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御巣鷹山の悲劇
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> 合理的に考えれば、18:48以降急降下までの時間で、かつ急降下に近接した時間帯に、富士山を見ていることは明らかです。 > 逆に、落合証言を引用しながら、その一部を無視するのはどういう了見でしょうか? 見学者さんへ 投稿NO.238と293で文系ちゃんに紹介いただいた愛媛新聞の記事 http://imepic.jp/20211121/193410 では10分ほどして酸素がなくなったと記されている。 一方、吉岡忍著「墜落の夏」では18分くらいと記されているが、その際の説明として次のように記されている。 「いつだったか、私がフライトをしていたとき、お客様から、酸素マスクは何分くらいもつのか、と訪ねられたことがありました。全員が吸った場合、18分くらい、と計算したことがあります。そのくらいの時間が経過していたのかもしれません。」 愛媛新聞の場合との相違点は吉岡忍著『墜落の夏』では理論上の計算値に合わせて18分と語っているような印象を受ける。 私は酸素が出なくなった経過時間については墜落事故直後の取材に基づく愛媛新聞の方が真相に近かったのではないかと感じている。 更に犠牲者遺族の小田周二氏が「航空事故調査報告書」の事故原因内容について記された文献の中には次のように記されている。 1985年9月17日 航空自衛隊小原甲一郎医官が落合由美氏に「減圧での乗客の症状」について事情聴取したときの記述として 小原医官は誘導尋問で「10分間しか酸素マスクが作動しなかったが、落合氏はどうか」と質問した際に この酸素マスク有効の10分間の間で乗客は救命具を着用しており、落合氏は乗客に着用を指導している。落合氏は「自分自身では、意識、具合が悪くなることはなかった」と回答している。 富士山が真横に来た時安全姿勢⇒すぐに急降下始まる については、相模湾上空で異変発生後墜落するまでの間で急降下が2回あったと考えている。 犠牲者の村上良平さんが「18・30 急に降下中」 河口博次さんが「今6時半だ 飛行機はまわりながら急速に降下中だ」 と記されていることと考え合わせると 富士山が真横に来た時安全姿勢を取った直後に大月上空に向けて左右への旋回を繰り返しながらの急降下があったと考えており、安全姿勢を取ったのはその急降下がはじまる直前だと考えている。 落合証言で富士山を左下に見るまでの間にこの急降下のことが記されていないのは、安全姿勢を取った後のことだったからだと考えている。 落合由美さんが吉岡忍著『墜落の夏』で 「安全姿勢をとった座席のなかで、体が大きく揺すぶられるのを感じました。船の揺れなどというものではありません。ものすごい揺れです。」⇒「そして、すぐに急降下がはじまったのです。」⇒「墜落」 と記されているのは、明らかに三国山頂上から御巣鷹山の尾根に向けての急降下だ。
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