Re.(19) 富士山目撃にかかる検証

  • 投稿No.626 元投稿No.625 風のたよりさんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2022-01-09 07:13:28

風のたよりさまへ

事故調報告書ですとか、世間一般の認識では最初のターンまでは操縦桿の操作が効いたけれども、それ以降戻せ 戻らないのやり取りもあり、ハイドロプレッシャーオールロスにて操縦不能に陥った というところでしょうか?
また、油圧ポンプの吐出能力からものの1、2分程で作動油タンクが空になったとも推測されているようです。

> 油圧回路に破れが生じるとアシスト力を発生するパワーシリンダには圧は掛からなくなります。

会話の中からも正常時ですとプレッシャーゲージが20〜30MPaの範囲内を指しているだろうものが事故発生を境に概ねゼロとなったのでしょう。ただ、これはあの小さな圧力計のφでとても広いレンジを表示していたためそう見えただけであって、簡単に0として扱うのは早計かと思います。また、そこに表示されるのはエンジン駆動の圧力ポンプ付近にあるだろう圧力トランスミッターで感知した数値に過ぎないものと思われます。
それも常用域での表示を重視した感知性能で微圧領域の精度はないものと推測しますので留意が必要なところではないでしょうか?

その圧力もクローズドな配管であれば何処であれ差はないとしていいのかもしれませんが、垂直尾翼中程で配管破断でしょうから、破断箇所近く、エルロンアクチュエーター直前、油圧ポンプ直後での圧力と、場所により実際の圧力に違いが出るような気がしております。高低差ですとか、機体後方までの配管長さ、管の曲がりによる抵抗、水とそれほど粘性は変わらないのかもしれませんが配管の中身が油である事は考慮すべきかと

そんなのは微々たるもの、圧力なんてゼロです ハイドロプレッシャーオールロスです 油圧なんてないです と私はこれまで散々言われてきておりますが、エルロン動かすには及ばないだろう事は想定内ですが、油圧ゼロ扱いはどうしても納得いかないのです。

私がイメージしたものとして4階建てほどの小規模マンションがあります。
水道の圧力源として地上に置いた圧力ポンプで給水するタイプですが、何処かで水栓を開いたからといって他の所で即水が出なくなったりはしないはずです。

事故機において起こった事象はラダー部辺りでの配管破断です。それにより作動油が流出していってしまう事になるのですが、それは見方を変えると破断箇所からの油の排出です。70mから先で10mだか高い位置の出口から油を吐き出すためには圧送しないと出て行かないはずです。開口面積、破断部形状も関係してきます。理系の方々の見解としてもこれはゼロ扱いで良いのでしょうか?
そしてこの排出、実際に時間としてどれくらいかかったのか これは極めて重要な事なのです。

私としましては操縦輪の操作は専らダッチロールの軽減を目論んでのものと捉えております。とはいえ123便は所々で旋回をしております。これはまた別の操作、具体的にはスロットルコントロールによるものではないかと考えております。

こちらこそ長文となり失礼しました。