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御巣鷹山の悲劇
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「投稿No.3072」『正しい通信、会話記録(纏め) 其の壱』を拝見しました。 ところが、大変失礼ながら、「フライトレベル」が抜け落ちています。 ======== (A)「投稿No.3072」の引用 ======== >18:27:20 >JAL123から東京 >日本航空123便トラブル発生 >直ちにえ一羽田への >リターンを要求、220フィートの降下と >メンテンを要求オーバー (JAL123) ======== これは、「事故調査報告書のボイスレコーダー記録」では、「以下の部分」に相当すると思います。 ======== (B)「ボイスレコーダー記録」の引用 ======== 18時25分21秒 ======== (CAP) Ah,TOKYO, JAPAN AIR 123 request from immediate e-- trouble request return back to HANEDA descend and maintain 220 over. ======== この(B)「ボイス・レコーダー記録」の引用で、「最後の3行」を抜き出します。 ======== (C)「最後の3行」 ======== descend and maintain 220 over. ======== 原本に「日本語訳」がないので、やむなく自分で訳します。 ======== (C-1)「最後の3行」<直訳> ======== descend<降下する> and maintain<そして、維持する> 220 over.<(フライトレベル)220 どうぞ。(注)> ======== (注)「どうぞ」は、「自分の送信は一旦これで終るので、そちら(東京)が送信して下さい」という意味です。 ======== この(C-1)「最後の3行」<直訳>を意訳します。 ※「どうぞ」は省略します。 ======== (C-2)「最後の3行」<意訳> ======== フライトレベル220に降下して(ただちに水平飛行に移り)この高度を維持する ======== 「フライトレベル220」とは、「高度2万2千フィート」のことです。 大変失礼ながら、「高度220フィート」ではありません。 ---------- 数字だけ見ると、誰でも「220フィートと思う」のは当然です。 ところが、専門性の極めて強い「航空管制無線通信」です。 それなりの知識・理解がどうしても必要となります。 (私自身「素人の航空マニアに過ぎない」ので、えらそうなことは言えませんが)。 ---------- 航空機の「高度を表現する方法」は3種類あります。 (1)フライトレベル (2)気圧高度 (3)海抜高度 (1)(2)は、毎日、当たり前に使われています。 (3)は、特に必要がある時以外は、使わないのではと思います。 (B)「ボイス・レコーダー記録」の引用 (C)「最後の3行」 (C-1)「最後の3行」<直訳> (C-2)「最後の3行」<意訳> いずれも「220」は、「(1)フライトレベル」です。 フライトレベルは「頭から3桁の数字だけ」で表現します。 「フライトレベル220」ならば、上記の通り「高度2万2千フィート(220 00)」です。 日本の場合、高度14,000フィート以上の時に「フライトレベル」を用います。 これ未満の高度は「(2)気圧高度」を用います。 ---------- 再度「投稿No.3072」を引用します。 >220フィート(670m)の降下の理由 220フィートならば、約67メートルです。 大変失礼ながら、「670m」にはなりません。 1フィートは「0.3048メートル」です。 (出典『世界航空機年鑑2006 ~ 2007』(酣燈社))。 --------- まったくの別件です。 1月2日「羽田空港の衝突」では、衝突していないと思います。 ここは「場違い」ですが、あえて以下お伝え致します。 【臨時の仮記事】両機は衝突していないはずです「羽田空港-日航516便/海保機の衝突事件」 https://ssg21utbume.seesaa.net/article/r6-2024-1-12.html
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