池田昌昭です。(3)

  • 投稿No.329
  • 投稿者:池田昌昭
  • 投稿日:2021-12-19 08:22:32

 今から思えば、決して免罪できるわけではないが、事故調も言ってみれば、
犠牲者の様な気がしてならない。
 『事故調報告書』を見れば、より国民に近い勢力と、黒幕から言われて、渋々手を染めた勢力との拮抗が、
随所に読み取れる。
  冒頭(『事故調報告書』7〜8ページ)の目撃(4名)証言の採用などは、良心派の胸の内を示している。
 だから『事故調報告書』を苦渋・圧力の産物として、読めば随分と示唆に富み、
その反省からか爾後の例えば、2005年4月25日の「JR福知山線脱線事故」の『報告書』では、
電車乗客の証言が、載っている。
  JAL123便『事故調報告書』では成程、彼らは黒幕によって、こうことをやらせられたのだな、
ということが分かるようになっている。

落合証言。

  • 投稿No.328
  • 投稿者:通りすがり
  • 投稿日:2021-12-19 05:03:09

現在の羽田→伊丹便には富士山の頂上に近い富士市、富士宮上空エリアを通過する航路の便あります。落合証言の中に、【とても近くでした。このルートを飛ぶ時に最も近くに見える時と同じ位の…】とあるので、何となく先発版の方が合っている感じもしますね。

Re.(3) 落合証言(吉岡版)

  • 投稿No.327 元投稿No.326 せきたにさんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2021-12-18 21:11:43

せきたに様へ

ここまであれこれ書いてはきましたが、落合証言に関してはシンプルに初期報道版通りと理解して良いのではないかというのが自分の考えです。

ひらひらフライトし、ややして富士山が左に見えた 10分程して酸素がなくなった という事ですので、大体35分頃までには富士山の東側を通過したとする見方の方が真相である可能性が高いものと捉えています。

Re.(2) 落合証言(吉岡版)

  • 投稿No.326 元投稿No.323 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2021-12-18 20:34:41

>10分超その姿勢を継続し続けた事になるのですが、事故発生してからの1/3を会話もせず頭を下げ続けたというのは考えづらいのです。

文系ちゃん へ

会話もせずに頭を下げ続けたとは考えづらいですが、その間のことは何らかの理由であえて記されなかったと感じています。

Re.(2) 落合証言(吉岡版)

  • 投稿No.325 元投稿No.323 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2021-12-18 20:29:59

> このアナウンスの時間はCVRから48分である事は判明しています。

文系ちゃん へ

最近アップされた「ワタナベケンタロウ動画㊻」
https://www.youtube.com/watch?v=uRqCK4GgU-g

で、元機長の川原さんという方が、現在公表されている不完全なCVRはところどころ切って繋いであるだけではなくて「やり取りや時間の入れ替えを多分やってると思う」と語っておられます。

Re. 落合証言(吉岡版)

  • 投稿No.324 元投稿No.321 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2021-12-18 20:13:47

> 吉岡様のロングインタビューの方の落合証言概要抜粋 ※間違いあれば修正します

> ・マスクドロップ
> ・マスクをしてしばらくしてから左右に旋回するような動きが始まった
> ・パーンの音から(体感)10分くらいして、マスクはずしても苦しくなかった
> ・窓から見えたのは真っ白な雲だけ、厚い雲で地上は見えない
> ・マスクから酸素出なくなる(体感18分くらい)
> ・その頃ライフベスト装着指示がでる
> ・自身も装着
> ・羽田に戻れればいいと感じていたけどまだ雲の上で高度も高いので無理かな と不安に
> ・席を立ちライフベスト装着の手伝い
> ・揺れの程度が増す
> ・ライフベスト全員装着まで(体感)5〜6分
> ・装着している途中に「急に着陸する事がある」のアナウンス
> ・56Cに戻り着席
> ・スチュワーデスさんと安全姿勢を大声で案内
> ・KさんにL5ドアの扱いを託す(Kさんとの会話はこれが最後)
> ・その時左の窓の外に富士山 すうっと後方に
> ・富士山が真横に来た時安全姿勢
> ・すぐに急降下始まる
> ・衝撃(墜落)

文系ちゃんへ

投稿NO.238と293で紹介いただいた愛媛新聞の記事
http://imepic.jp/20211121/193410
では10分ほどして酸素がなくなったと記されている。

 一方、吉岡忍著「墜落の夏」では18分くらいと記されているが、その際の説明として次のように記されている。
「いつだったか、私がフライトをしていたとき、お客様から、酸素マスクは何分くらいもつのか、と訪ねられたことがありました。全員が吸った場合、18分くらい、と計算したことがあります。そのくらいの時間が経過していたのかもしれません。」

 愛媛新聞の場合との相違点は吉岡版では理論上の計算値に合わせて18分と語っているような印象を受けることだ。
 私は酸素が出なくなった経過時間については墜落事故直後の取材に基づく愛媛新聞の方が真相に近かったのではないかと感じている。

> ・富士山が真横に来た時安全姿勢
> ・すぐに急降下始まる

については、犠牲者の村上良平さんが「18・30 急に降下中」と記されていることと考え合わせると
富士山が真横に来た時安全姿勢を取った直後に大月上空に向けて左右への旋回を繰り返しながらの急降下があったと考えており、残されている遺書はこの時間帯に書かれたと考えている。

 ただ、落合由美さんが記される急降下は「安全姿勢を取ったあとすぐに」ではなく、「ものすごい揺れを感じた直後に」と記され、その直後に墜落したと記されているので、明らかに三国山頂上から御巣鷹山の尾根に向けての急降下だ。(安全姿勢を取ったのは富士山を真横に見たときで、三国山上空ではない)

 文章的には「富士山が真横に来た時安全姿勢」のすぐ後に記されているので錯覚してしまうところだが、その間には実に25分間もの何も記されていない空白、時間の経過があったと考えている。
 

Re. 落合証言(吉岡版)

  • 投稿No.323 元投稿No.321 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2021-12-18 19:59:16

この証言によれば落合さんは富士山を左側にみています。
事故調発表の飛行経路図と照らし合わせ、43分にみたのだろうとする見解がこれまでされてきたかと思います。
単純な航跡と富士山との位置関係だけだと43分と55分頃に左の窓やや前方に見る事は可能である事はこの前書きました。また、43分に置いてはロール角から見えないだろう事もNo.259で見解を述べています。

吉岡版落合証言を読み直しましたがやはり富士山を見たのは本当に43分なのか?という疑問がでてきます。

ライフベスト装着イベントを経て後揺れが酷くなり着陸、安全姿勢を指導してドア扱いを頼んで富士山を見て安全姿勢、そして程なく墜落だとすると機体の揺れからも56分の方でないとおかしいですし、43分に安全姿勢をとったとすれば10分超その姿勢を継続し続けた事になるのですが、事故発生してからの1/3を会話もせず頭を下げ続けたというのは考えづらいのです。
何より決定的なのは「急に着陸する事があります」のアナウンスを聞いて後の富士山目撃である点です。
ここまで落合証言に出てくる時間的なものについては全て落合さんの体感によるものです。しかしながらこのアナウンスの時間はCVRから48分である事は判明しています。従って富士山を目撃したという時間はそれ以降でないと成り立たないのです。
そうなると距離の面から落合さんが他の山と見間違えたのが、それとも発言そのものが正しくないのか、はたまた更に別の要因があるのか という事になるのではないか と考えを巡らせる事になります。

その結果によっては富士山を見た地点、時刻が43分、55分の時刻、場所以外である事を検討する事なるのかも と考えています。

Re.(8) 2つの落合証言

  • 投稿No.322 元投稿No.320 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:せきたに
  • 投稿日:2021-12-18 19:37:30

> 求められているのは混ぜ込まれた嘘を見抜く力ではないでしょうか?

文系ちゃん へ

 混ぜ込まれた嘘を見抜く力が求められるのは同感だ。

 すべてが、嘘なのであれば誰も相手にしないが、嘘が混ぜ込まれていると感じる報告書は信憑性が無いといわざるを得ない。

落合証言(吉岡版)

  • 投稿No.321
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2021-12-18 17:01:27

吉岡様のロングインタビューの方の落合証言概要抜粋 ※間違いあれば修正します

・マスクドロップ
・マスクをしてしばらくしてから左右に旋回するような動きが始まった
・パーンの音から(体感)10分くらいして、マスクはずしても苦しくなかった
・窓から見えたのは真っ白な雲だけ、厚い雲で地上は見えない
・マスクから酸素出なくなる(体感18分くらい)
・その頃ライフベスト装着指示がでる
・自身も装着
・羽田に戻れればいいと感じていたけどまだ雲の上で高度も高いので無理かな と不安に
・席を立ちライフベスト装着の手伝い
・揺れの程度が増す
・ライフベスト全員装着まで(体感)5〜6分
・装着している途中に「急に着陸する事がある」のアナウンス
・56Cに戻り着席
・スチュワーデスさんと安全姿勢を大声で案内
・KさんにL5ドアの扱いを託す(Kさんとの会話はこれが最後)
・その時左の窓の外に富士山 すうっと後方に
・富士山が真横に来た時安全姿勢
・すぐに急降下始まる
・衝撃(墜落)

Re.(7) 2つの落合証言

  • 投稿No.320 元投稿No.319 せきたにさんへの返信
  • 投稿者:文系ちゃん
  • 投稿日:2021-12-18 15:12:52

せきたに様へ

>  旋回中はどうしても大きな声を立てざるを得なかったからといった合理的説明を根拠としてほしい。

この部分の意味が良くわかりません。

報告書を都合良く使うな というのは正にこういう事なのでしょう。ある部分では根拠とし、ある部分では報告書には改竄があるのでは?と疑う
自分としてはですが、報告書には正しい部分とそうでない部分とか混在しているものだと推測しています。
航跡についても富士山付近にて東側へのシフトを想像していますし、まだ表明したくはなかったのですが、360度の旋回自体も本当にしていたのかを疑っています。
話としてまたいずれとはなるのでしょうが、私には先程貼りました推力グラフの大月部分、余りに不自然すぎて違和感を覚えざるを得ないのです。

話を進めるのは慎重に行うべきかと思っています。少し前に小松便の話がでまして40分見始めでは遅すぎるという内容の書き込みをしました。この件実は私が検証する限りではありますが事故調発表航跡だと小松便機長の証言通りにはならないのです。その機長を信用すればそうだとされている航跡の方が怪しまれるのです。

先に話が出ていますのは落合証言の方ですので、まずはこちらの方の検証を進めたいと考えております。

求められているのは混ぜ込まれた嘘を見抜く力ではないでしょうか?