Re: Re: Re: Re: Re: 事実真相とは?

  • 投稿No.56 元投稿No.55 宇佐木さんへの返信
  • 投稿者:管理人[ 管理者 ]
  • 投稿日:2021-08-21 11:44:57

> 管理人様は123便の墜落原因をどの様に推測していますか?

宇佐木 さんへ

 JAL123便墜落事故 この事故については前から不思議に思っていることがあります。

 事故原因という話になるとどうして相模湾上空で起きたことばかりに焦点が当たるのかということです。

 JAL123便墜落事故の場合、相模湾上空で何らかの異変が起きて後、確かに操作性は悪かったかと思われるのですが、その後墜落まで32分間も飛び続けているわけです。

 犠牲者遺族の小田周二さんが過去に起きた墜落事故を調査された結果としてご指摘になられるように、ほとんどの墜落事故はその原因となる決定的な事柄は墜落1分以内に起きているというのです。

 墜落1分以内というと長野県川上村~群馬県に向けて飛行しているあたりであり、墜落の決定的原因はそのあたりで生じたのではないかと考えています。

 もしかしたら、生存者で客室乗務員の落合由美さんが、ものすごい揺れを感じ、その直後急降下が始まったと記されている箇所がそれに該当するかもしれません。

 まずは相模湾上空から離れて、墜落1分以内であると考えられる上記の地点はどこであったのかということに焦点を当てて事故全体を考え直してみるべきかもしれないですね。

 ※追記

 「自衛隊悪玉説」という表現ですが、犠牲者遺族に方に対しては少しだけご寛容になってあげてください。
 犠牲者遺族の方が記される書物には小田周二様に限らず、必ず遺族感情というものがつきまとっているという印象がございます。
 犠牲者遺族にとってはそもそも事故が起こらなければ自衛隊に対する悪感情もなかったはずです。

 飛行機が山深い山間部に墜落して、自分の息子、娘がその飛行機に乗っていたら、いち早く現場に踏み込んで救助してもらいたい、という一心になるはずです犠牲者遺族にとっては墜落の一報を知らされてから、翌朝、救助活動が始まるまでの一刻一刻の時間の刻みがものすごく長く感じられていたことが知られます。

 小田周二さんが調査された結果の見方は、自衛隊は墜落後すぐにでも救助活動を展開できていたはずだということ。そして、そうしてくれていれば、結果自分の息子、娘はもしかしたら助かっていたかもしれない。しかし、実際はそれをしてくれなかった(ので息子や娘は亡くなってしまった)というどこにも持って行くことの出来ない、やりきれない感情を持ち続けて来られたように感じられます。

 もちろん自衛隊にもそれなりの事情があったのでしょう。
 しかしながら、話を変えて、例えば街の中で火災が起き、炎上するビルの中に逃げ道を塞がれた生存者が複数いて、助けを求める声も聞こえるという場合、駆けつけた消防団がビルが崩壊する可能性があるとして、類焼を防ぐための放水だけはするものの、炎上中のビルには近寄らず、自然に鎮火するまで待つべきだとして放水活動を全くしなかったとすれば確かに消防関係者に犠牲者は一人も出ないでしょうが、炎上中のビルの中で逃げ道を塞がれた人たちはどうなるのでしょうか。確かに炎上の状態によっては放水をしても中の人は結果として誰も助からないかもしれないでしょうが、消防のあり方としてはそれで良いのでしょうか?

 小田周二さんの自衛隊に対する悪感情は、そういった緊急を要する臨時の局面における初動のあり方を問いかけるところから生じているように推察致します。