御巣鷹山の悲劇
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文系ちゃん様へ 風のたよりです。 文系ちゃん様が注射器のピストンで与圧を与えた状態からノズルを開放すると123便を模擬するのでは?との情報提供がされました。これにはまったく同意します。 しかし、外からピストンを押す行為により与圧と排出を同時に行う考察方法を捨てきれない方々がお見えです。 線香の煙を注射器に封じ込めた実験をされれば文系ちゃん様の方法によりノズル前後の流れを正しく理解できるはずなんですが........ 文系ちゃん様の実験では非常に短時間に内外気圧が同じになった。よって事故調査報告書の7秒に疑問を 感じられたわけですね。 こうした空気の排出時間を計算で求めるには大規模な計算を行う必用があり厄介です。 しかし、事故調査報告書の言う順でものが破壊されたとすると、隔壁穴が生じて、機体後部の中に空気が充満することで隔壁後部の内圧が上がります。 これにより、客室圧力の低下に一旦ブレーキがかかります。 その後、空気が充満した機体後部が破壊することで再度客室圧の低下が始まります。 よって、客室圧の低下は時間経過に対し直接的に低下せず機体後部が破壊する直前に段付き部を持った低下すなわち時間の掛かる低下をしていたことになります。事故調査報告書を読み解くと段付き時間は1秒も掛からないようですが。 よって、文系ちゃん様の注射器の実験に対しもう一つ別の減圧プロセス時間を足す必要があります。 追伸:言い忘れていました。 文系ちゃん様の注射器の実験は内外気圧差が2:1と小さいためノズル通過風速すなわち最高風速が音速以下で、かつ上限リミットの無い流れになります。 一方123便の場合、内外気圧差が大きいため隔壁穴を通過する最高風速は音速に達しリミットが掛かります。そして123便は容積が大きいためリミットである音速の時間が2~3秒継続した可能性があります。 以上の2つの違いがあるため123便の空気がフン詰まり現象を起こしています そのため7秒かどうかは判然としませんが、123便は注射器の実験よりはるかに時間が掛かることは否定できません。 次回、手計算でおおよその時間を出して見ます。 > 私も注射器が似ているように思いまして、手持ちのプラ製の注射器を弄っておりました。 > 危ないですので針を外した上での事ですが、 > ともかくですが、まずは一度この実験を行なってみる事をお勧め致します。
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