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御巣鷹山の悲劇
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鷹富士さまへ 不躾な質問にも関わらず丁寧に返答下さいまして有難うございます。 補助翼におけるメカニカルな接続についてですが、鷹富士さまが 「油圧が消失するとCWPによる補助翼の制御が消え、極論すれば補助翼はブラブラした状態になります。信号線は生きていますから、補助翼の動きは信号線を介してCWPにフィードバックされますから、これが異常事態発生以後のCWPとして記録されます。」 と書かれておりましたので、油圧無くとも機械的な繋がりでもって補助翼の動きが操縦輪まで伝達されるものと解釈させて頂きました。 オートパイロットもありますので油圧での制御も当然のごとくあって、それや人工感覚装置による負荷も付加される必要があって、そのあたりをセントラルコントロールアクチュエーターなるものが担っているようなのですが、操縦輪からの入力がどのように扱われ、どう出力されるのか、特に油圧喪失時の振舞いが不明ではあります。 この部分事故機の飛行状況を知る上で極めて重要であり、どうして報告書で詳しく扱われないかは不思議に思うところです。 なお、余談部分の微妙な操作はエルロンプログラマが担当しているものと思われます。 一部にセントラルコントロールアクチュエーターのところで機械的な力の伝達は途切れるとする向きもあるようですが、バックドライブロッドなるものも存在し、そちらの経路から力の伝達される可能性も残り、そのセントラルコントロールアクチュエーター周辺の詳細な働きがどのようであるかの情報が求められているという状況です。 私としましてはCWPチャート(と 輪の角度とエルロンの作動角の相関表)から読み取れる位置なりにエルロンの作動角はなっていたものと推測しておりますが、世間一般ではそうではないようです。 何処の誰と言うでなく、事故に関してある程度の関心のある者の体感9割以上は油圧でもってエルロンは動くのだから、その肝心な油圧が無くなってはエルロンは最早動くことはない といった認識をしているものと推測しております。 ここで油圧喪失時のセントラルコントロールアクチュエーター周辺なり操縦輪とエルロンの振舞いなりを解析し、事故機のエルロンは能動的、受動的かは別として不動ではなかったことが証明できれば、新たな事実が判明したとして再調査も望めるものと考えております。 <手元にあった資料> ※図の下の方の凡例 一点鎖線はメカニカルな繋がりを意味するとしており、コントロールホイールからエルロンまで繋がっている (どちらも相変わらず見にくく申し訳ないです) http://imepic.jp/20220917/839920 http://imepic.jp/20220917/839930 > 操舵輪がメカニカルに補助翼(左右合わせて4箇所)とつながると、ジャンボ機の場合、操縦に要する力が過大になるから油圧制御しかないと思っていましたが、メカニカルには確たる根拠があるのでしょうか? > 油圧制御を前提にしないと、自動制御も成立しないし、余談として書かれた微妙な反応も困難だし、24分36秒以降のCWPの不可解な反応も成立しないと思います。 > できれば、先日紹介いただいた図の下半分の(読み取れない)細かい文字の内容がわかれば、ヒントが得られるかもしれません。 > 「輪の角度とエルロンの作動角」の相関表は、B社は当然持っています。エルロンの作動角といっても左右の動きを反映させるのでどのように表現するのかわかりませんが。 > 「一般的に事故機は油圧喪失後エルロンは動かなかったとされている」は、どこの誰の解釈で、何を根拠にしていますか? その場合、油圧とエルロンの関係をどのように解釈しているのでしょうか?
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