Re. 角田氏の無人標的機説
- 投稿No.2253
- 投稿者:せきたに
- 投稿日:2022-10-09 17:39:09
角田氏の無人標的機説に関しては誤解があると考える。
『疑惑』364ページ~365ページにはニアミスによって生じる場合の衝撃波の影響に関する考察として次のように記されている。
「一般的に見て、この衝撃波にやられると、尾翼の一部どころか後部全体にダメージを受け、機体はその場で大きくふらつき、すぐ墜落してしまうと考えられている。垂直尾翼は大きなものであふるるが、それだけに一部だけに波が当たるとは考えられず、垂直尾翼上部をかするように当たったとしても機体は当たった方と逆方向に大きく機首をふることになる。」
このことについては元パイロットの杉江弘さんが「陰謀説の真相」という書物の中でも次のように記されている。
「それでは、「謎の飛行物体」は、垂直尾翼に対して、横から当たったということだろうか。もし、横からなんらかの物体が衝突してきたならば、反動で機首は物体が飛んできた方向に向くはずである。」
ニアミス説を否定的に記されている角田氏が無人標的機衝突説については一転、以下のように記される。
「ほかの飛行物体が日航機に衝突したとすれば、私は標的機説を最有力視する。」
それでは、角田氏は「無人標的機」そのものが衝突したと断定されていたのだろうか?
『疑惑』372ページには次のように記されている。
「無人標的機」そのものは高価なものなので、訓練においてはそれを撃ち落とすのではなく、標的機からしっぽのように出ている「吹き流し」に的を絞ってそれに衝突させる。「吹き流し」は標的機から30メートル程度以上離さないと標的機に被弾してしまう可能性があるが、また、「吹き流し」にもグライダーのような揚力がありものだという。そして「吹き流し」に滑空能力を着けておけば、上空で「吹き流し」を切り離すことも可能だという。
角田氏は、「標的機」そのものがぶつかった可能性と並行して、「吹き流し」だけが単独でぶつかった可能性があると記されている。
下記は落合証言の箇所はその瞬間を記されたものだが、このとき垂直尾翼が吹き飛ぶほどの衝撃があったとは思えないが、「吹き流し」だけが衝突した可能性は感じられる。
「そろそろ水平飛行に移るかなというとき、「パ-ン」という、かなり大きい音がしました。テレビ・ドラマなどでピストルを撃ったときに響くような音です。「バーン」ではなくて、高めの「パーン」です。急減圧がなくても,耳を押さえたくなるような、すごく響く音。前ぶれのような異常は、まったく何も感じませんでした。音は、私のちょっとうしろの天井のあたりからしたように感じましたが、そこだけでなく全体的に広がったように思います。私は思わず天井を見上げました。しかし、振動はまったく感じませんでした。機体も揺れなかった。」