日航機墜落事故の真実の追究(その 63) 墜落の事故原因の物証、証拠

  • 投稿No.2582
  • 投稿者:8.12連絡会 事故調査 分科会」 会長(遺族) 小田周二
  • 投稿日:2023-04-16 11:47:49

    ―日航123便の撃墜、殺害事件に どのような」証拠」「物証」が必要か。

1 小田の告訴に対する「前橋地検」の不起訴の却下の理由
  小田は 2016年12月に 『日航123便撃墜、乗客の殺害に関し、前橋地検に告訴した。 前橋の担当者は 真摯に対応したが、突然に2018年 地検の検事正が 更迭され、
  担当者が交代して、新た三席関検事が 出てきて、不起訴判断した。
  彼女は 航空機事故では 素人で 2か月 勉強して、面談したが その理由は 「嫌疑ナシ」であった。
  会議中 何の資料も持たず 一切の説明は されなかった。この後 前橋検察審査会でも 「証拠ナシ」との理由で 前橋検察の決定を 認めた。
  即ち 証拠が明確に出来ないから 不起訴だとの結論で 主張でもあった。
  この提起は 発生事象を 合理的に説明出来る「真実の仮説」であり、監察、司法は 真摯に検証すべき内容でり、本来は 検察が調査に関わり 自ら、調査すべき内容の筈であるが 
  結局 司法による「門前払い」的な司法の自殺行為であった。そして 国による「政治的圧力」に屈したことになる。
  証拠は 遺族、国民が提示できる筈がなく、全て 航空局、日航が持っており、彼らの専権事項である。 それを 調査し、捜査するのが 航空局、群馬県警が持っているのである。
 
  掲示板『御巣鷹の悲劇』には 事故の真実を隠そうとする人がいて、 国の隔壁破壊説を擁護し、又小田らの「自衛隊、中曽根総理が主犯だ」とする(真実の仮説)を否定し、
  且つ それはオカルト的な仮説だと 中傷し馬鹿にする内容が投稿され、読者を 困惑させている。
  特に、蛾羽氏、鷹富士、文系さん 等は 自ら「隔壁破壊説の成立」の主張を 説明出来ず、又 一時はこの投稿から、退去したが また 同じ主張を繰りかえしている。
  (掲示板 No.2573の 我羽氏の投稿は 酷い中傷で その人間性が疑われるのだ。 曰く 「物証と根拠を提示しろと言ったところで出せる訳無いんですよね。
  これらは全て「醜悪なデマ」なのだ。若しくは (オカルト的な話だ)」。この主張は 司法、検察、裁判所と同じく小田の提訴に対し、全目的否定の主張で、根拠を示さない、中傷なのである。

  @然しである。国の事故原因:隔壁破壊説は 「修理ミスの隔壁が破壊した」ことが その原因だとしたが、その根拠として、『隔壁が破壊した』ことは 否定された。
   この理由は、生還した乗務員。:落合由美氏の体験証言であり、又生還した川上氏、吉崎氏の証言であった。彼らの証言、告白は 命を奪われる事態を経験した人で、これ以上の証拠発言はない。
   国、運輸省、航空局の仮説:「隔壁破壊」には、隔壁が破壊した証拠も物証もなかったことは、明確な事実であり、即ち、国の事故原因には、
  「物証、証拠」が無く、単に「推測、憶測、捏造」しかなかったことが 明らかになった。然し、国、航空局は 明解な物証、証拠を 握っていることは、明らかで、
   彼らは 日航機撃墜、殺害事件を隠すために、設備故障事故として あやふやな仮説で 誤魔化したことは 明解になったのだ。
   その理由は 「中曽根総理の辞職」を回避することが 動機であったのだ。

2 殺害事件に於ける、事故調査には 物証、証拠は 不可欠との原則と 現実の調査の実態
  巷間の殺人事件と 旅客機に於ける、墜落事故と撃墜加害事件では、事故原因が 大きく異なり、又 物証とか証拠だとか その事故調査の手法が 全く異なるのだ。
  最近のテレビなどの「刑事物、ミステリ」の殺害事件では 加害者とか 物証、証拠の捜査とかは 必須だが 旅客機事故では 調査の順序が違ってくる。

  航空機旅客機の場合、墜落事象で、機体、乗客は 数千Gの衝撃で バラバラになり、機器も粉砕され、その物証、証拠は 簡単に見つけ出すことは 困難である。
 又 事故原因の物証、証拠は 飛行状況、事態から、類推して 導き出されるのであり、特に、加害事件では 加害の人の指示、命令が 焦点であり、
  それは 空を高速で飛ぶ旅客機を 撃ち落とす場合、空を飛ぶ飛行物体での犯行であり、それが撃墜すれば、その回収、隠蔽も 加害者が 当然ながら、隠蔽されるので、
  遺族、市民が その発見するには とても困難である。
  掛かる事態は 軍、又は 権力者により 隠蔽されるので、通常の調査では 困難を極めるのである。
 旅客機の墜落では、機器の故障の場合も 事故調査は簡単でなく、更に 加害事件では 軍隊の関与が 必然であり、自衛隊、権力者は 必然的に、その権力を使って、隠蔽するので、
  国民の常識、認識での物証、証拠の開示請求では、的を得ておらず、間違う恐れが 大いに 出て来る。

 結論から、言うと、旅客機の墜落事故では、事故原因の特定は、飛行状況などからの類推、推測から、「真実の仮説」を特定することであり、
 この仮説が 発生状況、事態の説明が出来るので、証拠、物証の特定ではないと言うことなのだ。

  旅客機撃墜、加害事件の場合は 加害の人は 自衛隊の関係者、又は 自衛隊最高権限者の相当する人物:最高権力者、又は 日本の最高権力者である 内閣総理大臣しか 考えられない。
 恐らく、物証、証拠は 持ち去られており、内に等しい事態であると推測出来る。又 自衛隊関係者、大臣、行政関係者は 上位の意向に従って 隠蔽行為に 協力しており、
  最後は 無言、黙っていることで 不作為行為を行うのが 常である。
 従って、自衛隊幹部、幕僚長か 若しくは 内閣総理大臣の自白、自供しか 犯行を白日の下に 晒すことが出来ないのである。
 この場合は 物証、証拠を遺族、国民が捜し求めることは 不可能であるのだ。
  日航123便の撃墜、加害事件では 物証、証拠を探し求めることは 普通の司法的調査では あり得ないのである。

3. 垂直尾翼、油圧機能が破棄され、操縦不能の陥った日航123便が 
  操縦出来、飛行出来たことが 真の加害犯行者を導き出した奇跡の操縦技術の開発者:高濱、佐々木パイロットの功績である!!
 
 37年前 8月12日 日航123便は 自衛隊の曳航標的機に衝突され、垂直尾翼の大破と油圧配管が断絶し 操縦不能に陥った。
  当時の航空常識では 掛かる損傷の日航機は必ず、墜落すると考えられていた。

  3.1 この自衛隊の標的機が日航123便に衝突して、機長らが 新たな操縦技術を開発して 飛行の継続が 出来るまでの経緯を 検証する。
   3.1.1. 多くの市民が この驚愕の衝突事象を目撃した。
      羽田を出発した日航123便は 伊豆半島の「下田」に向かって飛行中、河津町の手前で、高度 7,000mで 町のタクシードライバー 2名が 目撃している。
     その後、河津方向に飛行した事故機は 河津町の上空付近で、右旋回して 北方向に向かったと証言した。
     また 他の市民が 北方向に飛行した事故機が 今度は 左旋回したとの目撃をしている。
     この事象は 7,000m 下の市民の目には 右旋回と見えたが、事故機は、垂直尾翼の破壊と油圧配管の断絶で、機体は 左に傾き、一気に 急降下した事象を 
    タクシードライバが 「右旋回」と見えた事象だと 考えられる。

   3.1.2 自衛隊側の「新型標的機の実験飛行」
     事実、自衛隊は、新型標的機野実験で その標的機の民間機への衝突で、日航123便は 操縦不能にした。
     自衛隊は 実験の監視人が 層突事故を視認して 墜落は必至と見て、上司に報告して、幕僚長が 空軍の「百里基地の偵察機の出動を命令し、
     「墜落場所の特定」と「加害証拠品の回収」と「遺体の回収」を準備する用意を命じた。この衝突に事態を 基地の指令官が 戦友に電話で 話しており、事故だとの軽い口振りで話している。
     自衛隊は重大な墜落事故の不祥事だと 考えて隠蔽を考えているのだ。 (状況証拠は小田著「許されざる者」)

   3.1.3 日航123便が 新規な操縦技術を開発した時期は 何時か?
      事故機は、駿河湾を通過して、北方向に飛行し 静岡市からの「国の飛行経路 図」からは、正常な飛行であり、大月市の4回の右旋回でのスパイラル運動軌跡、
     及び横田基地の前での左旋回、そして、レタス畑への不帰着着陸行動、上野村に入る前の三国山での左旋回は この操縦性が 正常であることを証明している。
     とすれば、日航123便は 自衛隊の曳航標的機を垂直尾翼に衝突された時、(飛行高度 7,000m)18:24 から、駿河湾を 通過して 藤枝市、(飛行高度 地上 スレスレ)で 
     仕事帰りの小林美保子さんが、目撃した時間:8:30 頃の間で 機長、佐々木操縦士が発見し開発したと類推出来るのだ。(青山透子 著)

    @事故機は 18:24分に 垂直尾翼、操縦装置を破壊されて、操縦不能に陥り、先ず 右に傾き、直ぐに真っ逆さまに急降下、墜落している。(降下墜落距離 7,000m)
      これが 事実上の墜落事象である。操縦士らは 勿論 524名の乗客らも 驚愕し 怯えたと推定される。
     機長らは 驚愕しながら、必死に降下する機体の立て直しを図ったのである。油圧が無くなり、操縦桿が動かない時に、動かせるものは エンジン出力しかない。
     急降下の角度は 70-80度以上で、これは 真っ逆さまの状態で、乗客らは シートベルトに体を 縛られての急降下する中での恐怖であって、
     この事態は 最後に 落合由美が体験して、証言した言葉での究極の(物凄い)恐怖であった。
     操縦したいた機長らも、掛かる恐怖のなかで、彼らは 必死に(スロットル)を前に押し上げて、エンジン出力を最高にしたのだ。
     操縦席は機体の前上部にあり、迫りくる地上、海面への墜落降下は 物凄い恐怖であった筈。
    右に傾き、急降下する機体は エンジンの加速で、益々 速度を上げて、降下しいる「400トンの日航機機体」の急降下を止めるは 操縦桿が 効かない以上、不可能である。
     * 唯一動かせるエンジンをその出力を 上げて 機体の機首を挙げることしかない。所謂 エンジン出力調整による「新規な操縦技術」であった。

   3.14 新規操縦技術を開発した、操縦三銃士が世界の「ポラリス賞」を受賞し、世界の操縦士協会から、表彰された。(1987年)
      その功績は、垂直尾翼、油圧操縦装置が破壊されても、沈着に エンジン出力での新規操縦技術を開発して、多くの乗客の命を助けたことが 理由であった。
      これで、「エンジン出力の微調整による実際の操縦技術の開発が 認められたのである。この技術は ボーイング社が 主として、認めての快挙であった。

   3.1.5 油圧機能を失ったUA232便の奇跡の操縦、着陸での奇跡の生還の事例(1989年、DC-10 機)
     「日航 杉江宏氏は その著で JAL123便がエンジン出力の調整だけで、約30分間も飛行した事実を熟知しており、機体の降下や制御をエンジン出力のみでコントロール出来ることも 
      分かっていた」と纏めて記述している。

  4. 国、運輸省の事故調査報告書での結論―飛行性、操縦性、着陸性、事故原因―(1987年6月 運輸省、航空局)
    この事故原因の纏めは、 
     (1)  垂直尾翼、油圧機能が失われ、機体の操縦機能、操縦性は極度に困難であった
     (2)  不安定な状態での飛行の継続が出来た
     (3)  機長の意図通りの飛行は困難であった。安全な着陸は不可能。

   この事実の仮説の認定、認識は 技術的、操縦性では 矛盾だらけで、又 既に 記述した通り、技術的、論理的、操縦技術の面では、意図的に 間違っている。
 ここで、真実の仮説では 次のように 批判し、正しい事実を 示すことが出来る。
  (1)  の事態は 「操縦機能が 破壊され、又垂直尾翼が 大破され、操縦不能であった」
  (2)  の事態は 「操縦性が不能であったが、機長らが 新規操縦技術の開発で 事故機は 操縦が可能になった」
  (3)  の事態は 「新規操縦技術の開発で約 25分間、操縦出来、安定した飛行の継続が出来た。横田基地に着陸出来た」が 真実の飛行性、操縦性、着陸性であった。

  即ち、国、航空局の結論は 意図的に間違ってもので、日航事故機は 機長らの機転、必死の努力で、新規操縦技術を科発し、実査に適用して、安定した操縦性を確保して、
  横田基地に着陸を申請して、許可を得ている。

 5 墜落の(事故原因の「仮説」)と 自衛隊による撃墜殺害事件の実態
  日航事故機が 操縦出来たので、当然ながら、事故機は 横田基地飛行場に着陸出来たが、自衛隊、中曽根総理は 権力の乱用で 無理に、着陸を禁止して
  乗客、乗員 524名を 理不尽にも 事実上、助かる命を虐殺した。
 又 最後は 自衛隊はミサイルで撃墜した。奇跡の新規操縦技術で 生き残って助かっていた乗客 100名余の乗客を火炎放射器、毒ガスなどで 口封じした。
  それは 中曽根総理の辞職、辞任、自衛隊幕僚長の辞任を回避することが、殺害、口封じの動機であった。
  更に 事故機墜落後の生存者救出、救難の自衛隊も意図的に不作為して、見殺しにしている。
 更に 航空局にょる事故調査では 嘘の報告で 、横田への着陸禁止、ミサイル撃墜殺害事件を 機体備品の故障事故として、嘘の事態報告を捏造して、「嘘の事故報告書」を公表して、
  遺族、国民を騙して 国の検察が この捏造した「仮説」を否定しても、説明責任を果たさず、
 30年以上も 遺族、国民の真実の開示請求、要求する遺族、国民の声を無視し、一切の説明を避けて来た。
 
  このように 日航機が操縦出来たことが 更に悲惨な事故機の着陸禁止、ミサイル撃墜事件を 引き起こしたのだ。
  権力者は 自らの権力維持のために 無辜の国民、乗客、乗員の命を犠牲にしたことが この事件の本質的な真実であった。

  権力者が その地位、プライドの維持のために 主権者である国民の命を犠牲、奪い、隠蔽する日本国の異常事態は 日本の世界に対する恥である。
   将に 「徳の高下を視れば 官位は 崇卑と為す」の格言すら、分からない人が 最高権力者、総理であることは 日本の悲劇なのだ。

  犠牲になった乗客、乗員のために 心から 合掌 合掌を捧げる!!
  そして 国、運輸省に対し、事件の真実、真相の開示、請求を 37年後も 真摯に行なう。
 
 それは 民主主義の日本では 国民が主権者として 唯一無二の命の尊厳を 守り、正義、公正の追究等 当然の「真実の追究」「開示」要求であるのだ。
                                                                         以上

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