御巣鷹山の悲劇
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文系ちゃん様へ 懸案とななっていました、7秒間の減圧時間について簡単に算出してみました。 今回は客室で 7秒の間平均風速10m/secの風が吹いたとする数字から逆算して事故調の記載が正しいかを検証してみます。 ご参考になれば幸いです。 123便の減圧時7秒間、平均10m/secの風が客室に吹いたとした場合の客室からの排出空気容積を計算してみます。 隔壁の開口面積は1.8㎡に先の10m/secを掛けてそれに7秒を掛け合わせると客室からの排出空気容積が求まります。 1.8×10×7=126㎥になります。・・・・・(1) ジャンボ機の胴体直径を6m、全長50mとすると機体の全容積は 6×π×50=942㎥になります。・・・・・・・(2) この942㎥の内1/100の容積が天井裏としたとすると客室容積は 942×0.99=932,6㎥になります。・・・・(3) ここまでで何か異常事態が起きていることに気が付きます。 (1)の126㎥と(2)の932.6㎥です。 平均10m/secで客室に風が7秒間流れたとすると加圧されているはずの元容積の1/7以下しか空気が排出されていないことになります。ですので7秒後ではまだ客室は十分与圧状態にあったことになります。 逆に7秒で客室容積の空気を抜くには最低でも(932.6/126)×10=74m/sec以上の風速が必要になります。最低と言ったのは与圧分がありますのでそれ以上の風速が必要になります。 こうした逆算によっても、事故調査報告書の風に関する記述は大嘘であることが分かります。
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