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御巣鷹山の悲劇
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佐々木副操縦士は、事故調査報告書によれば、123便で「機長昇格訓練中」です。 (そのため、通常と異なり、左の「機長席」に佐々木副操縦士が着席し、右の「副操縦士席」に高濱機長が着席しています)。 (高濱機長は副操縦士として、佐々木副操縦士(訓練中の機長)の指示に従う操縦操作をします)。 緊急事態発生で「この訓練を中止する」のか、それとも「訓練を続行する」のか、大問題です。 この緊急事態を「佐々木副操縦士が、機長として、どう乗り切るか。それを見たい(審査したい)」と、高濱機長が考えても、必ずしも不思議ではありません。 (最初は、誰も墜落するとは思わなかったはずです)。 本来ならば、可能な限り早い時点で、高濱機長が、 (1)「機長昇格訓練を中止する。自分が機長に戻る。佐々木君は副操縦士に戻ってくれ。 福田君(航空機関士)も分かったね?」という趣旨の発言を明確に行う。 (2)「機長昇格訓練を継続する。佐々木君は機長として、この緊急事態に対処してくれ。 自分は副操縦士を続ける(審査官も続ける)。福田君(航空機関士)も分かったね?」 という趣旨の発言を明確に行う。 (注)「審査官」の表現は、私が勝手に行いました。 (正しくは、「査察操縦士」かもしれません)。 この「どちらかの発言」があって当然です。 これに対する、副操縦士、航空機関士両名の「了解した」旨の発言も、あって当然です。 これらの明確な発言がないと「どちらが機長なのか、誰にも判断」できません。 特に、佐々木副操縦士にとって一番の大問題です。 上記(2)では、緊急事態にもかかわらず、「自分が、そのまま機長として振る舞う」必要があります。 下手な対応をしたら「どんどん減点」され、 最悪の場合、「機長失格」もっと訓練を「積みなさい」と言われてしまいます。 機長昇格訓練に最終的に合格したら「晴れて機長」です。 「出世」できます。 一方、「失格したら」出世が吹き飛びます。 佐々木副操縦士にとって、死活問題です。 もし仮に、高濱機長が、上記(1)(2)ともに「何も発言しなければ」、 佐々木副操縦士の方から、(1)(2)のどちらなのか質問するのは、明らかです。 質問しないはずが、ありません。 さらに、もし仮に、高濱機長、佐々木副操縦士両者が、(1)(2)のどちらか「まったく言及しなかった」ら、 福田航空機関士が、しびれを切らして、(1)(2)のどちらか質問するのは、目に見えています。 ◎ 高濱機長 ◎ 佐々木副操縦士 どちらが「機長なのか」、福田航空機関士にとっても大問題です。 しかし、事故調査報告書の「CVR(コクピット・ボイス・レコーダ)記録」を見ると、 これらの発言が「まったくない」にもかかわらず、 高濱機長が、緊急事態発生後「初めから終りまで、機長として指示を出し続けている」ように見えます。 「機長だから、それは当然だと」真相究明をする人々が、頭から思い込んでいるように見えます。 ところが、以上の通り、「ちっとも当然では」ありません。 ---------- 「機長昇格訓練」は、佐々木副操縦士が、いわば、大まじめに「機長ごっこをする」わけです。 高濱機長、福田航空機関士も、一緒に大まじめに「機長ごっこをする」わけです。 だからこそ、緊急事態に、そのまま「機長ごっこ」を続けるのか、 それとも中止するのか、 大問題なのです。 ---------- CVR記録に「あって当然の」この発言が、完全に「欠落」しています。 CVR記録を「改竄《かいざん》した」のは、明らかです。 事故調は絶対に「言い逃れ」出来ません。 そもそも、事故調は「公正・中立な調査機関」ではありません。 123便・事故調査報告書の「表紙」を見て下さい。 一番下に、『運輸省 航空事故 調査委員会』と明記してあります。 運輸省の「下部組織」です。 委員の人事権も、運輸省が、がっちり握っています。 委員会の「事務局」は、運輸省(航空局)の担当です。 運輸省に「刃向かった」ら、あっという間に「クビ」です。 事故調は、運輸省の指図を受けて、今までも「調査報告書」を何度も「ねじ曲げて」きました。 可能ならば、次回のコメントで「この件について」述べます。 (名前が変った「国土交通省と、運輸安全委員会」も、同じです)。 『・5. 62-2-JA8119 日本航空(株)所属 ボーイング 747SR-100型 JA8119 群馬県多野郡上野村』 <運輸安全委員会> https://jtsb.mlit.go.jp/jtsb/aircraft/download/bunkatsu.html#5
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