸の操作に対してラダーを当てるのはまだしも、ロール軸の操作には操縦輪つかいますよ。打ち消す役割が違いますから。
右に旋回します、という段になって、右のラダー踏み込む方はいないですね。まあ、めったなことがない限りAPのHDG変更だけで旋回してくれるんですけども。
ただ、操作するラダーそのものが欠落している場合の操作感覚は、すっかすかなのかどうかですね。

> 操縦輪の操作に絞って考えますと、輪を回しても油圧喪失によりエルロンアクチュエーターは動く事なくそれが原因となって操縦輪は動きが制限されるものと想像しております。
> 人によってはエルロンが動く事はないけれど輪自体はほぼフリーに動かせたとの見解を示していました。
> 私は一定角、推定10度以内程までしか動かす事はできず、それ以上回すためにはエルロンの動きを伴わないと不可能なのではないかと考えています。これの角度、輪の可動範囲が判明すればまた議論が展開されるものと想像します。

これに関しては、文系ちゃんさんの推定どおりです。この件はだいぶ昔に確認したことがあり、カラムは、フライバイワイヤ機ではないハイドロアクチュエータ搭載機の場合、ハイドロオールロスでは数センチ程度の遊び範囲で左右に回せるが、エルロンそのものの重さがかかる部分にさしかかると、その重さ分動かなくなる。
ただ、人力で動かせないというわけではないので、エルロンを油圧の補助なく動く力をかけさえすれば、それ以上回ることはあるだろう、と。

……っていうか、ここまで長いこと研究されてて、パイロットや整備さん、管制官に確認されたことないんですか?皆さん。

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