Re.(2) 落合証言 手記の不可解さ
- 投稿No.3262 元投稿No.3256 さんへの返信
- 投稿者:せきたに
- 投稿日:2024-05-30 21:55:08
文系ちゃんへ
『権威』と『権力』という言葉がある。
『権力』がときとして真相を歪めてしまうが、厄介なのはむしろ『権威』の方かもしれない。
例えば、吉岡忍さんが
「落合さんは、安全姿勢をとってから墜落までの十四分間を、ほんの一瞬の出来事であったと記憶しているようであった。」
と記されたとき、吉岡忍さんを権威に感じる心は、そこに記されていることにうそがなく、真相であると捉えてしまう。
吉岡忍さんが墜落から十四分前に安全姿勢を取ったと考えられたのは、落合証言並びに航跡図からの推測だと考える。
墜落から十四分前というと、航跡図では大月上空で一回転しているあたりになる。
『疑惑』の著者、角田四郎さんは航跡図でジャンボ機が大月上空で360度の旋回をしている同時刻に地上から低空飛行しながら旋回するジャンボ機を目撃されたので、航跡図が正しければ富士山を左手に見たのは大月上空で360度の旋回をしているときしかないと判断された。
吉岡忍さんも同様の判断なのだろう。
ところが、落合証言にもう一度目を通してみると酸素マスクやライフベストの装着指導をしていたとき、機体は厚い雲の上にあったとしか読めない。
ここで何か変だと感じないだろうか?
富士山は頭を雲の上に出す日本一高い山として知られている。
落合証言の一連の記述から推測出来るのは、左のやや下方に見えた富士山は、そのとき頭を雲の上に出していたと思われ、必然的に機体はまだ雲の上を飛行中だった。
厚い雲の上を飛行しているジャンボ機を地上から目撃することは出来ない。
したがって、大月のキャンプ場から角田四郎さんによって目撃されたジャンボ機は落合証言で富士山が左窓のやや下方に見えた時とは異なる位置を飛行していたことになる。
このように考えると、落合由美さんが安全姿勢を取られたのは墜落から十四分前ではなく、もっと前だったことになる。
そうすると明らかになるのは、航跡図が虚偽なのか、落合証言が虚偽なのかの選択を突きつけられることになり、そこでまた『権威』という心の問題が出てくる。
変なことを書いているように文系ちゃんは受け取るかもしれないが、胸肩さんなら私が何が言いたいか理解してもらえるだろうと思う。(失礼)
> 落合証言の違和感については、吉岡さん自身がこのように書いています。
> 「落合さんは、安全姿勢をとってから墜落までの十四分間を、ほんの一瞬の出来事であったと記憶しているようであった。他方、「パーン」からの三十二分間を、何時間にも感じたという。体感のすさまじさが、このねじれた時間感覚のなかにひそんでいる。」
> 落合証言の所謂 初期版と吉岡版との相違点は、多くの方が調べているようですが、私の推察だと概ね初期版の進行の方が正しいのではなかろうかと考えます。
> 一方の吉岡版の方は、どこか そのように言わされた感があるように思います。
> 飽くまで自分の思うところとなりますが。