「日航機墜落事故の真実」の追究 (その43)ー上野村の 慰霊式典も真実隠蔽のための遺族騙しの その一環であるー

  • 投稿No.1958
  • 投稿者:8.12連絡会 『日航123便墜落事故調査分科会 会長 遺族 小田周二 
  • 投稿日:2022-07-22 23:36:30

  *  日航 社長 赤坂祐二 様
  * 慰霊の園  理事長 黒沢八郎 様
  * 8.12連絡会 事務局長 美谷島邦子 様
  * 運輸省 航空局 局長 殿
 
 今年の上野村での慰霊式典の「遺族抜き、遺族排除の催行」について、以下の如く 公開質問を行うので、犠牲者の供養についての真摯な、心の籠った回答を求める。

 上野村に日航123便が墜落し、多数の乗客らが死亡したので、上野村が 村有地を寄付して 荘厳,華麗な「慰霊の園」を設立して、供養の先頭に立って、遺族を主客として、
 過去 30年以上 慰霊行事を挙行してきた。
 然し、真の加害者を隠蔽したい国は、遺族に嘘の宣伝を行い、遺族の犠牲者への弔辞を禁止し、遺族間の協力、事故原因への関心を防ぐために、日航を加害者だとして 
 嘘の事故加害者だと偽証、偽装して、遺族、国民を騙して来た。 今回 2020年、21年に続いて 22年も遺族抜きの慰霊式典の実行を画策し、
 慰霊の園、日航、航空局の強力な連携、陰謀で、官製、形骸的な慰霊式典を目論んでいる。

 **この遺族抜きの慰霊式典の強行の目的は 遺族間の情報交流を邪魔し、日航機墜落の真実を遺族らが目覚めないように 画策していることにある。
   この事態は 慰霊の園、日航、航空局が 中曽根総理、自衛隊の524名の殺害事件を隠蔽するためであって、殺害事件の事後共犯に当たる。立派な犯罪である。

 1  8.12連絡会、遺族会の「遺族抜きの慰霊式典への反対、修正」の提起と慰霊の園 理事長の回答 
    1.1  遺族の慰霊の園、日航、航空局、国への抗議と修正の提言、要求
        遺族会は 6月12日付で、慰霊の園の 遺族抜きの慰霊式典の挙行を抗議し、修正を求める提言を行った。その趣旨は 
     (1)  慰霊式典は 遺族が主客であり、主客抜きでの慰霊供養は矛盾であり亜成立しない
     (2) この対策として、上野村の関係者だけの形式的、形骸的な挙行は 真の犠牲者への供養にはならない
     (3)この理由としての「コロナ禍」での遺族の出席、参加を禁止するとの根拠は矛盾であり、成立しない。何故なら、政府は、娯楽としてのスポーツ観戦では、大幅な出席者の人数を拡大しており、
        今や 観光地、東京、大阪の街は 多数の人出で、コロナ禍以前の人出で、溢れている。又 マスクも 禁止を緩和すると指示している。
      (4) この卑劣な遺族排除の慰霊式典の開催の 目的は 『遺族間の連携、交流を避けて、妨害して、日航機墜落事故の自衛隊、総理の加害事件の真実の隠蔽のためと推測出来る
     (5)上野村主催の「灯篭流し」は 制約なく、昨年と同じく、挙行すると言うが、多数の遺族、市民が参加し、供養するが この挙行は 慰霊の園の遺族抜きの慰霊式典とは 大きく矛盾である。
     (6) 今回は 上野村の関係者、及び、関係ない日航社長、国会議員が参加して、20名との制限を設けての挙行とのことだが、又 多数のマスコミもその宣伝のために参加していることは
        コロナ禍対策との大義名分とは 合致せず、矛盾している。
     (7)コロナ禍での感染防止であれば、慰霊式典は 中止が 妥当の結論だが、何故 強行するのか ?
     (8) 当初、隔壁破壊説の「ボーイング社」日航」「航空局」の時代に、設置された慰霊の園での 加害者が 全部 無罪となり、事故原因不明のまま 37年以上も放置されており、
        真の加害者が不明のままの 慰霊式典は 意図的に(遺族抜きの慰霊式)強行開催は何らかの意図的な、恣意的な開催であり、遺族国民は 賛同出来ないこと
   
   1.2  上野村、慰霊の園 黒沢理事長の遺族への回答書簡 (2022.6.26)ー その書簡の内容を掲載する。
     上野村 村長、慰霊の園 理事長 黒沢八郎氏の回答、説明文書(2022.6.24)
       ――――――――――――――――――――――――――――――
     「慰霊式典の実施方法については、 最新コロナウイルスの状況等を考慮し、昨年と同様に
      ご遺族、県警者が 多数参列するではなく、(公財)慰霊の園、上野村関係者のみで、執り行う
      ことに 決定しました。慰霊の園 理事会としての 決定であり、ご理解されたい」
     ――――――――――――――――――――――――――――――
     であった。
  
    上野村;慰霊の園、黒沢理事長 殿
     次の質問を提起するので、回答を求める。

    *  質問―1) この回答は、門前払いの内容で、遺族:小田が出した質問の趣旨を意図的に外したもので、遺族への配慮は感じられない。
      慰霊式典へ出席する遺族、市民の健康を心配される気持ちは嬉しいが、犠牲者、遺族が望む慰霊式典を実施するのが、「慰霊の園」の使命ではありませんか。
      通常のコロナ禍の対策は 出席者の椅子席の配列に間隔を置けば、世間が認める(すコロナ禍の感染対策)として、十分であり、広いテントの下は 換気が十分であり、
      そして、椅子の間隔を開ければ、感染防止の対応は 遺族、市民の安全に万全と考える。
      まして、コロナ禍 第7波が 激化しているが、政府は 国民に対し、「行動制限」を要請していない。掛かる国の規制に 違犯する事態の強制は、明確に矛盾しており、
      掛かる『遺族排除の慰霊式典」の開催は 国の遺族の結束を妨害し、情報交流の場を 奪う対策であり、遺族への意図的な侮辱である。
      掛かる配慮をすれば、遺族、関係者が出席しても、問題には、ならないと判断出来るが、慰霊の園の回答を求める。
      遺族が 求める慰霊式典は 遺族が出席し、遺族が弔辞を語り、そして、ローソク供養を行い、遺族同士が語り合う場所になるような慰霊式典である。
   
   *質問―2) 慰霊式典の名称:「遭難者」の慰霊式典の修正要求
     上野村か それとも 航空局か 日航かも知れないが、どうしてB-747機旅客機で墜落死した乗客、乗員 520名は 「遭難者」と命名されたか 教えて下さい。
     旅客機で墜落死した人は 一般的に 「乗客らは 自殺だ」とは 考えられません。
    「彼ら 520名は 何らかの原因、又は理由で 殺された」と言うことで、警察は、市民は 考えます。

     彼らは 「事故か 事件で殺された」と 警察は判断し、裁判所も 同じです。この事象を520名は 「遭難者」とは 決して、呼びません。
     世界の人も 「旅客機の墜落死の人を 遭難者」とは命名しません。 偉大な尊敬される「慰霊の園」の黒沢理事長は 520名の墜落死の死者に「遭難者」の名前、名称を付けています。
     黒沢理事長は どう考えますか。回答を求める。 「犠牲者」か、 「遭難者」か、 それとも「自殺者」か、 回答願います。
     それどれの回答に対し、理由を付けて 説明して 遺族に 納得させて下さい。過去、何度も 同じ理由を聞き、修正、改正を求めても 今までの慣例だと言って逃げた。
     逃げずに 答えを 出して下さい。 上野村の恥ですよ。
   
   *  質問―3) 慰霊式典での遺族の弔辞を 禁止する理由を 詳しく 説明を求める ?
       上野村の慰霊式典では 過去 最初の遺族による弔辞以外、その後 遺族の弔辞は 禁止されている。理事長が 国会議員が 幾ら立派な弔辞を読んでも 犠牲者は 決して喜ばないのだ。
      広島、長崎の原爆慰霊式では、遺族が 涙を流して、犠牲になった無辜の犠牲者に 弔辞を読む。
      でも、何故か 日航機で520名が 墜落死しても 国の慰霊式典(上野村に委託された慰霊式典)では、何故 掛かる(弔辞抜き)侮辱の行為が 行なわれるのか。
      何故 加害者でない日航が 遺族の前で 『日航は加害者だ』と言い、更に「今後 安全運航の堅持」を誓うのか。
      そんな蛮行を 慰霊の園は 日航に許すのか。 遺族は 誰も 理解出来ない。
      この件は 過去 何度も 修正し改善を要求したが、言うのは、 何時も「 慣例だと 今までの実績で、定着している」としか 説明がない。
      慰霊の園の名士、又 実力者:黒沢八郎は 『遺族の弔辞は 必要ない』との根拠、理由の説明を求める。

     *質問―4 )慰霊式典のあと、過去、遺族が 「ロウソク供養」で 火を点灯し、実行してきたが、あれは 遺族だけの特典であり、又 遺族しか出来ない行事でもある。
         あれは、犠牲者の遺族だけが 許される「送り火」でもある。
        尊敬される慰霊の園 理事長:黒沢八郎は 送り火の意味、理由を知っていますか。
        それは どのような「意味合い」ですか 馬鹿で傷心の嘆き、苦しむ遺族に 教えて下さい。
      
     回答は この質問状が 掲示されてから、 10日 以内に お願いする

 

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