DFDR改竄 悪魔の59秒

  • 投稿No.3130
  • 投稿者:河津低空飛行説
  • 投稿日:2024-03-12 22:18:36

管理人さま
DFDR改竄手法について今まで述べた人
がいないため、参考になると考え、簡単
な例題を用いて説明します

事故調航跡図とパイロット電卓
(Yahooで検索して簡単に使えます)
を用いて以下の問いに答えよ
ただし、各地点のCASは事故調航跡の値
を用い、地上気温27度、無風とする

問1)
次の2点間の曲線距離を概算せよ
a地点 浦賀(18時18分30秒)
b地点 大島北東(18時21分36秒)

問1 解答)
a地点 CAS=290kt 高度=12200ft
 よって、TAS=353kt
b地点 CAS=300kt 高度=18900ft
 よって、TAS=403kt
2地点間の平均TAS=378kt
2地点間で要した時間=186秒
1kt=1.852km/h なので
2地点間の距離=378×1.852×186/3600
 =36.17km

問2)
同様に浦賀a地点と河津爆発音c地点間の
距離を計算すると 74.76km となるが、
この距離を正として用いた上で、下記の
高度で実123便が低空飛行した場合、
このacの2地点間の飛行時間を概算せよ
(大島西地点は存在しないものとする)
a地点 浦賀12200ft(TAS=353kt)
b地点 大島北東9000ft(TAS=348kt)
c地点 爆発音地点6000ft(TAS=333kt)

問2 解答)
区間ab 距離36.17km
平均TAS=350.5kt(=649.13km/h)
要した時間=36.17/649.13×3600
   =199.65秒=3分20秒
区間bc 距離74.76-36.17=38.59km
平均TAS=340.5kt(=619.71km/h)
要した時間=38.59/619.71×3600
   =224.18秒=3分44秒
よって区間acで要した時間=7分4秒

問3)
c地点 河津爆発音地点通過時刻の改竄が
できない場合、DFDR改竄前の123便が
浦賀を通過する時刻を概算せよ

問3 解答)
航跡図によると123便のac間の飛行時間
が6分5秒なので、DFDR改竄前の123便
の方が同じac間を59秒間長く飛行した
ことになる(低空にて遅い)から
18時18分30秒-59秒=18時17分31秒

いかがでしたか?
最後はDFDR改竄前の浦賀の通過時刻を
中学生レベルの簡単な計算方法で概算
して求めましたが、やってる計算自体は
悪魔の計算ですよね

事故調航跡図に離陸時刻の秒の記載が
ないことから、余った59秒を離陸から
浦賀までの区間にブチ込んで、ボカして
改竄したと考えられます

以上が、『離陸-河津爆発音地点間』の
DFDR改竄手法です

次に、『河津爆発音地点-墜落』の区間の
DFDR改竄手法について述べます

パイロット電卓で遊ぶとすぐに分かり
ますが、CAS固定(エンジン出力固定)
して高度を上げるとTASが増えます

爆発音時刻と墜落時刻は早いタイミング
で公開されたため改竄できませんので、
今度は飛行時間が固定となります

目撃情報よりDFDR高度の方が高いと
いうことは、改竄されたDFDRだと
TASが増えるので、航跡を余計に長く
する必要があるということです
(遠回りや寄り道などが必要)

これが、各地の目撃情報とDFDRとで
多くの矛盾が発生した原因だと考えます

河津低空飛行を隠蔽し、高く改竄して
圧力隔壁説を正当化するためなら、何
でもやるんですね

河津爆発音地点の時刻が改竄できない
ため、河津で分けて2つの区間を設定し
それぞれを異なる手法、すなわち
 離陸-河津 この区間は時間で改竄
 河津-墜落 この区間は距離で改竄
という手法でDFDR改竄したと思います

DFDR改竄といっても、偽123便の飛行
計画を綿密に練って小出しに公開して、
後から偽123便を飛ばしDFDRデータを
抜き取り、実123便のDFDRデータと
合体させて改竄したと、私は考えます

言われてみれば何てことないですが、
手を動かさないと発見できないことや、
39年間誰も言わなかったことでもある
ため、DFDR改竄手法の考察自体は、
内容が簡単ではありますが、画期的だと
思います

いかがでしたか?

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