Re.(13) 天井裏の風?

  • 投稿No.339 元投稿No.311 無名さんへの返信
  • 投稿者:風のたより
  • 投稿日:2021-12-20 21:29:04

無名さんへ
前回、機内の空気が膨張した後の風についてい尋ねたのだが返信が無かった。
今日はその話からはじめる。
膨張後に吹いた風の正体は機体の外を流れる800キロの気流によるベンチュリ効果によるものだ。
これは飛行機の速度がゼロになるまで止むことはない。
機体に開いた穴が機体の側面もしくは後面に位置する場合、機体内部の圧力は外気圧より低い値で一定になる。これはベルヌーイの定理によるものだ。
マクロ的には機内圧力は外気圧より下がったところで一定になるが、機内をミクロ的に観ると機体外側を流れる気流が存在する限り吸出し流れと吸い込み流れが絶えず継続している。
事故報告書の生存者の証言にある風はベンチュリ効果による風を指しているはずだ。記載はないが墜落まで天井裏に見えた断熱材の切れ端がクルクル回っていたはずだ。
しかし、証言の「たいして風は感じなかった」と隔壁破壊説のための「漏出空気が機体構造物を破壊する急減圧」の両者に齟齬が生じてしまった。
その齟齬を埋めるため、事故報告書は人目に付かない天井裏に急減圧による猛烈な風を吹かせることを思いついた。
そんなウソはバレるんだよ。
無名さんには自動車の走行中に窓を開ける実験をお願いした。そして、それを実行した探求心には感心する。
当方はこの実験で共通理解を得ようと試みたが、あんたはその誘いを無駄にしたばかりか、当方の実験を嘲笑するような返事を返してきた。
そして、実験結果を何の躊躇いもなく「後ろの席の人間から寒いからやめてくれと言われた」とレポートしてきた。
この返信の意味が解らないのか?自動車でたった100キロでも窓が開いていれば空気の入れ替わりが起きて同乗者から寒いとクレームが入ったんだろ。外気温-17度のJAL123の800キロならどうなるのかな?
事故報告書を信じてやまないあんたの事だから仕方ないが、穴が開いた後に内外気圧が釣り合うことで無風状態にでもなると思ったの?
もっと言うとに断熱膨張で-40度に下がった機内が120秒で0度に回復して寒さを感じない?そんなことある?
隔壁破壊後の120秒後には高度8000mの-17度、0.3気圧で一定になるんだよ。(気象庁発表の1985年08月12日、相模湾での高度8000mの気温は-17度)
今日はここまで、何か純粋な疑問があったら質問してくれ。続きは3日後に。以上。