Re.(14) 第一の風(2)

  • 投稿No.1658 元投稿No.1657 さんへの返信
  • 投稿者:佐伯
  • 投稿日:2022-05-02 23:50:53

論点は、下記【式1】の連続の式が成立するか否かです。

> 32.48m/s(客室通過時流速)×18.84㎡(客室断面積)= 340m/s(隔壁通過時流速)×1.8㎡(隔壁破断口断面積)= 612㎥/s・・・・・・【式1】

当方は、【式1】の連続の式は成立しないと判断しました。
体積流量=一定の定理は、非圧縮性流体(伸び縮みしない)の定常流(時間変化しない流れ)の特殊な条件下でしか成立しないからです。
場所により流体の密度が変わる場合、同じ体積流量でも質量が異なってしまうからです。質量保存の法則に背くことになります。
質量保存則に依拠する【式1】が特殊な条件下でしか成立しないことは、文献記載を提示するまでもなく、周知の事項です。

もし、【式1】が成立可能と主張されるなら、事故機の隔壁破損事故態様が非圧縮性流体かつ定常流の条件下にあったことを理由を付して説明してください。

今は、圧縮性流体かつ非定常流において、
32.48m/s(客室通過時流速)×18.84㎡(客室断面積)= 340m/s(隔壁通過時流速)×1.8㎡(隔壁破断口断面積)= 612㎥/s
の成立が科学的事実と言えるのか否かを判定している段階です。

対象論点に関わりない事項は必要ありません。
対象論点に関わりがあるのなら、【式1】のどこにその要素が連関しているのか、数式を適宜変形して分かりやすいようにご提示ください。

現在の【式1】の形状は、簡単に言えば、v・S=一定(v:流速、S:断面積)です。

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