Re.(4) DFDR解析による航跡

  • 投稿No.2309 元投稿No.2306 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2022-10-26 01:12:30

鷹富士さまへ

>念のため、私の結論を整理しておきます。
>(1)、操舵輪の動きは直接にはエルロンに伝わらず、エルロンの動きは操舵輪へ伝わらない。
>(2)、油圧が消失した状態ではエルロンは動きやすくなっていて、ダッチロールによる主翼の上下運動に伴いエルロンも動き、それがDFDRの中のCWPの異常波形に現れている。

確か鷹富士さまの見解ですと、点Bが固定でなく移動することを理由として力が伝わらない旨の見解を示されていたものと記憶しております。
おっしゃる通りであればそうなのでしょうが、Bの可動範囲に制限が無ければ という条件が成立していればのことでしょう。
力が双方向伝わらないという内容が書かれた文献も提示されておりませんし、Bの動ける範囲に制限がないことも確認できておりませんので、途中2箇所のINPUT STOPの存在によるBの可動範囲制限の可能性についての情報提供として知恵袋の件を書かせて頂きました。

主翼の上下運動に合わせてエルロンが動きたがるだろうことは想像しておりますが、実際動いていくためにはアクチュエーター部で作動油の流入、流出が起こる必要があるのでしょう。ただエルロンに押す力を加えても油路は形成されていないので動かないように思います。(動こうとする方向側の油路の形成が必要)
また、CWPはエルロンの変位速度を示すということであれば、エルロンの動きの具合が機体中央にあるQUADRANTに伝わらないといけないような気もします。

>事故調の杜撰な「経路略図」の作られ方を、あれこれ想像しても意味がありません。少なくとも、単純に左右あるいは上下へずれることの方がありえません。

悪意なくレーダー航跡図を作成したものの、レーダー精度の悪さ由来のズレが生じたのであればおそらくは あぁそうだろうなと思えるような航跡となるのでしょうが、鷹富士さまのDFDRからの航跡と重ねますとどうもそうではなさそうに感じます。
鷹富士さまがDFDRは改竄できないと散々主張されておりますことは重々承知しておりますが、目撃情報や当日の報道からしますとDFDRからの航跡ではしっくりとこないところもあり、途中切り貼りするなり、HDGに手を加えるなりの手法で航跡に手を加えた可能性もあるのではなかろうかと考えております。

考察一例 静岡手前で旋回角度を変えた場合 <実航路推定 2>
※最終局面部分は再度確認予定
http://imepic.jp/20221026/039460

河津での音の聞こえ、要は異常発生地点ですが、20km程度であればもちろん聞こえはするのでしょうが、大音響となって多くの住人に聞かれたのか となれば疑問には思います。(その時の録音テープがまだ現存すればですが、現代の技術ですと発生時の音量も高精度で推定できるでしょう)CVRとの整合性もありますので、ほぼこれまでの見解通りなのでしょうが、河津の近くだったというのも可能性としてはゼロではないとして一応頭の片隅に留めておこうと思っております。

航跡としましてはその付近に限らず全体的に様変わりしたようですので、事故調の航跡図にもあったように途中途中での通過時刻が追記され、更には区間区間の距離も測定し、対地速度および対気速度の確認までしますと当日の状況がより明確になるものと思います。

>DFDRの中のHDGとTAS

CASのチャートは目にしておりますが、TASそのものも報告書にありましたでしょうか?

少し前にエルロンを自由運動させるとどうなるのが考えてみたい旨表明し、概ね下準備も整ってきていたのですが、DFDRによる航跡図を見てしまいましたので白銀山の存在が気になって仕方ありません。恐縮ですが一旦そちらを先に見させて頂きます。

> > こちらは、そういう想像をした という架空の話として書いたものです。そういった理由で意図して具体的な資料名を避けてアバウトな書き方をいたしました。
> > 実際に鷹富士さまがああいった機構の存在を747のマニュアルに見つけた ということではありません。

> A,私の意図を誤解されていないなら、それで結構です。
> 念のため、私の結論を整理しておきます。

> (1)、操舵輪の動きは直接にはエルロンに伝わらず、エルロンの動きは操舵輪へ伝わらない。
> (2)、油圧が消失した状態ではエルロンは動きやすくなっていて、ダッチロールによる主翼の上下運動に伴いエルロンも動き、それがDFDRの中のCWPの異常波形に現れている。
> (3)、CWPはエルロンの変位速度を示す。
> (4)、上記により、正常時から24分35秒の異常発生時を経てそれ以降のダッチロール運動中も含め、DFDRの中のCWPとRLLの関係を論理的に説明できる。・

> > 話の逸れる内容にはなりますが、Yahoo知恵袋には駐機時のエルロンに関する質問がされておりまして、その中の返答の一つに、真偽の程は判りませんが、
> > 「油圧が 無いと 油圧で動翼を動かす飛行機 747はコントロール ホイールは 重くて ほぼ動かせない。でも全力を加え動かすとLCCAのINPUT STOPに当たりLCCAが動きエルロンPCA,ACTのINPUT STOPに当たりPCUは動きエルロンは ほんの少し動く」
> > との内容のものがありました。

> B.「駐機中に油圧がなければ操縦室の操舵輪を動かすのが重い」ということの真偽は知りません。折角ですから、あなた自身が確かめるべきです。

> > 角田氏の目撃については、私としましては氏は123便の機体は見ていないものとの判断になります。
> > 高度はどうあれエンジンを吹かしながら談合坂サービスエリアの真上を異常飛行していたとなれば、少なからず目撃証言があってもよいように思います。

> C,角田氏が錯覚あるいは偽装した、さもなければ見てない物を見た様に騙る、どちらでも結構です。結論としては、事故機はDFDRに示すように飛行した、ということです。

> > 私としましては、比較することが無意味であるとは考えておりません。
> > 相模湾のところ 内陸寄りを飛行していることだけでも自分が動画サイトへの投稿者であれば1本動画をつくろうかと思うほど大発見でしょう。

> D,単なる比較ではなく、私が例示したように、具体的なテーマを掲げて比較されるなら賛成です。

> > DFDRによる航跡とは違う というのは承知しておりますが、何がどうなってあの航跡となったのかを考える というのは十分意味があると思います。
> > 航跡がズレるとすれば、全体的に左右か上下か、シフトするようなずれ方もあるでしょう。

> E,事故調の杜撰な「経路略図」の作られ方を、あれこれ想像しても意味がありません。少なくとも、単純に左右あるいは上下へずれることの方がありえません。
> 作られ方が杜撰だから、場所あるいは時間によって様々な方向へずれるし、偶然に合致する場合もあるでしょう。

> > また、レーダー局のある箱根から遠ざかるに従って歪むという場合もあるかもしれません。
> > ただ、航跡をみくらべますと、それらのいずれにも該当せず、不思議に感じます。
> > あちこち大きくズレが生じてしるのに、人穴(日原も?)ではピンポイントで一致しているのが妙な感じです。
> > その他では異常発生位置ですが、河津での音の聞こえ具合からすると、箒木山からの等距離でも陸地寄りであった可能性ももしかするとあるかもしれないという事と、最終局面のところ、扇平山手前で右旋回し、三国山の真上へと向かっている点が気になりました。

> F,事故調が「レーダ情報を参照した」という趣旨の説明をしていること自体がウソかもしれません。
> 極めて単純な方法ですが、まず、DFDRの中のHDGとTASで計算した段階では、墜落地点が実際よりも北西に13kmほどずれます。そこから、様々に補正をするのがNo.2025で説明した内容です。ところが、面倒な補正をせずに、全体を88%に縮小すると似たような経路図が出来上がりますから、それを使ったかもしれません。正直にそういう説明はできないから、「レーダ情報を参照した」と言った可能性もあります。
> 「経路略図」の日原は全く合致していません。事故調報告書「別冊」のページ129の「付図-12」では日原鍾乳洞の南を通っていますが、DFDRにより正しく算定すると、鍾乳洞の北側約2km付近をとおります。
> ついでに書かせてもらいますが、事故調報告書「別冊」のページ206に、撮影された写真を分析した結果としての飛行経路が載っていますが、これによる経路、およびレーダによる経路、および129の図の3点の径路がそれぞれ食い違ったままです。こういう矛盾を放置したままの状態が事故調の「経路略図」です。

> 河津での音の聞こえ具合に不自然はありません。秒速220mの高速で飛行中の機体に、1トン近くの物体が当たれば、衝撃音は20km近く離れた地点に届くと思います。地上の事故なら様々に音を減少させる障害物がありますが、空中では障害物無しで音は伝わります。

> 事故機は「三国山の真上」には向かっていません。No.2025で書きましたが、高天原山の西を通りますから、当然に三国山より西へ外れた経路を通ります。
> 先日アップロードした図とは別に、大月旋回以降の北部を拡大した図もできており、そこに三国山と日原の撮影地点も追記したので、下記アドレスにアップロードしました。

> > 鷹富士さまからすれば理解しにくいことかもしれませんが、諸々私なりに思うところはありまして、これまで事故に関連して出てきたピースを余らせることなく完成させるには一見奇想天外とも思えるような推理的な考察もしてみる価値もあるように思っております。

> G,既成観念に捉われない、自由な発想は大切であり、私自身も、N0.1926以来、他の人の発想しない問題を提起してきました。
> しかし、物理学、力学、航空力学などの法則に反することは、単なる妄想や幻想や空想に過ぎません。そこの限界を認識してください。
> もう一つ、DFDRの改竄を前提にした議論は、どこの部分をどのように改竄したのか、具体的説明ができないなら、同様に、妄想や幻想や空想に過ぎません。

> > 議論は大いに結構な事かと思います。
> > 折角ですので新規にタイトルを作成し、私以外のこの掲示板をご覧の方々にも参加して頂き大いに盛り上がり検証が捗ることを期待しております。
> > 人の数だけ考え方の違いというものはあるでしょうから、数が多いほど良い知恵が期待できましょう。

> H,この掲示板の趣旨にある「真相解明」につながるものは、大いにやるべきです。単なる私的な興味を超えて。

> 経路北部の図
> http://imepic.jp/20221025/622910