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御巣鷹山の悲劇
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せきたにさん、そして本掲示板をご覧の皆様へ 風のたよりです。 123便の隔壁にできた破口が、事故調査報告書にある大きさであった場合、2つの風が存在することを示しました。 そして、人見さんのペットボトル実験により「第二の風」の存在を実験的に示していただきました。 ここでは、減圧時の風を「第一の風」と呼び、垂直尾翼が吹き飛んだあとの風を「第二の風」としています。 これらは、「圧力差均一化の気体移動」ともいえるメカニズムにより吹く風になります。 今回は、この風を風圧すなわち「力」として考えてみます。これは、以下のせきたにさんの疑問に答えるものです > カナダ航空の事例ではCAさんがサービスをしていたワゴン車が吸い出されたという。自分もお客さんが手を引っ張ってくれなかったら吸い出されていただろうと証言。 話を始める前に以下の内容をご理解ください。 地上に立つ人間は、その全周囲を1気圧の空気に取り囲まれています。そのため、じっと立っていられます。しかし、背面側の気圧が半分になると立ってられる人はいなくなります。 これは、前後の差圧により人体に後ろ向きの力が加わるためです。その力の大きさは「前後の圧力差×人体の前面投影面積」で求めることができます。 つぎに123便の隔壁直前に置かれた客室内の内装パネルについて考えてみます。これはおおよそ円形の形をしており面積は150000㎠になります。 この内装パネルと隔壁の間隔は10cm程度と近く、その間には断熱材が存在すると思われます。 隔壁破壊前の与圧室の圧力は9.8psiで6秒を掛けて機外の4.4psiまで下がったと事故調査報告書に書かれています。その差圧は9.8-4.4=5.4psiになります。単位を変換すると5.4psi=0.378kg/c㎡になります。 すると隔壁前の内装パネルに加わる力は150000×0.378=5670kgになります。 これはとてつもなく大きな荷重です。内装パネルなどひとたまりもありません。バラバラになって隔壁の破口から機外放出されることは必至です。 同様の計算を人体やぬいぐるみで行うと以下になります。 仮に、隔壁前の気圧差を人体が受けるとすると 人体の前面投影面積(17450c㎡)×差圧(0.378kg/㎠)=7200kg 同じく、ミッキーマウスのぬいぐるみだとすると ミッキー前面投影面積(20c㎡×40c㎡=800㎠)×差圧(0.378kg/c㎡)=300kg 隔壁から遠ざかるほど物体の前後に発生する差圧は小さくなります。そのため各数字を1/100にしたとしても人体72kg、ぬいぐるみ3kgの力が加わることになります。 ぬいぐるみが飛ばされるのは良いとしても、おもちゃを配っていたCAさんが心配な力が出ますね。 ですが、CAさんに関する記載は事故調査報告書には一切ありません。 以上です。
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