Re.(3) 垂直尾翼破壊の原因-2

  • 投稿No.1770 元投稿No.1767 さんへの返信
  • 投稿者:佐伯
  • 投稿日:2022-05-18 16:16:11

> 2、縦衝撃は伝播方向と同じ方向へ変位と力が働き、横衝撃は伝播方向と直角方向に変位と力が働くもので、地震波の縦波と横波に似ています。N0.1765の場合、機体の前後軸に対し直角方向(垂直方向)に働く衝撃を横衝撃と表現しました。構造力学では一般的に使われている用語です。

依然として、「前」から衝突した飛翔体とやらが事故機を「前」に押し出すことになった理由が不明。
飛翔体とやらが前から事故機にぶつかったときの作用があるとして、これに対する反作用、つまり、機体を後ろに押す力はどこに現れたのだ?

また、前向きの力と下向きの力が同時に現れていない理由を「伝播方向と直角方向に変位と力が働く」「横衝撃」とやらで説明しようとしているようにみえた。

しかし、構造力学で一般的に使われている横衝撃の用語は、梁の横衝撃問題の文脈の中で登場するもので、梁の長手方向に対して直交方向から掛かる荷重のはず。
横衝撃が地震などの横波に相当するものとの見解は聞いたこともなく非常に疑わしい。かかる見解が独自のものでなく、専門家の一致した理解であるなら、それらが記載されている資料を提示してほしいものだ。脳内で紡ぎあげた不思議理論はいらない。

仮に横波が遅れて到達することを加味しても、金属中の伝搬速度は数千m/秒。
無限に長い大地ならならともかく、たかだか数十メートルの機体において、0.2~0.3秒の到達タイミングのずれが生じるはずもなく。

そもそも、空間中の物体の運動を論じているのに、これを衝撃問題で解決しようとする考え方がまるで意味不明。
後ろから突き飛ばされれば前のめりになり、前からぶつけられたら勢いを減じる。天秤の一方を軽く下げれば、他方は持ち上がる。
だれもが理解できるあたりまえの物理現象だ。

風のたより君も同様の傾向があったが、自己流の独自解釈を学問的な定説のように騙っているようにみえる。
似非科学のオカルトのような様相を呈している。

> ご指摘ありがとうございました。

> 1、図は、すでにPNG形式で作成しており、過日、某氏に私の意見を送った際には図も印刷して添付しています。
> N0.1765の説明文自体が、図を見ながら記したものです。
> 図を付ければ解りやすいのは確かですが、この掲示板では、掲示板の枠内で表現すること(公開されている資料の引用以外は、文字と記号のみで)に徹したいと思います。
> 後日、表現を工夫して、もっと解りやすい説明ができたら補足します。

> 2、縦衝撃は伝播方向と同じ方向へ変位と力が働き、横衝撃は伝播方向と直角方向に変位と力が働くもので、地震波の縦波と横波に似ています。N0.1765の場合、機体の前後軸に対し直角方向(垂直方向)に働く衝撃を横衝撃と表現しました。構造力学では一般的に使われている用語です。

> 3、LATGには36秒から38秒にかけて、0.05Gから-0.025Gに変化する波形が記録されています。「有意な変化」とは、「極めて小さい」を言い換えただけで、VRTGが変化幅で約1.7Gの変化を記録しているのに比べて、極めて小さい値です。垂直尾翼が破壊した後、機体に残った残骸が秒速150mの風に煽られて離脱する際に生じた振動かもしれません。

> 4、DFDRの解析からはNo.1765に記したこと以上はわからず、それ以上を追求できる資料も情報も私は持ちません。この記事を参考に、どなたかが具体的な情報を出していただくことを期待します。

削除前確認(削除を実行するには投稿時に設定したパスワードを入力した上で削除ボタンをクリックしてください)