Re. 続・航跡の考察

  • 投稿No.705 元投稿No.704 見学者さんへの返信
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2022-01-12 15:08:51

> スクォーク7700の発出が18:25、EMG表示により空域確保が行われていた。
> その一方で、18:40頃、全日空757便機長が、123便の姿を3分ほど目撃している。

> 擬装機云々の荒唐無稽な話は脇においておきましょう。
> 少なくとも、この時点の123便には、追随する他の航空機はいなかったことが、小松便の機長により証明されますが、これは相違ございませんでしょうか?
> また、藤枝市の女性による低空飛行目撃証言も、虚偽または空想と結論付けられる、という認識でよろしいでしょうか?

> 藤枝市の機体が「擬装機」であるなら、これに追随機がいるのはおかしな話です。逆に、757便機長が目撃したのが「擬装機」であるなら、これまでの考察はすべて無駄になります。
> 落合証言から、超低空飛行なども出てきませんし、焼津市、静岡駅の目撃証言でも、「地表すれすれ」や「数分違いで別の飛行機をみた」という表現はありませんから、藤枝市の目撃情報については、信憑性ゼロと推察しますがいかがでしょう。

見学者 さんへ

落合証言では
 「ゆっくりと左右に大きく旋回しているような動きがはじまったのは、酸素マスクをして、しばらくしてからです。」

と記され、続けて

 「飛行機はあいかわらず旋回をくり返すように左右の傾きをつづけます。振動などは全然ありません。とにかく、くり返し、左右に傾いているという揺れ方がつづきました。」

 と記されていますが、その表現は

 村上良平さんが東伊豆の相模湾上空で異変発生後

 「機体が大きく左右にゆれている」 と記されている箇所と一致するのではないかと考えています。

 落合由美さんはそのあたりを飛行しているときの情景描写として、

 「私の席に近い左の窓から見えたのは、まっ白な雲だけでした。かなり厚い雲で、地上は見えませんでした。」

 「こうしているあいだも、飛行機が降下している感じは、ほとんどありませんでした。」

と記されていますので、その頃は機体が大きく左右にゆれながら、雲よりも上を飛行し続けていたことになるのではないかと考えます。

 一方、高度5,400メートルを維持しながら飛行していた小松便の機長が座間ポイント東9キロの地点で18時30分過ぎに右斜め上に日航機を目撃したというのであれば、そのときの日航機の高度は5,400メートルよりも高い雲の上で、富士山の東側を通過していた可能性が高いものと考えます。

 偽装機の可能性を除いて考えると、藤枝の上空を低空飛行していたという目撃情報の信憑性については以上の理由から疑われるべきではないかと私は考えています。