日航機墜落事故 真実と真相の追究 (その 28) ― 群馬県警察本部からの回答と遺族会(8.12連絡会日航機墜落事故調査 分科会)の質問状に趣旨との乖離の謎と 群馬県警の事故捜査の不作為について    

  • 投稿No.1056
  • 投稿者:8.12連絡会 『日航123便墜落事故調査分科会 会長 遺族 小田周二 
  • 投稿日:2022-02-08 23:51:02

 日航123便は 群馬県上野村山岳地帯、御巣鷹の尾根に 1985.8.12 に墜落し、当時の運輸省,航空局と群馬県警察本部:県警本部の共同捜査、調査が行われ、1987.7 運輸省から「墜落事故調査報告書」が
公開された。然し、共同で捜査し、墜落の事故原因を突き止めた報告書は「航空局」、[事故調査委員会]により、作成されたと判断出来る。
   * 然し、群馬県県警本部の(特別捜査本部)による捜査報告書は 公開公表されていない。
     この事故原因は 「修理ミスの隔壁部が 強度不足と老朽化による劣化で、破壊して、垂直尾翼と 重要な油圧操縦装置が破壊された」と 説明していた。
   * その破壊が事故原因として 容疑者として 「ボーイング社」「日航」「航空局」が 提起され、この事故の容疑者、三者が 群馬県警と遺族会:8.12連絡会により告訴された。
然し、1990.7 前橋地検は この三者を不起訴にして、無罪判決を出し、「国の隔壁破壊説」は否定して 事実上、崩壊した。
   *2016年 遺族の追究に 航空局、日航は 「1990.7 の前橋地検の不起訴判断で 不起訴になり、法的に 無罪が確定している」と 自供して、30年間も遺族、国民に 無罪の確定を隠蔽していた。
   *この事故、事件は 旅客機墜落事故として、「墜落の事故原因を特定し 再発防止策の策定実施」を実施して 空の安全を向上させることが 両者の業務目的であり、それが 組織設定の根拠である。
   *「群馬県警」と「航空局」の両者の捜査、調査であるが、1987年7月の(事故原因の特定)と(再発防止)が実施されているが、事故後 32年後に 当局と容疑者:航空局、日航が「加害者でない」と
     遺族に、文書で 認めており、これも 先の『隔壁破壊説』が 否定された段階では、1990.7 以降 32年間 事実上、「日航機墜落の事故原因が不明」との状況に 放置されている。
      最初の国の事故原因:「隔壁破壊説」が否定されれば、直ぐに、(群馬県警)と(航空局)が 再調査に取り掛かることが 不可欠の筈である。 
     然し容疑者、「航空局」「日航」と「調査当局の航空局」の謀略で 意図的に 遺族、国民に対して、「墜落事故の原因は 隔壁破壊だ」との誘導捜査で騙してきたのである。
     このように、航空局、群馬県警は 32年間、墜落事故の原因の特定を怠慢し、いや意図的に放置してきたことになる。
   *この墜落事故の再調査は 2006.8 遺族会:8.12連絡会が 国民と国に対し、「事故の再調査と横田基地に事故機が着陸しておれば、全員助かっていた」との衝撃的な提言を行って 
     遺族、国、国民に 巨大な衝撃と反響を与えたのだ。
    これに対して、運輸省、国土交通省、航空局は驚愕して、 2011,7 に 遺族だけを集めて、『隔壁破壊説』の解説集会を行って、隔壁破壊は 正しいとの洗脳集会を実施して、非科学的な説明で
     騙して、遺族会の幹部の調査、横田基地への着陸事態の 方針を変更させている。
   *ここに、遺族会:8.12連絡界事故調査 分科会が 主体となって、日航123便の墜落の「事故原因 の再調査」を提起してきた。
   *2021.10 遺族会:8.12連絡会墜落事故調査 分科会は 今まで、蚊帳の外にいて 知らぬ顔で過ごして来た「群馬県警」に対して、1990.7 以降の事故、事件の捜査について、
     捜査を行わなかった理由と 1987年までに 群馬県警が実施した捜査記録の公表を 2021.10 に要求したのが その経緯である。そして、2022.2 に 群馬県警の回答を得たので、
     ここに その内容を 遺族、国民に開示することにした。
  
  1 日航機墜落事故による犠牲者の遺族会:8.12連絡会 墜落事故調査 分科会の質問状
   発信日時:2021.11.1 
   宛 先  :群馬県警察本部 県警本部長
   概 要  :詳細の文書は、日航機墜落事故の真実と真相 (その13)に記載の通り。
   (1)   国の事故原因は 航空局と群馬県警による合同捜査、調査の結果であるが、前橋地検は 完全に否定し、崩壊した。それも 落合由美の証言と また技術的な考察で 否定され、
      事実上、崩壊した。これで、日航機123便は 故障による事故でなく、外部からの攻撃による撃墜事件だと判明した。これから、事故原因の究明は 警察による捜査になるのは 必然であったが、
     然し、群馬県警は 当然の業務での再調査、再捜査を行わなかった。  この事象は 撃墜事件の再捜査、調査の意図的な不作為行為であり、業務上の隠蔽犯罪行為である。
     遺族、国民は 群馬県警に対し、日航123便事故の「再調査、再捜査」を要求する。
     結論として、日航123便墜落の事故原因は 自衛隊による加害、犯罪行為によるものと帰結出来る。
      *事故機が 機長らの新規操縦技術で 操縦出来、30分以上も飛行出来たこと
      *横田基地への着陸を敢行しようとしたが、自衛隊戦闘機に禁止され、妨害されて、事実上、全員が 
         殺害されここと
      *日航事故機は その重要なエンジン、水平尾翼が破壊され、脱落しており、これは 外部からの攻撃でしか 掛かる部品の破壊は起きないのだ。
      *前の運輸省の事務次官であった「町田直」が 日航副社長として遺族に告白した明言:「日航機は
       ミサイルで撃墜されたんだ。今は それしか 分からん』と。これが 極秘秘密の真実をしる立場にある、高級官僚の言葉での自供告白であって、重要な墜落事故の真実の証言である。

  (2)  最初の事事故原因とされた:「隔壁破壊説」の捜査に協力した群馬県警は この結論に関して その捜査報告書を作成して維持保管されていると 拝察します。
     この捜査報告書の開示、公表を求める。

    *群馬県警への回答期限
       2021.11.15
       実際に 到着したのは 2022.2.4 であった。

  2. 群馬県警察本部からの回答文書
    *日時     2022.2.3 
    * 発信部署 : 県警 刑事部刑事企画部 指導係 深田
        電話: 027-243-110  http//www  police.pref.gnma./
    *標語、理念:安全、安心を誇れる群馬県の実現 群馬県警の封筒に印刷されている。!!
      ―県民の期待と信頼に答える力強い警察―
  *回答文書の全文
    小田周二様
   添付文書について (回答)
   「 先日、送付いただいた文書を拝見しました。
      ご質問のあった日航機墜落事故事件に 関しては 当時、県警として 捜査を遂げて 前橋地方検察庁に送致し、不起訴との処分がなされましたので、回答致しかねます。

      なお、送付いただいた書籍は、別途 購入致しましたので、返送致します。 」
      (遺族調査員 小田著 「524人野命乞い」 1冊)

    2.1 群馬県警の回答について  (遺族小田の解説)
      @ 群馬県警は 質問について、全て知っているにも拘わらず、今回の回答書には、意図的に 何一つ 答えていない。
      @ 群馬県警は 「自ら 捜査して 告訴して 前橋に送致した」と 認めている。
         とすれば、捜査報告書が存在し、遺族には 公表公開出来るはずだが、この件について 
         何の説明をしていない。事故に関して県警は多数の証拠品など 所有していると報道されている。
      @ 群馬県警は 「前橋地検が 不起訴にして、三者:「ボーイング社」「日航」「航空局」が 無罪にしたこと、及び 隔壁破壊が 否定され、崩壊した」ことを認め、知っている。
      @警察は 事故捜査に「特捜本部」を設置して、人員 50名の大部隊での捜査を 行ったと報じられている。
        1990.7 に前橋地検が 不起訴にすれば、「再捜査が不可決の事態」であり、直ぐに 群馬県警」として、 再調査に取り掛かるべき事態であるが、一切 何の行動も行っていない。
        航空局と 歩調を合わせて、一切 知らぬ顔で 不作為の言動を 取ってきた。
     @ 遺族:小田が寄贈した著書:『乗客乗員524人の命乞い』が 返送された事態は 奇妙で 理解できない。通常、掛かる状況では、遺族の配慮を鑑みて、大切に拝読して、
        参考にするのが常識であるが 警察署に 購入しているので、返却するとは 辻褄が合わない。
       若し 既に 書籍を 警察が購入しておれば、当然 読んで、その意見を 検証している筈だが  そのような事態の説明がない。理解出来ない。
       群馬県警は 全てを知っており、国、運輸省の圧力に屈し、言いなりの対応を行ったことは 容易に 導かれる。
     @ 今回の墜落は 外部からの攻撃で、墜落した事件である。 とすれば、これは、事件であり、当然のことながら、
         乗客乗員 520名を死亡させた事件の真実を 特定するのは、群馬県警の仕事となる。
       従って、今回、事故としての「事故原因」が否定されれば、外部からの攻撃として、群馬県警が主役として、事件の「再捜査」を行うことが 業務目的であり、警察の使命であり、
       (墜落の事故原因の特定)と (発防止策の 策定)は 勿論「航空局」との協力で 提起することが 不可欠なのだ。

     群馬県警の理念、目標は 「安心、安全を誇れる群馬県の実現」であり、
            「県民の期待と信頼に答える力強い警察」 と定めており、この標語、理念は 法:「警察法」での 「国民の命と財産を守ること」と一致する。
     この期待に応えるには、 日航123便墜落の事故原因の特定であり、それが 犠牲者の霊前に事故の真実を供えてこそ、その仕事の目的を達成することである。
     この業務を行わなければ、群馬県警の標語、理念に 違反することであり、今回の群馬県警の回答文書では 群馬県警の資格は 自ら 放棄する事態を自供していることに 相当するのだ。
     524名が死傷して墜落事故、事件では 地元の群馬県警、警察署の最低のメンツは 是非 守って頂きたいと 催促する。
    

削除前確認(削除を実行するには投稿時に設定したパスワードを入力した上で削除ボタンをクリックしてください)