Re.(21) 天井裏の風?

  • 投稿No.373 元投稿No.372 さんへの返信
  • 投稿者:佐伯
  • 投稿日:2021-12-26 12:00:20

お邪魔いたします。
旧御巣鷹ゲストブックで幾度か投稿させていただいていた者です。よろしくお願いします。

風の便りさんへ
興味深く示唆に富んだ議論を拝見させていただいておりました。議論お疲れ様でした。
報告書推定への反証が完成するとの期待があったので推移を見守っておりましたが打ち切りとのことで少し残念です。

内容の正誤・真贋の判断はご覧になっている皆さんに委ねたいとありましたので私見を述べさせていただきたいと存じます。

まず、だれにも分からない未知の事柄は一般常識で補うとのお考えは分からなくもありません。
しかしながら、「気圧差による風が吹いたら終わりじゃないんだ。大穴が空いてたんだったらその後客室に猛烈な風が吹き荒れるんだよ」の理由が、自動車の窓を開けた事例では、あまりにも乱暴だと思いました。
これが一般常識を当てはめたようにも思えません。飛躍しすぎの印象です。

> 報告書が正しいとする人たちの主張は「報告書に書いてあるのだから計算結果に間違いはない」ことを基調に話をしてきます。

私は報告書の推定結論が概ね正しいと考える者ですが、絶対に完全に正しいとまでは思っておりません。
反証が完成すれば推定は棄却されるのですから、それまでは推定を正しいと考えてよい、という程度です。
万有引力の法則が正しいと考えるのと同様です。
法則に反する明確な観測結果が生じて反証が完成したら法則を修正していけばいいでしょう。

> 事故報告書別冊に描かれた複数枚のグラフとその結果に疑問を抱く原因の一つに、その出典が記載されていないことがあります。

計算結果を疑う理由の一つが出典不明瞭ということですか? 
そうあれば、話はとても簡単だと思いました。
再計算すればよいのです。

報告書には計算に使用した初期条件と近似法の各種方程式が列挙されています。
適当な研究機関ならば、数値再計算はいつでもどこでも可能です。動解析の費用も数百万円で済むとのこと。

計算に使用するコンピュータによって計算結果に差異が生じるなら、差異が生じる理由も合わせて公表し、事故調の数値計算が間違っていたことを明らかにできます。
これが「再調査の正当な理由」になるのは間違いないでしょう。

事故調の推定に疑義をもつ理由の一つがコンピュータの問題なら、簡単に解決できる事項ですね。
計算可能な研究機関は多数。費用も問題ではありません。

計算結果の不備につき、どうして何十年も答えがでないのでしょうか? 
純粋に疑問です。

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