Re. 123便事故について、御奨めの本を知りたい

  • 投稿No.3602 元投稿No.3544 風化させてはいけないさんへの返信
  • 投稿者:玉ノ井重孝
  • 投稿日:2024-10-01 17:25:58

『風化させてはいけない』様へ。

>専門用語を控えめにして、航空力学・物理学・工学系の知識が無い人でも読める「御奨めしたい本」は無いだろうか?

今のところ、どなたもご発言なさらないようなので、大変せんえつではありますが、以下申し上げます。

(A)森永卓郎『書いてはいけない 日本経済墜落の真相』(三五館シンシャ)
同書のおかげで、123便事件に多くの人々が関心を寄せ始めたように見えます。

(B)森永卓郎『マンガ 誰も書かない「真実」 123便はなぜ墜落したのか』(宝島社)
青山透子・監修/前山三都里《みどり》・マンガ
マンガを多用しているので、取っつきやすくなっています。

(C)米田憲司『御巣鷹の謎を追う 日航123便事故20年』(宝島社)
[特別付録]JL123ボイスレコーダー+CG映像DVD
付録のCVR音声は、テレビ放送されたものなので、当初から「改竄《かいざん》」されています。
有名な「米空軍アントヌッチ中尉証言」を、(同書によれば)全文引用しています。

(D)角田四郎『疑惑 JAL123便墜落事故 このままでは520柱は瞑《ねむ》れない』(早稲田出版)
著者が、墜落現場で見つけた「ミサイル残骸」と称する物と、入手した経緯などを述べています。

(E)宮村浩高『葬り去られた真実 日航ジャンボ機墜落事故の疑惑』(青心社)
急減圧流を放出する「安全弁」の働きをする「プレッシャー・リリーフ・ドア」について、かなりのページを割いて「事故調査報告書の問題点」を指摘しています。

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(A)(B)は今年の新刊書です。
(C)(D)(E)は、2005年/1993年/2003年に初版されています。

いずれも「一般向け」の本なので、誰でも読めます。

ただし、「>御奨めしたい本」と言えるほど、強いものではありません。

ただ単に「このような本もありますが」という程度のお知らせです。

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以下は、私の「私見」です。
(上記、著者たちの主張ではありません)。
((E)宮村浩高・著書も、ここまでは指摘していません)。

事故調査報告書の「プレッシャー・リリーフ・ドア」に関する記述には、多くのトリックがあります。

開いていない「このドア」が、「開いていた」と思わせるためのトリックです。

同書の記述を「裏読み」すると、良く分かります。

「このドアが、開いていない」とは、「急減圧流が発生していない」ということです。

事故調は、初めから「それを知っていた」のは明らかです。

ところが、いまだに「急減圧があった、なかった」と論争が続いています。

皆、事故調査委員会にだまされ、踊らされています。

しかし、無名の人間が主張しても、誰も見向きもしません。

これからも、無意味で不毛な議論が続くのは明らかです。

事故調も含め、犯人たちの「高笑い」が聞こえてきます。

『JAL123-急減圧流は存在しないと「事故調は認識している」(1)~(19)』
2016年01月19日 ~ 2016年08月26日
<(旧ブログ)21世紀は宇宙文明時代>
https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/01/19/7996032

https://21utbmjdai.asablo.jp/blog/2016/08/26/8163387