Re.(29) 断熱膨張に伴う温度低下の関連性

  • 投稿No.918 元投稿No.914 佐伯さんへの返信
  • 投稿者:風のたより
  • 投稿日:2022-01-26 21:56:15

せきたにさんへ
B747のエアコンの能力では気圧の回復も気温の回復(プラス10℃以上=半袖でも寒さを感じ無い温度)も不可能と考えるのが妥当だと思えます。
理由は以下です。
事故調査報告書の解説書に気温回復に関する記載があります。
そこにはマイナス40℃から0℃まで120秒で回復するとした計算が有ります。
しかし、この計算には、後部に空いた穴からの出入りする空気が考慮されていません、機外のマイナス15-17℃から10℃程度回復すなわち0℃くらいに持ち上げるのがやっとだったと考えます。