Re.(6) リークされたCVR?

  • 投稿No.559 元投稿No.558 九州人さんへの返信
  • 投稿者:見学者
  • 投稿日:2022-01-05 10:19:50

> 調査中で知らないのと、今は表に出しません。しかるべき時にしかるべき場所で出す予定です。

→すみません、つまり不確定要素しかない、ということですね?

> 空港警察の刑事は中途半端な状態で訪れています。そして、出直して再び22時30分に令状を持って現れます。RCCはこの刑事には仮訳を渡さずに、直接0時20分に警視庁本部に渡すことになります。

→以下に貴殿の過去投稿を引用します。
「参考までにですが、本チャンは14日に藤原洋調査官が持ち帰りました。それ以前に、警視庁は墜落した30分後には捜査を開始し、この時点で手に入る音声記録を令状を出して押収しようとします。
おそらくですが、日航オペレーションセンター、東京管制、羽田空港管制全てに音声記録の提出を求めたはずです。」
→オペセンは民間企業、それ以外は国の所管する部署ですが、東京ACCは埼玉県所沢市にあり、警視庁請求にかかる令状のおよぶところではございません。
→空港警察の刑事は、中途半端な状態で一度訪れ、22時30分に令状を持って来る、の意味がわかりません。
 令状には捜索対象物を特定して記載する必要があり、「仮訳」などという品目にないものの提出を求めることは捜査の常識としてあり得ませんし、そもそも令状に基づく捜索差押において、時間稼ぎなどはできません。
 捜索差押の妨害行為に該当する、立派な公務執行妨害です。
 しかし妙ですね。なぜその動きをプレスは知らないのでしょうか。
→根本的に、罪状はなんですか?相応の罪状認定がなければ、裁判官は令状発布しませんよ。いかに自動販売機と揶揄されるほどすんなり書いてくれるとはいえ、罪状、犯罪嫌疑なしの令状なんぞ、どの裁判官も書きません。

「RCCは時間稼ぎをしますが、12日の深夜になり、仮訳を書き起こし、0時20分には警視庁に提出します。抜粋の速報記者会見は22時30分から行い、官邸は、これをベースにした会議を0時40分には始めることになります。」
→時系列が意味不明です。仮訳は0時20分なのに、抜粋の速報記者会見は22時半というのはどういう理解をすればよいのですか?
→官邸対策本部の設置は23時丁度です。時間の整合性がとれていません。
→羽田の対策本部設置は、20時20分です。その空港警察の刑事とやらは、墜落の30分後、すなわち19時30分頃に、「どこに」訪れたのでしょうか。

「世に出回った音声記録は、これらの音声の組み合わせ、足したり引いたりであり、何をベースにしているかはわかりません。
この12日の仮訳の中に、「緊急着陸空港検討中」「羽田、名古屋、横田どちらにする」「マヌーバーが悪い」「原因がわかった」「後から報告する」等があり、何故かその後の音声記録からは不必要として出てきません。」
→確かに何をベースにしているかは不明ですが、流出した音声は、
(1)東京ACC音源
(2)機上CVR音源
以外確認できないため、このふたつの抜き出しだと推測できますが、”足したり引いたり”の”足したり”が意味不明です。
 該当箇所を明示ください。
→「不必要として出てこない」が意味不明です。CVR筆記録について、そもそも必要も不必要もありません。また、流出音声は、マスターから編集が加えられているものであり、そもそも公開が予定されていない性質のものですから、不完全であったとしても、それをさもマスターのように扱うのはナンセンスです。
→そもそも、仮訳とはなんでしょうか。

「しかも、この仮訳の詳細を記者会見で聞いていたメディアで、大手メディアは大半が報道せず、共同通信配信記事で締め切りがギリギリになっていた地方紙だけが13日朝刊に載せることになります。」
→上毛新聞にはこう書いてあります。
”41分には羽田の日航オペレーションセンターにパイロットから「機体右側の最後部ドア(R5)が壊れた。客室内の気圧が下がっているので緊急降下を実施中。緊急着陸空港を検討中」と連絡が入った”
CVR筆記録には、35-36分に、「アールファイブのドアがブロークンしました。(羽田に戻ってこられますか?の問)ちょっとまってください、いまエマージェンシーディセントしてますので、えー、もう少ししたらコンタクトしますので」とあります。
上記の記載は、日航記者会見の要約を書き起こしたものと考えれば、用語を置き換えていますので合理性があります。
→”また日航機と羽田管制塔との交信でも「マヌーバーが悪い」とパイロットが報告、事故機が酸素マスクをつけたような声で「コントロール不能」と言っているのを全日空機が傍受している”(上毛新聞)
 アンコントローラブル、などの単語を邦訳しているにすぎないと考えます。
 「仮訳」とおっしゃいますが、全日空機が傍受した交信は、管制交信を聴いていればわかるものなのに、全日空の名前を出しているということは記者が足で集めたのでしょうから、邦訳してわかりやすくするためにしたものと容易に推察できます。
→このように、CVRと対照すれば、読者に(あるいは記者に)わかりやすくするために要約されていますから、その文言がないからといって、過不足を詰るのは筋違いです。

 それよりも、犯罪捜査規範や令状に基づく捜索差押に関しては、生業としているので大いに気になりますから、詳細をご教示ください。もしなんでしたら、令状発布の有無は調べられますので、確認してみましょうか?

 あとどうでもよいのですが、「警視庁本部」とはなんでしょう。「警視庁」自体が「東京都警察本部」の役割を担うため、この場合「本庁」と読み替えるべきですか?
 あるいは、警視庁が設置した捜査本部でしょうか?
 証拠品の提出先、となりますので大変重要な部分です。
 群馬県警が刑事事件として捜査本部を立ち上げたのが9月に入ってからですから、それに先だって、墜落地点でもない警視庁が捜査本部立ち上げたなら、その理由に興味があります。