Re.(39) エルロン動いたヘの道

  • 投稿No.3200 元投稿No.3199 文系ちゃんさんへの返信
  • 投稿者:鷹富士
  • 投稿日:2024-05-07 21:38:08

文系さんへ

物理法則に基づけば、事故調報告書のDFDRに関しては、CWPはエルロンの動きを、CCPはエレベータの動きを記録している、というのが一昨年から一貫した私の主張です。
この件について、あなたが事故調報告書を支持するのは極めて不思議で、最近記した3件の私の補足説明に関してもあなたは私と見解を異にしていますが、水掛け論になるのでこれ以上の深入りはしません。

隔壁説の支持・不支持については、例えば運輸安全委員会の解説に対して言葉の羅列で否定するだけでは水掛け論の応酬で、事故調支持派と不支持派とがそれぞれのグループの中で自己満足しているだけです。具体的な数値や理論が必要です。

No.2610、2611、2612を難解と言われると説明のしようがありません。

物理法則と総称しましたが、細かく言えば、構造力学、航空力学、衝撃工学、破壊工学などの理解がないと、現象を正しく把握できません。実態は、高校レベルの物理さえ無視した主張が、事故調支持と不支持の双方で、わかりやすくて面白いから歓迎されています。
現代社会で天動説を唱えるようなものです。

衝撃に対する物体の応答は人間の五感を超えるから、理解困難なのは当然ですが、そこをクリアしないと真相がつかめません。
事故調の調査官自身も、それを理解できないから的外れの解析を行っていますし、当時の多くの専門家も理解していません。
私の印象では、報告書を書いた当時の調査官自身も隔壁説の成立しないことは認識しているが、それを超える原因をつかめなかったと思います。
先日の学会誌の紹介に私が賛成したのは、内容は別として、この程度の論文を理解することが、真相究明に必要だからです。

衝撃のうち、縦衝撃については大抵の構造力学参考書に載っていますが、横衝撃に関しては極めて稀です。気体や液体などの流体は縦波しか伝えませんが、固体は縦波と横波を伝え、さらに地震波には表面波があります。このような、固体が伝える衝撃を理解することが必要です。

異常発生直後の警報音については、No.2529の第2項で私見を述べています。

私の知る限り、フラッター説は藤田日出男氏の仮説、外部物体衝突説は角田四郎氏の仮説です。
いずれの仮説もDFDRのデータには適合しないので否定されますが、他にも誰かの説があるのでしょうか?

物証を求めることは無意味です。
仮に相模湾海底から無人機の残骸が回収されても、事故調のシナリオのとおりに垂直尾翼が破壊し、そこへ無人機が衝突しただけ、という理屈が成立します。
垂直尾翼破壊プロセスを確定することが先決です。

米田著オリジナル版のP116からP225まで10ページを下記に示します。
コピーからのスキャンなのでやや不鮮明な箇所がありますが、ご了承ください。
文庫版ではどの部分が省略されたのかも興味がありますから、照合してください。
https://imepic.jp/20240507/291330
https://imepic.jp/20240507/292100
https://imepic.jp/20240507/292770
https://imepic.jp/20240507/293360
https://imepic.jp/20240507/293870

今回はお許しを得て長文になりましたが、そのうちに短文に戻ります。