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御巣鷹山の悲劇
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<(3/5)から続く> (本題15)事故調査報告書によれば、この「当て板」は、修理作業チームが、「廃棄する下側の圧力隔壁から、切り出した」とのことです。 (これは記憶違いかもしれませんが、現場で、何らかの「板材」から「切り出した」のは明らかです)。 (本題16)それならば、切り出し作業で「1枚だけ切り出す」のが当然です。 「2枚切り出そう」という発想は、本来ならば、「絶対に生まれるはずが」ありません。 (本題17)さらに、この「当て板」を取付ける作業でも、 「何で、当て板が2枚あるんだ? おかしいじゃないか!」と、 すぐに気付くのが当り前です。 (本題18)それを「おかしいと思わず」、当然だと思い込み、 2枚の当て板を「平然と取付けて」しまうのは、あまりにも不自然です。 本来ならば、「あり得ない」と言えます。 (本題19)さらに、(図4)で「下側のシール」を充填する作業でも、 「何で、ここに隙間(すきま)があるんだ? 当て板なんだから1枚板だ。隙間があるはずがない。おかしいじゃないか!」 と気付いて当然です。 (本題20)にもかかわらず、何とも思わず、平然と充填し、 「作業完了しました」と満足しているのは、 あまりにも不自然です。 本来ならば、「あり得ない」と言えます。 (本題21)当て板は、前述のように、複数の物体を、元々一体であるかのように結合するための取付板です。 したがって、リベット穴の場合、最低でも2列必要です。 この修理作業の場合なら、「上側の圧力隔壁用」と「下側の圧力隔壁用」として、「上1列、下2列、合計3列」が必要です。 (本題22)ところが、(図6)で、「当て板A」は、リベット穴が1列しかありません。 これを取付けようとすれば、 「何で1列しかないんだ? 上1列・下2列の、合計3列あって当然だ。これでは取付けようがない。当て板にならない。使い物にならない!」と、 すぐに気付いて当然です。 それに気付かず、正しいと思って、平然と取付けてしまうのは、非常に不自然です。 本来ならば、「あり得ない」と言えます。 (本題23)上記(本題19)で、「下側のシール」を充填する際にも、「当て板A」を見れば、 「リベットが1列しか取付けていない。これでは当て板になっていない。作業ミスだ!」と、 すぐに気付くのが当然です。 (本題24)(図4)で、シールは「当て板A」の上側と下側の両方に充填しています。 それはとりもなおさず、「当て板A」は、これだけの幅(高さ方向)しかないと、 充填作業者自身が、明確に認識していたことになります。 「これだけの幅(高さ方向)しかない」とは、上下両方の圧力隔壁に「正しく、またがっていない」、ということです。 この観点から見ても、「当て板A」が、「当て板になっていない!」と気付いて当然です。 (本題25)にもかかわらず、平然と充填作業を進めてしまうのは、あまりにも不自然です。 本来ならば、「あり得ない」と言えます。 <(5/5最終回)に続く>
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