2つの落合証言の間を埋めるもの

  • 投稿No.2966
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2023-08-22 12:03:15

落合証言に関してですが、事故後まもなく発表された、いわゆる初期版と言われるものと、後のロングインタビューによる詳細なものとの2種類が存在することは周知の事とは思います。

問題はその2つの間に小さいとは言い難い違いがある事です。
どちらが正しいのかは議論が分かれることとなっていたかと思います。
初期版に対しまして、落合さん自身が、ダッチロール等の言葉は知らない といったことをあとで語っており、その証言の信憑性について疑問視する方もいらっしゃったかと思います。

ロングインタビュー版は時間をかけての聞き取りで、こちらの方が正しいのではないかとする意見の方が優勢ではないかとの感もありましたが、初期版に対する評価を変えることになりそうな情報がありました。

Youtube で、MIAさんという方が事故関連の新聞記事切り抜きについての動画を投稿されています。
記事の無断使用は禁じます とのことですので、内容そのものは動画の方をご覧頂きたいのですが、8分30秒くらいから、10月17日付の赤旗の記事を紹介されています。

『日航123便墜落事故 当時の事故全容の記事を掲載します ★イギリスも事故原因を推定していた。★落合さん当時の最新証言(記事の無断使用は禁じます)』

https://www.youtube.com/watch?v=bjd4oMh8Ct0

その中に、事故後ほどなくの落合証言に対しまして、専門用語が使用されている以外は内容はその通りである旨を語っているとする記載がありました。

事故直後に語ったことを、本人が「その通りである」と追認する内容であり、極めて重要な発言であると捉えております。

このことからすれば、事故発生後の事態の進行は初期版の方が正しいと判断することが適切だと思え、そうなればライフベスト着用の指導のために離席する以前に富士山を見たとなり、必然的に富士山付近の通過は東側となり、大月旋回中に富士山を見たとする説を否定することとなるはずです。

動画中紹介された記事は、初期版とロングインタビュー版との間のに存在する乖離を埋めることとなる画期的なものであり、真の航跡について考える上での重要な証拠となったものと捉えております。