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御巣鷹山の悲劇
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風のたよりさまへ 早速の解析有難うございます。 大月に限らずの話になるのですが、過去どなたかシミュレータに飛行データを入れ、どう飛ぶかを検証されたようでして、その結果は概ね報告書航跡と一致するようになっていたようには記憶しております。 36分05秒今エマージェンシーディセントしてますので 37分04秒おりるぞ 同31秒あたま下げろ 以降あたま下げ指示連発 会話からは 大月より手前では ・意向としては降下したい ・ヘッドアップ傾向の解消をしたいが対応に苦慮している そのように感じとれます。 ただ、その具体的手法や、旋回することで高度を下げる意図があるとか、そういう操作をしようとしようとしている旨の予告発言はないようです。 輪の操作としては、意図せぬ旋回なら各ターン(A・B・C・D)付近では10秒程度かそれ以上、カウンター方向に輪を回したままの箇所があってもいいように思います。 意図しての旋回であってもやはり一定時間同じ方向への輪のホールドがありそうですが、どのターンにおいても(中立位置からの偏りはありますが)ダッチロール周期合わせでのカウンター操作は途切れません。ただ、Cターンを見ますとはっきりとロールが見て取れ、意図しての旋回の方が可能性としては高そうに思います。 「おもたい」 は度々出てきますが、物理的操作力の場合と、機体の反応が希望しているのとの比較で芳しくないことの比喩的表現とのどちらかには違いないようには思います。 大月旋回は、ギア下げ時の不揃いによる左右空気抵抗差でくるりと小さく旋回したような分析もかつてされていたようですが、逆三角形の一辺はおよそ12km見当で、一度で回る小旋回ではないこと、脚下げ自体はAターンより前で完了していることからこの説は違うと考えています。しかしながら機体の飛行特性は脚下げの前後で別物と言ってもよいくらい変化したものと推測しております。 あれだけの重量物ですので、機体安定化への寄与度は大きかったでしょう。 この後は、スロットル操作等がどうだったかを確認していきますが、その操作が、緊急降下およびあたま下げを目論むものとして妥当性があるのか が焦点となってきそうです。 > 文系ちゃん様へ、いただいた大月での主要会話が時間的に正しいとするとエルロンとエレエベータは効いていたと考えてもよさそうに感じます。 > 特に*《下がるぞ》は間違いなく操作に対し反応があることを前提にした言葉です。 > 以上です。 大月旋回中は、進行方向に関しての会話ですとか、後の方ではよく出てくる機長の「ライトターン・レフトターン」等の指示がないのも特徴的かと思います。 クルーの操縦桿操作の関与がどこまで及んでいたかも注目されることになりそうに思います。
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