Re. DFDRの信用性

  • 投稿No.1993 元投稿No.1965 せきたにさんへの返信
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2022-08-07 20:39:30

鷹富士さんへ

私は実際にどう飛んだのかということが真相であって、それを知るために目撃情報やDFDRがあると考える。

 例えばここにまとまった札束があるとする。それを信頼できる10人のメンバーに数えてもらったところ、全員98万円だと言うので、その札束に2万円加えて100万円にしてからATMに入れてみたところ、機械の読み取り結果は99万円だという。
 この状態で機械が間違うはずがないんだからと考えてそのままの状態で更にあと1万円無条件に追加できるだろうか?
 鷹富士さんならATMが間違うはずがないとして黙って1万円追加されるかも知れないが私なら店員を呼び出すか入金をキャンセルしてもう一度数え直す。キャンセルして戻ってきたお金を数えてみて99万円しかなかったら数えてもらった10人を疑うよりもどちらかというとそのATMにシステム障害が起きているのではないかと疑ってしまう。

 2002年04月01日に起きたみずほフィナンシャルグループ大規模システム障害や今年の7月2日深夜に起きたKDDIの通信障害など、コンピュータは時々システム障害を起こすものであることは私が言うまでもなく、技術屋さんならご存じだろう。ATMに入れた通帳が出て来なくなったということもある。そういったことが脳裏を過る。

 こうなったらあと1万円追加してもう一度同じATMを使って100万円の入金作業をする勇気は持てないだろうと思う。

 この場合、私の言う真相というのは最初の札束について実際はいくらあったのかということであって、ATMが数えた99万円の答えではない。ここに認識の違いがあればいくら議論しても平行線になってしまう。

 川上村近辺で多くの目撃情報があり、川上村から見て事故機は南東の方角から高度を下げながら近づいてきたと言う。
 私が問題にしているのは、川上村上空で右旋回し、三国山の方角に向かったという目撃談が多い中で、事故調発表の航跡は川上村からは更に西の方角に向かったことになっており、両者には顕著な相違点があることだ。 実際にどう飛んだのかを問題にしており、DFDRで示せないと認めないという発想が理解できない。DFDRも目撃情報もいずれも真相を指し示す指に過ぎず、いずれも真相そのものではない。

 理解できないついでに言っておくと、鷹富士さんが以前の投稿で堀江弘さんという方の説を引用されていたのを記憶している。
「某氏の著作で「垂直尾翼の側面からミサイルが衝突した」という説を唱え、これを「妄想」として堀江弘氏が痛烈に批判していました。」
私はJAL123便墜落事故関連で堀江弘さんという方を知らない。もしかしたら杉江弘さんの間違いではないのか?
堀江弘さんで正しいのなら改めてその方のプロフィールを紹介してほしい。

 また、角田四郎さんの大月上空の目撃談について、角田さんは目が良かったので、6000メートル上空の機体の窓がくっきりと見えたのだろうと書かれていたのを記憶しているが、3000メートルぐらいの上空であってもボディは見えても窓は見えないはずだ。まして6000メートル上空ならなおさらだ。
 角田四郎さんの大月あたりのキャンプ地からの目撃情報は
『疑惑』(54ページ~56ページ)に記されている。
18時40分~18時41分にかけて低空を北から南に向けて少し右に傾きながら飛行する民間航空機を目撃したことが記され、今度は18時43分~18時44分頃にかけて飛び去ったと思った飛行機が今度は西の方角に向かって飛行する姿を目撃したこととの両方が記されているが、その直後に日航機とは別にごく小さな機影が北西に向かって夕焼けの中をどんどん小さくなっていく姿を目撃されたとある。
『その時また飛行機が見える。木の間に見えかくれしていたが、私はつい「エッ」と驚きの思いで立ち止まって見つめた。しかし、今度はごく小さな機影で、北西に向かって夕焼けの中をどんどん小さくなってゆく。』(疑惑55ページ)

小さな機影に見えた小松便の高度は文系ちゃんの考察では5400メートルだが、見え方の描写の違いを比較しても事故機は角田四郎さんから見て低空飛行であったと考えないとしっくりとこない。