Re.(14) 天井裏の風?

  • 投稿No.278 元投稿No.276 西さんへの返信
  • 投稿者:あの時助けていただいたカレーです
  • 投稿日:2021-12-14 23:06:16

> 急減圧が起こったのは、必ず、垂直尾翼破壊の前なのですか?

隔壁に穴が開いて後部区画に流出したところで、客室内の減圧は起こり始めているはずです。
垂直尾翼等が壊れて開口部ができると、そこからさらに機外へ流出します。

もし後部区画がどこも壊れなければ、そこに空気がとどまるという事なので
客室の減圧の程度は実際より相当緩やかになるはずです。(気密が甘いところから漏れる分は流出がある)
ですが、それは圧力隔壁の開口部が小さい事を意味します。
すると「垂直尾翼等が壊れる」という事象まで無くなってしまいます。

「圧力隔壁は壊れていない」と主張する人は過去に居ましたが、
「尾翼は壊れていない」と主張する人は殆ど居ません。
尾翼が欠けてる写真もあるので「尾翼等が破損しないケース」は想定しなくていいでしょう。

後部区画に空気が充填されてから損壊に至るまでの時間は、空気の流量(穴の大きさ)に依ります。
長くても半秒ほどと書かれていたと思います。
ただ、減圧がそれなりに激しかったとしても、客室気圧が10000ftを上回って
警報装置がそれを検知するまでに1、2秒はかかるはずです。