Re.(9) 天井裏の風?

  • 投稿No.392 元投稿No.280 さんへの返信
  • 投稿者:佐伯
  • 投稿日:2021-12-27 19:00:55

有識者の皆様へ

風のたよりさんの提示された論点「大穴が空いてたんだったらその後客室に猛烈な風が吹き荒れるんだよ」は興味深いです。
なので独り語りのようなものを続けたく存じます。

下記は風のたよりさんの言。
風のたよりさんは最後は人格否定に走って議論を拒否された(と判断されてもしかたがない)ので、これからする当方の反論に疑義があれば、風のたよりさんに代わり、有識者の皆様がコメントください。

> 名無しさんおよび名無しさんに召集された人へ
> 勇気あるね!感心するよ。日乗連?なんだそりゃ?しらねー。
> 最初に確認しておく。たくさん集まるのは結構だが妨害とおぼしき書き込みで邪魔したらこのやり取りは即刻中止だ。
> 念のため過去のやり取りの確認と各人の常識の確認しておく。
> 一、高度8000mで圧力隔壁が受けてる荷重が隔壁直前の内装パネルに加わるとひとたまりもなくバラバラになる。これは理解できるよな?
> 二、機内空気の膨張はファーストクラスの先端から後部隔壁前までの全ての空気中の各分子間に等しく起きる。これも理解できるよな?
> 三、後部隔壁に穴が空いたら空気の流れは前から後ろになる。これも理解してるよな?
> 四、パンッと音がした直後の証言で斜め後ろの天井パネルがどっかに行った。酸素マスクがおりてきた。とある。それ以外で目立った内装の壊れは無かった。これは共通認識として認めるか?
> ここまでが解んないまたは文句が言いたいのなら口出し無用だ。静観しててくれ。

以下、当方からの反論・意見・感想など

> 勇気あるね!感心するよ。

勇気とかは全く関係ないかと思います。
単に自然現象の理解を問うだけです。

> 最初に確認しておく。たくさん集まるのは結構だが妨害とおぼしき書き込みで邪魔したらこのやり取りは即刻中止だ。

振り返りますと、ここがもうすでに逃亡の予防線だったようです。

> 一、高度8000mで圧力隔壁が受けてる荷重が隔壁直前の内装パネルに加わるとひとたまりもなくバラバラになる。これは理解できるよな?

理解できません。
圧力隔壁は与圧室の終端を担う部材なので、一方から圧力を受けています。
しかし、内装材は与圧室の中に存在する部材です。前後左右上下(及び空気を含むなら内部側からも)等しく圧力を受けています。
隔壁が破壊された瞬間は、周囲の圧力が急激に変化するので、前後左右上下のバランスが崩れて「壊れる」ことはありえます。
ですが、「ひとたまりもなくバラバラになる」かと言えば、必ずしもそうとは言えません。
いくつかに割れて隔壁にへばり付く可能性もあります。
「ひとたまりもなくバラバラになる」かはなんとも言えませんね。

> 二、機内空気の膨張はファーストクラスの先端から後部隔壁前までの全ての空気中の各分子間に等しく起きる。これも理解できるよな?

圧力の伝搬にも限界速度があります。
分子間距離の変化が同時に起こるわけではありません。
ただ、短い時間に圧力が均等に伝わるという意味であれば、まあまあOKです。

> 三、後部隔壁に穴が空いたら空気の流れは前から後ろになる。これも理解してるよな?

急減圧終了まではもう少し複雑な流れが起きますが、いまはとりあえずOKです。

> 四、パンッと音がした直後の証言で斜め後ろの天井パネルがどっかに行った。酸素マスクがおりてきた。とある。それ以外で目立った内装の壊れは無かった。これは共通認識として認めるか?

共通認識とはならないでしょうね。
「天井パネルがどっかに行った」との証言は見当たらないからです。
ラバトリー及びギャレーの後ろ側の状態は視認できないので、「それ以外で目立った内装の壊れは無かった」かどうかはまったくの「不明」。

参考
落合証言によれば、
「トイレの上の横長の壁がほとんど全部、はずれている・・・その上の壁がすっぽりはずれ・・・壁のパネルがどこかにいったのかはわかりませんでした。もひとつ、私の頭上の少し前の天井に、整備用の50センチ四方の長方形の穴があって、蓋がついているのですが、その蓋が私のほうに向いて開いている・・・」

川上証言によれば、
「左後ろの壁、上の天井の上の方がバリっといって、それで穴が開いたの それと一緒に白い煙みたいなのが前から入ってきたの。」

<つづく>

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