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御巣鷹山の悲劇
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ワタナベケンタロウ動画㊺ https://www.youtube.com/watch?v=3qXmtSVhtsE でも㊹に続いて大手民間航空会社で元機長の河原さんは次のことを強調される。 「パイロットとして操縦するときに尾翼が1/3しかない状況で操縦の安定を図るには非常な困難があると思う。その状態で旋回をしたりというのは非常に難しい。」 公開されたボイス・レコーダーは断片的ではあるが、その中にハイドロ(油圧)オールロスという言葉と共にアンコントロールという機長の言葉が残されている。油圧機能が失われてコントロール出来ないという意味だ。 油圧機能が失われたということと垂直尾翼の2/3が失われるということとは全く別次元のことだ。 ところが、事故以来その二つのことが混同され、セットで語られてきたようだ。 圧力隔壁が破れると垂直尾翼が吹き飛ぶということについても同様で、圧力隔壁が破れるということと垂直尾翼が吹き飛ばされるというのとは全く次元の異なる事柄で、仮に圧力隔壁が破れてもそのことだけで垂直尾翼が吹き飛ばされるということは考えられない。 しかも18時24分35秒の時点では落合証言や犠牲者の小川哲さんが撮影していた写真から急減圧は起きておらず、その時点ではほとんど圧力隔壁は破れていなかったと考えられる。 それでは18時24分35秒とされている時刻に相模湾上空で本当は何が起きていたのだろうか? そのとき、地上からの目撃情報では機体後方から煙が尾を引いていたのが目撃されている。 東伊豆、河津町のタクシー運転手・近持芳太郎さん(58歳)と、渡辺武郎さん(51歳)は河津駅前のベンチで休憩中に、この瞬間を目撃した。 「海側の北東上空で雷のような〈ボーン〉という音がした。見上げるとジャンボ機は機体後部から灰色の煙を出して駅の上まで水平飛行した。・・・煙はバスが急坂を上るときに出す排ガスの色のようだった。 『疑惑JAL123便墜落事故/角田四郎著』21ページ また、近持さんの証言は「悲劇の真相(鶴岡憲一・ 北村行孝著)」には次のように記されている。 「雷が落ちた時の音がした。尾部から白い煙を吐き出した。 その煙は蒸気機関車が吐き出す煙か、タバコの煙のようなものであった。 その煙は10メートルほど尾を引いていたが、すぐ薄くなった・・・」 (書物からの引用は以上) 機体から煙が少しだけの間、尾を引くように外に排出されていたということは、その煙の元は機内で生じていたことになる。 離陸直前に駆け込みで持ち込まれた荷物はバルク カーゴ ルームという部屋に収容されるが、その部屋は圧力隔壁よりは前であり、客室後方の下部にあるという。 そして、バルク カーゴ ルームの天井裏には作動油圧系統チューブが走っているらしいが、『天命の陳情』の著者である村岡伸治氏は18時24分35秒とされる時刻にバルク カーゴ ルームで起きた爆発によって天井裏の作動油圧系統チューブが破壊され、油圧機能が失われていったと主張される。機内から機外に向けて排出された煙はその際のものだという。 もしも相模湾上空で垂直尾翼の2/3が失われていたら、その1分以内又は少なくとも大月で回りながら急降下となった際、その場所で墜落していたと考える方が自然ではないだろうか。 ワタナベケンタロウ動画㊺ 感想 その2に続く
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