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御巣鷹山の悲劇
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文系様 おしこんだ量≒抜けていく量というのはそうなんじゃないでしょうか ただそれがどれほどかはわからないので頑張って調べてましたが、『吐出量(流量)』だけでなく『揚程』、さらには配管の『抵抗値』というパラメーターがわからないと答えが出ないような No.3630で既に文系さんが触れられていましたが、すなわちポンプの性能とは○○分間に○○リットルを地上から真上に○○メートル吹き上げるパワー、ということらしいですね(多分) すると1分間に140リットルを地上から真上に○○メートル吹き上げられるかがわからない限り、123便のEDP(エンジンドリブンポンプ)のパワーもわからないということになります ─── ボーイング747の一つのEDPがどんなハイドロ系統を形成してるのか結局自分はわかりませんでしたが、とりあえずEDPからラダーの破損箇所までを1つの密閉空間と仮定します そこで、EDP側のパイプの先端をくわえて頑張って息を吹き込んだとして、ハイドロをすんなり押し出せるとも思えない(『抵抗値』)ですから、ある程度のエネルギー『X』が必要かと ですからポンプの『揚程』より『X』のほうが弱ければ分速140リットル以上で吐出するでしょうが、強ければそれ以下にしかならないので、 『揚程』と『抵抗値X』の値次第ということになるのでは ─── 一口に2800psi(190気圧)のポンプと言ってもエアガンのコンプレッサーでも190気圧ぐらいは余裕でいけるみたいですが、EDPの代わりに繋げても『流量』も『揚程』も微々たるものでしょうし、 仮に木星あたりの大気と繋げることができたらほぼ190気圧→1気圧の条件のままリザーバが尽きるまでハイドロを押し出すことになると思いますので、要はEDPのパワー次第ですね とはいえ少なからずロスしたことは間違いないし、どちらかといえばエアガンよりはパワフルではないかと思うのですが ─── https://youtu.be/nrmUIMj3tlc ↑こちらに引用した(1:10:56~)航空マスターの方も 配管が破れると作動油は『たちまち』空っぽになると説明されていますが、それが『何分』なのかが重要な訳ですし、 同(1:12:04~)にEDPの構造の説明もありますが、アクチュエータが閉じている状態では行き場のないハイドロはどうなるのかとか、配管内が2800psi以下になった場合、そのぶん出力が上がるのかとか、 リザーバがカラになった場合、空気が送られるのかとか、あるいはもっと単純にリザーバに補助タンクは付いてないのかとか、 1分間に140リットルお漏らしするかどうか、結論を出すだけの材料も知識も自分には不足しているかと ─── ちなみにNo.3667で自分が一番言いたかったのはおしっこしてる間にハイドロプレッシャはどうなっているの?ということだったんですが、 https://ameblo.jp/pension-travel/entry-12842941721.html ↑に引用したブログの方が動画付きでCOOOLに説明されていました ホースの中のウキを観察することで、流体が勢いよく流れている場所では圧力が下がるということがすごく…よくわかりますね つまり圧力計の位置次第では 『お漏らし中にハイドロプレッシャーがおっこちる』 あるいは『オールロス』の定義次第では 『ハイドロプレッシャーがオールロスでもハイドロはまだリザーバに残っている』 という状況は充分に考えられるのではないでしょうか ─── ところで事故調のやろうが圧力一定で流路面積が半分になると流速は2倍になるとか適当こきやがって自分もすっかり信じていましたが、この方は見事に論破されてますね >工学の問題を解決するには、いくつか有効なやり方があるが、 >実験5割、計算5割 >回り道だが、結局これが本質を見極めて、的確な判断ができる。 ボーイング747の配管を伸ばした長さのパイプをEDPに繋いで端っこを切り落とすだけで(当然いろんな形状が考えられます)700リットルの水が何分でカラになるか実験できると思うんですが、 事故調は本当に本質を見極めたんでしょうか?
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