Re. 池田昌昭です。(3)
- 投稿No.335 元投稿No.329 さんへの返信
- 投稿者:風のたより
- 投稿日:2021-12-19 17:20:56
池田様へ
日航123便墜落に関し、すでに多くの先人たちが疑問を呈しそれの解明を行っておられます。
個人レベルで行われた方、学術的に取り組まれた方など様々です。そのようなものを読み返すと誠に恐ろしい記述が出てきます。
1,技術面では
・B747の開発期間は28か月と短く、それ以前の主力機DC-8に比べ1/5以下の離発着試験で市販された。
・試験回数の少なさは各航空会社の点検により疲労亀裂の早期発見で補うとされていた。
・JAL123墜落後の大掛かりな点検で他のB747に深刻な疲労亀裂が多数あることが判明。
・日本の事故調査結果を待たず米国の新聞に事故原因は「シリモチ事故からの隔壁破壊」とリーク。
これは、JAL123の事故原因によってはB747の信頼性が揺らぎB社の収益悪化を危惧。そのためJAL123固有の修理ミス事案に仕立て上げることで早期鎮静化を図ったと言われています。次席調査官であった藤原氏のインタビューなどを見るとその可能性を疑わざる負えないと思えます。
2,B747を取り巻く環境では
・初期のクラシック747の一番目の顧客はパンナムでありそれ以外の航空会社は採算面と耐久性能面から採用に対し二の足を踏んでいた。
・特に欧州の航空会社は耐久試験回数に不安を訴えていた。当時の各航空会社において亀裂の発見は極めて困難であったことを意味する。
・1980年に入ると米国の対日貿易赤字が急拡大、それへの解消が求められるようになる。
そうした中、JALがB747の全生産数1500の内113機を購入する最大顧客になり、そしてANAもまた多数のB747運用を行った。これなどは貿易摩擦解消の一環として日本政府に要請された結果であると考えることに無理はないと思います。
また、多数導入されたB747はJAL123の墜落がなく大掛かりな点検が実施されないまま運航を継続していたと考えると・・・・。もっと、恐ろしい事態につながったと思われます。
池田様が事故報告書を読まれて腑に落ちない、すなわち「真の事故原因の究明」になっていない。とお感じになっておられることに賛同いたします。事故調査報告書をお書きになった先生方も誰かのシナリオに沿って書かされた被害者なのだと思います。