使い方とルール
掲示板設立の趣旨
御巣鷹山の悲劇
訪問者数 1114181 / ページ閲覧数 1350478
編集
投稿者名
題名
内容
<(1/5)から続く> (4)ところが、いわゆる「しりもち事故」の修理では、「上半分は損傷していないので、残して、下半分だけを交換する」変則的な修理を行いました。 (恐らく、作業時間や作業コストを節約するのが、目的だと思いますが)。 (本来ならば、上記(3)のように、上半分側も含めた、半球形の全体を丸ごと交換するべきです)。 (5)そのため、胴体についたままの「上半分」と、新たに取付ける「下半分」とを、結合する「余計な作業」が必要になりました。 (6)(図4)のとおり、「上側の圧力隔壁(紫色)」と、「下側の圧力隔壁(緑色)」とをつなぎ合わせる時に、そのままでは長さが不足するので、 それを補うために、1枚板の「当て板 A+B」を両方の圧力隔壁の間にはさみ込んで、リベットで固定する必要が生じました。 長さが不足したのは、(4)(5)のように「本来なら行うべきではない、変則的なやり方をした」ためです。 (7)作業の順序として、「下側の圧力隔壁(緑色)」を、まず先に、胴体部に結合します。 その結果、これの上縁部が、「上側の圧力隔壁(紫色)」の下縁部と、都合良く重なり合えば、両者をそのまま結合できます。 (8)ところが、そうは問屋がおろさず、長さが足りなくなり、 「上側の圧力隔壁(紫色)」の下縁部と、この「下側の圧力隔壁(緑色)」の上縁部との間に、「必要とする重なりが、不足した」わけです。 (9)そのため、(6)のとおり「当て板」の登場です。 (10)この時、(図5)のように作業すれば、「何も問題はありません」でした。 (11)ところが、(図4)の作業をしてしまったので、「修理ミス」と事故調が主張しているわけです。 <(3/5)へ続く>
確認画面へ
戻る