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御巣鷹山の悲劇
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管理人さま DFDR改竄手法について今まで述べた人 がいないため、参考になると考え、簡単 な例題を用いて説明します 事故調航跡図とパイロット電卓 (Yahooで検索して簡単に使えます) を用いて以下の問いに答えよ ただし、各地点のCASは事故調航跡の値 を用い、地上気温27度、無風とする 問1) 次の2点間の曲線距離を概算せよ a地点 浦賀(18時18分30秒) b地点 大島北東(18時21分36秒) 問1 解答) a地点 CAS=290kt 高度=12200ft よって、TAS=353kt b地点 CAS=300kt 高度=18900ft よって、TAS=403kt 2地点間の平均TAS=378kt 2地点間で要した時間=186秒 1kt=1.852km/h なので 2地点間の距離=378×1.852×186/3600 =36.17km 問2) 同様に浦賀a地点と河津爆発音c地点間の 距離を計算すると 74.76km となるが、 この距離を正として用いた上で、下記の 高度で実123便が低空飛行した場合、 このacの2地点間の飛行時間を概算せよ (大島西地点は存在しないものとする) a地点 浦賀12200ft(TAS=353kt) b地点 大島北東9000ft(TAS=348kt) c地点 爆発音地点6000ft(TAS=333kt) 問2 解答) 区間ab 距離36.17km 平均TAS=350.5kt(=649.13km/h) 要した時間=36.17/649.13×3600 =199.65秒=3分20秒 区間bc 距離74.76-36.17=38.59km 平均TAS=340.5kt(=619.71km/h) 要した時間=38.59/619.71×3600 =224.18秒=3分44秒 よって区間acで要した時間=7分4秒 問3) c地点 河津爆発音地点通過時刻の改竄が できない場合、DFDR改竄前の123便が 浦賀を通過する時刻を概算せよ 問3 解答) 航跡図によると123便のac間の飛行時間 が6分5秒なので、DFDR改竄前の123便 の方が同じac間を59秒間長く飛行した ことになる(低空にて遅い)から 18時18分30秒-59秒=18時17分31秒 いかがでしたか? 最後はDFDR改竄前の浦賀の通過時刻を 中学生レベルの簡単な計算方法で概算 して求めましたが、やってる計算自体は 悪魔の計算ですよね 事故調航跡図に離陸時刻の秒の記載が ないことから、余った59秒を離陸から 浦賀までの区間にブチ込んで、ボカして 改竄したと考えられます 以上が、『離陸-河津爆発音地点間』の DFDR改竄手法です 次に、『河津爆発音地点-墜落』の区間の DFDR改竄手法について述べます パイロット電卓で遊ぶとすぐに分かり ますが、CAS固定(エンジン出力固定) して高度を上げるとTASが増えます 爆発音時刻と墜落時刻は早いタイミング で公開されたため改竄できませんので、 今度は飛行時間が固定となります 目撃情報よりDFDR高度の方が高いと いうことは、改竄されたDFDRだと TASが増えるので、航跡を余計に長く する必要があるということです (遠回りや寄り道などが必要) これが、各地の目撃情報とDFDRとで 多くの矛盾が発生した原因だと考えます 河津低空飛行を隠蔽し、高く改竄して 圧力隔壁説を正当化するためなら、何 でもやるんですね 河津爆発音地点の時刻が改竄できない ため、河津で分けて2つの区間を設定し それぞれを異なる手法、すなわち 離陸-河津 この区間は時間で改竄 河津-墜落 この区間は距離で改竄 という手法でDFDR改竄したと思います DFDR改竄といっても、偽123便の飛行 計画を綿密に練って小出しに公開して、 後から偽123便を飛ばしDFDRデータを 抜き取り、実123便のDFDRデータと 合体させて改竄したと、私は考えます 言われてみれば何てことないですが、 手を動かさないと発見できないことや、 39年間誰も言わなかったことでもある ため、DFDR改竄手法の考察自体は、 内容が簡単ではありますが、画期的だと 思います いかがでしたか?
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