山梨県大月市上空での旋回の変遷
- 投稿No.2647
- 投稿者:胸肩
- 投稿日:2023-06-04 17:06:08
円から変則的な旋回に変化してます。
群馬県山中では、楕円から真っ直ぐに
変化し最終的には円を描いてます。
「機体は何回か、ガタンと方向を
下げてゆきます。
そして激しい衝撃がありました。
私は、それっきり、気を失った様です」
生存者の吉崎 博子氏
右側の第4エンジンは既に、南相木ダム(当時は未だ無し)の付近でミサイルにより破壊されます。
第3エンジンのパワーコントロールで機体のバランスを取る事になります。
川上村の村内から、神立山の斜面を這い上り上昇し、下降に転じさせられます。
その際右側の第3エンジンに、突き刺さった爆薬未装のミサイルに因り、エンジンが停止し始めます。
左エンジンだけの状態になった為、急にブレーキが掛かったかの様になり、ガクンガクンと変則的な旋回になった様です。
突き刺さった物体に何か掛けられて判り難くされています。
(第3エンジン写真参照)
バランスを失い背面状態になった侭、胴体の上部で、山肌を削りU字溝を尾根に残してます。
その際に垂直尾翼の大半を破損させます。
U字溝の尾根の手前に垂直尾翼の破片が散乱して居ります。
先遣部隊として翌朝7時54分に基地を発進した習志野第1空挺団.73名は、現場に8時49分リベリング降下を開始し9時54分降下を完了し、U字溝の尾根の付近で纏まって発見された、垂直尾翼の「破断部」の捜索と回収を徹底して遂行しました。