計算誤りの本質を補足

  • 投稿No.3828
  • 投稿者:河津低空飛行説
  • 投稿日:2025-01-19 14:43:13

事故調の犯した間違いを補足して
更に分かりやすく説明したい

123便のエンジンの最大推力は
約20t/基であり、4基の全ての
エンジンが、その60%を発揮し
定速飛行していたと仮定する
(エンジン推力T=20t×4×0.6=48t)

a1 エンジン推力Tによる
  定常的な加速度(=0.000g)
a2 異常外力Fによる瞬間的な加速度
 (DFDRの読み=0.047g)
エンジン推力T(=48t)
空気抵抗D
機体総重量=240t

-------事故調査報告書の計算の考え方-------
異常発生前の定速飛行
 240t×a1=T-D (式1
(定速飛行にて a1=0 かつ T=D=48t)

この状態で異常外力Fが作用して
加速度a2が発生したのだから、
事故調査報告書に記載はないが、
 240t×(a1+a2)=T-D+F (式2
としたと考えられる

一見正しく見えるが、
 240t×a2=F (式3
この式3を、式1に代数的に加算して
式2になった形になっている

代数的な加算とは、
 A=B かつ C=D
このときに、
 A+C=B+D
要は、式どうしの単純な加算である

要するに事故調は、式どうしの
代数的な加算を知らず知らずに
やったのだが、知らず知らずに
やったがために、加算した式が
そもそも正しいかどうかを
キチンと検証しなかった

式1の状態で異常外力が作用したから
右辺に異常外力Fを加えて何が悪い?
空気抵抗は既に式にあるから2回も
右辺に書かなくていいじゃないか?
そう考えたかも知れない

式1から式2への移行がそもそも
代数的な加算だから、式1に何を
加算したかを立ち止まって検証する
必要があったのだが、事故調は
それを怠った

正しい式と間違った式を代数的に
加算して導かれた式が、正しい式に
なるハズがない

-------正しい計算方法-------
間違っているのは、式3であり、
これは実際の飛行条件とは異なる、
空気抵抗を受けない静的な式である

いわゆる宇宙に浮かんで止まった
状態の123便に、異常外力11tを
作用させた場合に、加速度0.047gが
発生すると言っているにすぎない

式3は正しくは、空気抵抗を受ける
実際の飛行条件を考慮した瞬間的な
運動方程式、すなわち、
異常外力F目線の式
 240t×a2=F-D (式4
でなければならない

そもそも式4だけで異常外力Fの値を
簡単に求めることが可能であるから、
代数的な加算など初めから不要

どうしても代数的な加算をしたいなら、
同じ式に空気抵抗Dが2回も登場する
ことを許容しなければならない

運動方程式を代数的に加算するのは
それくらいナンセンスである

式2を正しく書くならば、
 240t×(a1+a2)=T-D+F-D (式2’
となるのだが、分かりやすい式
どうしを代数的にムリヤリ
加算しただけで、たちまち
分かりにくい式になってしまう

分かりやすいことを、わざわざ
分かりにくくして、イカサマを
隠蔽したかったのかも知れないが

私は何も難しい主張をしていない

事故調の偉いセンセイ方が
知らないでは絶対に済まされない
初歩的な間違い

高校生の物理の中間テストの答案に
書いたら、当然 × になるレベル

要は、圧力隔壁説で書けとムリヤリ押す
政治家による政治的な後ろ盾がないと、
絶対に書けない事故調査報告書だったと
いうことである

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