『日航123便墜落事件 JAL裁判』(青山透子著)からの抜粋 「出回っているボイスレコーダーについて」(その3)
- 投稿No.2377
- 投稿者:せきたに
- 投稿日:2022-12-11 21:27:53
『日航123便墜落事件 JAL裁判』(青山透子著)を更に読み始めてみると、出回っているボイスレコーダーについて、信用するに値するものなのかどうかについて記されていた。
以下55ページからの引用
当初から、運輸省航空事故調査委員会は流出したボイスレコーダーは認めておらず、日航123便に関しては「航空事故調査報告書」(昭和62年6月19日)の311頁から343頁に文字で記載されたもののみを正式なものとしている。
従って、この報告書に書かれている文字が本当にボイスレコーダーに録音された言葉通りなのか、また不明と書かれた部分や会話が空白でかみ合っていない部分は、本当に聞き取り困難なのか、ということを法廷という公開の場で、第三者が客観的に検証しなければならないのである。しかし、一度もその検証がされてこなかった。
さらに、この報告書にはカンパニーラジオ、つまりパイロットと航空会社間で取り交わされる無線交信(業務連絡)の記録が、出発前までしか記録として書いていない(報告書275頁の一頁のみ)。
JALの運行管理者とパイロットとの交信は、空港内離着陸(ターミナル用)と飛行中(エンルート用)の二波があり、ほかの航空事故調査報告書では、そのすべてのやり取りが記載されている。
しかし、日航123便だけは、報告書に飛行中の、つまりエンルートでの会話が一切書いていない。特に、緊急事態発生の際、会社との間での連絡しあう言葉が一切出てこないのは極めて不自然である。