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御巣鷹山の悲劇
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風のたよりさんへ コメントありがとうございます。 >佐伯様は、自働車の例は乱暴とのことですが、何について乱暴とおっしゃっておられますか? >123便との速度差ですか?穴の位置ですか?フロントガラスによる空気の圧縮の存在ですか? 上に挙げられている条件ですと、すべてです。何もかも違いすぎるかと思います。 >空洞の物体に一か所だけであっても穴が空いた場合「その中は無風」にならないことを示すことが目的でした。 完全に無風にならないことはご説明により理解しております。 しかし、完全に無風にならないことと、「大穴が空いてたんだったらその後客室に猛烈な風が吹き荒れるんだよ」の主張は著しくかけ離れています。 そのため、減圧完了以降、なぜ猛烈な風が吹き、客室が阿鼻叫喚の状態にならなければならないのか理解に苦しみます。やはり比較例が遠すぎるとの印象です。 >他に良い方法があったとお考えならお教えください。 あえて自動車で検証するなら、セダン型の車種を選び、トランクルームの後端面に適当な穴Aを開け、さらにトランクルームと乗客室の間の壁面に適当な穴Bを開けて高速道路で走行してみるのがよいでしょう。 実際747型機の隔壁の後方には隔壁直下流部(第2室)、水平尾翼貫通部(第5室)、APU防火壁部(第6室)がありますから。 隔壁はダイレクトで時速800kmの気流に接しているわけではありません。緩衝領域がちゃんとあるのです。 この緩衝領域の作用を完全に無視するのはやはり違うと思うのです。 二つの穴A,Bの大きさ、開口周囲長は、123便の状況が未知なので必ずしも一意に特定できませんが、常識的な範囲で考えると、直径10~20cm2程度でよいかと思います。 感覚的なものになりますが。 この実験モデルで、車を走らせたとき、ベンチュリ効果に基づきトランクルームに猛風が吹き込み、さらに、そのベンチュリ効果による猛風が乗客室にまで及ぶかどうか考えればよいかと思います。 私は、猛風が吹き込むとはとても思えません。もちろん無風とまでは思いませんが。 そういうわけで、自動車側面の窓を全開にして風が吹き込むかどうかは、空洞の物体に一か所だけであっても穴が空いた場合その中は無風になるのかどうかとはまったく関係のない話だと思います。 自動車側面の窓を全開にして風が吹き込むことを根拠にするのは、少なくても間違いだと感じました。 ご質問が多岐にわたるので一旦ここまでとさせていただきます。
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